「ちゅらさん」の舞台！沖縄県小浜島で必要な移動手段を解説

2021年2月12日更新

2001年に放送されたNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台でもある沖縄県の小浜島（こはまじま）。シュガーロードや美しい海などが人々を魅了します。「ちゅらさん」放送終了後も多くの人が訪れ、ドラマの聖地巡礼をしていく光景も島民にとっては日常となりました。

今回はそんな小浜島を効率よく巡るための移動手段と必見のスポットについて解説いたします。

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「ちゅらさん」の舞台！沖縄県小浜島で必要な移動手段を解説

小浜島とは？

サトウキビ畑が広がる面積8平方キロメートルの南国の島。人口700人足らずのサトウキビ畑が広がるのどかな光景が自慢です。空港はなく、石垣島から高速船のアクセスとなります。石垣港離島ターミナルを出発して25～30分ほどで到着。

宿泊施設は「星野リゾート　リゾナーレ小浜島」や、「はいむるぶし」などがありますよ。コンビニはなく、金融機関は郵便局が1か所あるのみ。多少不便ではあるものの、そこは島ならではののんびりとした雰囲気を考えたら仕方ないのかもしれません。

小浜島の移動手段はレンタカーやレンタルバイクがおすすめ

小浜島自体は石垣島や西表島と比べると大きな島ではないのですが、今まで述べてきたようにアップダウンがあるため、レンタカーやレンタルバイクの利用をおすすめします。なお、コハマ交通による観光バスはありますが、いわゆる路線バスはありません。観光バスの料金は大人（12歳以上）が500円、小人（6歳～11歳）が750円となっています。

レンタカーは2か所（小浜島総合案内所、レンタル屋さん結）で借りることが可能。レンタルバイクやレンタサイクルの手配もレンタカーと同じ場所で受付可能です。料金はレンタカーは１時間1500円、６時間まで5000円です。レンタルバイクは1時間800円、1日4000円で、レンタサイクルは1時間250円、1日1200円となっています。

また、レンタルKIIIカートという普通免許を持っていれば運転可能なゴーカートはコハマ交通でレンタル可能です（1時間3000円、2時間5000円）。

レンタカーでの小浜島一周観光の目安は5～6時間。

名称：小浜島総合案内所
住所：竹富町字小浜3400-38
電話：0980-85-3571

名称：コハマ交通
住所：竹富町字小浜3209-1
公式・関連サイトURL：http://www.kohama-k.com/index.html

小浜島の見どころ

出典： Midipa / PIXTA(ピクスタ)

島の玄関口、小浜港。この周辺には飲食店やお土産店「くば屋ぁ」があり、船の入港時には活気がありますよ。先述したレンタカーやレンタルバイクが借りられる小浜島総合案内所や観光バスのコハマ交通もこの付近。

出典： norinori303 / PIXTA(ピクスタ)

小浜港からスタートして反時計回りに島を一周するルートで解説します。まずは、標高99mの大岳（うふだき）へ。階段を上るのは大変ですが、ここから眺める八重山8島や、あたり一面のサンゴ礁の海は絶景と名高いです。また、ちゅらさんの碑も近くにありますよ。

ここまで登ってくるのは大変なので、レンタカーやレンタルバイクがあった方が便利かも。

出典： Tsukasuke / PIXTA(ピクスタ)

次はカトレ展望台や石長田海岸（いしなーたかいがん）でマングローブを愛でましょう。世界最北端のマヤプシキ群落があるなど、亜熱帯の環境を考えるうえで生物地理学的にも重要なポイントです。階段があるので、マングローブのすぐ近くまで降りて観察することが可能。

ここを訪れるならばカヤックや自然探検ツアーもおすすめです。

出典： Tsukasuke / PIXTA(ピクスタ)

レンタサイクル利用の場合で体力に自信があれば細崎（くばさき）海岸まで行ってみるのもおすすめです。細崎海岸からは1.5km先にある西表島が良く見えますよ。細崎へ行く道は結構アップダウンが激しいので要注意。

マンタの形をした遊具が特徴の海人公園でしばしの時を過ごすのもグッド。

出典：松岡聖 / PIXTA(ピクスタ)

細崎海岸を見学し終えたら、オヤケアカハチの森を右に眺めましょう。ここは八重山の英雄であるオヤケアカハチが隠れた森としても知られています。

そして、「こはぐら荘」こそが「ちゅらさん」の舞台となった場所。主人公の民宿として登場しますが、今は普通の民家のため、外からの見学のみOK。

このあたりが島の中心で、公民館などの公共施設、郵便局や飲食店はここに集中しています。通行人もこの付近は多いので、レンタカーで訪れる際は気を付けて走行してくださいね。