斎場御嶽(せーふぁうたき)の観光情報まとめ!

画像出典:Hideyuki KAMON

斎場御嶽(せーふぁうたき)の観光情報まとめ!

世界遺産の一つである「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」は、沖縄本島の南部にある沖縄でも1、2を争う神聖なスポットです。沖縄に訪れた方からかなりの確率で「必ず寄っておくといい」と評価される人気スポットなのですが、そこまで一体どんな魅力があるスポットなのでしょうか。気になる斎場御嶽の観光情報をまとめましたので、ぜひ沖縄観光の際に参考にしてみてください。

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目次

斎場御嶽(せーふぁうたき)の観光情報まとめ!

斎場御嶽は「御嶽」の最上位

沖縄は江戸時代まで琉球王国という独立国があったことは知られています。そのため「斎場御嶽」もそのままの読みではなく、「せーふぁーうたき」と読みます。言わば方言のようなものです。
 
この「御嶽」というのが重要で、実はこれ琉球神話の聖地。それも沖縄に計7つあるのですが、「斎場」とは最上位の意味。つまりそのまま「最上の聖地」ということになります。日本神話でいうなれば「伊勢神宮や出雲大社に匹敵するもの」と考えればその神聖さが伝わるでしょう。

斎場御嶽でパワーを得られる!?

斎場御嶽、沖縄でも有数のパワースポットとして知られています。現地には凄まじく巨大な岩が2つ聳えており、その岩間が通路になっています。これが「斎場御嶽」で一番有名なスポットなのですが、実物を見ると確かに圧巻。自然の力強さを感じるようです。

ここは聖地。静かな参拝を心がけたいところです。近隣の森はすでに神域であり、参拝時の静寂から自然のパワーを感じれることでしょう。また他にも注意点として「拝所」を背景に写真を撮るのは重大なマナー違反。慎みましょう。
 
また、力を感じたのは島の自然が作り出したこの岩間だけでなく、琉球に古くから伝わる伝説に由来してのことかもしれません。

斎場御嶽の観光情報

ここはそもそも琉球の始祖「アマミキヨ」が作ったとされています。

琉球文化の一つ琉球神道。これにはノロと呼ばれる祭女(日本神道でいう巫女さん)がおり、最高神女を「聞得大君(きこえおおぎみ)」と呼びます。斎場御嶽では、この聞得大君に就任するための儀式が行われていました。

その神聖さの一つとして、この斎場御嶽は男子禁制の土地(現在は入れます)。たとえ王様でもきちんと女装をしなければ安易に踏み入れることはできなかったとされ、聖地として徹底されています。いうなれば、現在も聖地に汚れは厳禁。ただの観光地とは思わず、現地に行く際はできるだけ綺麗な服装で行くと良いかもしれませんよ。

なお、聞得大君は現在も琉球国王であった尚家の子女が現在まで就任しています。今は史跡でしかわからない琉球文化ですが、実際に当時の役職が残っているのはロマンを感じますね。

斎場御嶽へのアクセス

斎場御嶽は那覇空港から1時間ほどで、拠点にしやすい那覇からそこまで離れていません。沖縄南部には他にも観光スポットがたくさんあるので、斎場御嶽に行った後も沖縄を十分堪能できます。十分な計画を練っていくと良さそうですね!

斎場御嶽のまとめ

沖縄を代表する聖地、斎場御嶽について紹介しました。ご覧の通り、数百年続いた信仰や厳しい掟、これから織りなされるエネルギーは計り知れません。スピリチュアルなことはあまり信じない!という方でもおすすめです。王国をあげて築かれた信仰は、時にとてつもないパワースポットを生み出すことがわかります。
 
参拝の際はマナーを守り、聖地のエネルギーをたっぷり感じてください。

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