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全国的にも有名な清流である四万十川が流れる四万十市には、自然を満喫できる体験スポットがたくさんあります。今回は、「四万十川は知っているけど、実際にどんな楽しみがあるのかわからない」という方に四万十川市の体験型観光スポットの魅力をご紹介いたします。ぜひ高知観光の参考にしてみてくださいね。

1.四万十川の観光はウォーターアクティビティが豊富

夏の暑い季節に四万十川を観光に訪れた際は、迷うことなく川でのアクティビティを楽しみましょう。四万十川は川底が見えるくらい美しく透き通っているので、泳いでいる魚たちも見ることができますよ。シュノーケルと水中メガネを持参して水中を覗きながら泳げば、時間が経つのも忘れてしまうほど。

インターネット上で水遊びマップが紹介されているので、そちらをチェックしながら街歩きをするのがおすすめ。特に市街地から最も近い佐田や、学生たちにも人気の伊才原辺りはお子様連れのファミリーで賑わっていますよ。

2.グループで楽める川下り「ラフティング」

四万十川の清流を本当の意味で満喫するなら、ラフティングがおすすめ。グループでボートに乗り、四万十川の清流を下って行きます。緩やかな場所では周りの景色を楽しみながら、濁流の部分では一致団結して四万十川の荒波を乗り越え、スリルと達成感を存分に味わっちゃいましょう。

3.インストラクターがいるから安心「カヌー」

四万十川の自然豊かな景観を眺めながら清流をカヌーに乗って下って行けば、普段の生活の中では味わえないような大自然に心が癒されます。カヌー初心者でもインストラクターが一から丁寧に教えてくれるので、直ぐに漕げるようになりますよ。所要時間はおよそ3時間で、子供でも参加可能です。

カヌーには一人乗りの「カヤック」、二人乗りの「タンデムカヤック」、三人乗りの「カナディアンカヌー」の3種類があります。家族みんなで乗るのも良し、友人同士でワイワイ盛り上がるも良し。春から夏にかけのアクティビティとしておすすめです。

4.初心者でも気軽に楽しめる「キャンプ」

四万十川と言えば川だけではなく、緑が茂る周辺の山々も魅力です。無料でキャンプを楽しめる「四万十川キャンプ場」は、給水施設や移動式トイレも完備。キャンプ初心者の方でも快適にアウトドアを楽しめちゃいます。

「キャンプの里 かわらっこ」にはキャンプサイトがいくつかあり、初心者向けから上級者向けまでレベル毎に分かれているのがポイント。テント設営場所のすぐ横に車を駐車できるので、キャンプ道具一式を持参する場合でもとても便利ですよ。

5.車いすでも乗れる、定期便型の「屋形船」

四万十川の自然を満喫するのにぴったりなのが屋形船クルージング。四万十川では「美里乗船所」から定期便が出ており、三里沈下橋をくぐって進んで行くコースがあります。なお、屋形船は車椅子でも乗船可能。時間さえ合わせれば当日予約なしでも乗れますよ。

三里沈下橋はドラマのロケ地としても有名なので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかも？橋の両サイドに手すりは付いておらず、なかなかスリリングな橋なんですよ。

6.昔ながらの伝統漁法を教えてもらう「川漁師体験」

四万十川で昔ながらの伝統漁法を体験してみませんか？四万十楽舎では、川漁師さんの案内のもと木造舟に乗って川漁を楽しめます。体験後には捕れたエビや魚をすぐに頂ける上、お土産として家に持ち帰ることできるのだとか。夏休みの思い出作りに、ぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみましょう。

7.全国屈指の天然ウォータースライダー「滑床渓谷キャニオニング」

キャニオニングは、岩場を体ひとつで下るアクティビティのこと。まさに天然ウォータースライダーです。なんと四万十川の滑床渓谷キャニオニングは、全長40mで全国トップクラスの規模を誇るそうですよ。小学校高学年からチャレンジ可能ですので、ぜひ家族みんなでトライしてみましょう。

ただし、岩場は滑るうえ思った以上のスピードが出るので、インストラクターからしっかり滑り方を学ぶこと。くれぐれも怪我には注意しましょうね。

8.パパやおじいちゃんと一緒に楽しめる「北の川沢歩き」

四万十川の支流「北の川」では沢歩き体験ができます。小さなお子様からお年寄りまで楽しむことができるとあって、休日は家族連れで大賑い。清流なので、川の中を泳ぐ魚の姿をはっきりと見ることができ、カニ獲りなども楽しめちゃいますよ。

沢歩きに必要な道具は全てレンタルできるため、手ぶらで行けるのもうれしいポイント。夏季限定の体験ツアーをお見逃しなく！

9.えびの習性を学びながら楽しむ「川えび伝統漁法」

出典： MIKO／PIXTA(ピクスタ)

昔から四万十川には、「たまえび」と言う伝統的な網を使った漁法があります。川漁師さんが丁寧にやり方を教えてくれるので、初心者でも楽しみながら学べます。川えびの習性を利用した昔ながらの漁法のため、洋服はずぶ濡れになることもあるのだとか。着替えも忘れずに持参きましょう。

捕れたえびは塩ゆでにして味わうことができます。自分で捕ったえびを自分で食べるわけですから、美味しくない訳がありません。料理として楽しみたい方は、その場で唐揚げをリクエストしてみましょう。四万十川の恵みを口いっぱいに楽しめますよ。

10.のんびりした川下り「フロートラフト」

フロートラフトは、ゴムボートに乗って川をゆっくり流れるように下るアクティビティ。カヌーやラフティングに比べ、のんびり楽しむことができるのが特徴です。午前と午後ではコースが変わるので、両方を体験するのがおすすめですよ。艇数に限りがあるため事前予約は必須。急流下りのようには濡れないため、冬期でも体験できます。対象年齢は5歳以上と小さなお子様でも楽しめます。

11.宝探し体験ができる「石の楽習」

四万十川には「蛇紋石」と呼ばれる石があります。「石の楽習」は、その蛇紋石を探す宝探しのような体験プログラム。蛇紋石を探す時は磁石を使うのですが、これがとにかく子供たちに大人気なんです。

「蛇紋石おじさん」と呼ばれるガイドさんに石の歴史や種類を説明してもらいながら探して行くので、とても良い勉強になると好評なのだとか。見つけた蛇紋石は紙やすりで磨き、お土産として持ち帰ることができます。キラキラに磨かれた不思議な石は、四万十川でしか見ることができない貴重なものですよ。

12.四万十川で楽しむ「ツガニ獲り」

美味しいカニといえば「上海カニ」や「ズワイガニ」をもい浮かべる方が多いかと思いますが、その上海カニやズワイガニよりも美味しいと言われているのが四万十川に生息する「ツガニ」。捕獲されたツガニはそのほとんどが高知県内で消費されてしまうため、全国には出回わらない珍しいカニなのです。

四万十川では、その「ツガニ捕りを体験」を楽しめるんですよ。ツガニは夜行性なので、夕方に仕掛けをしてから早朝7：00に回収に行くだけ。簡単な作業で幻のツガニを捕ることができるなんて夢みたいだと思いませんか？捕ったツガニは新鮮なうちに頂くのがおすすめ。濃厚な味にきっと感動しますよ！

13.日本を代表する清流で楽しむ「川釣り」

もちろん、四万十川にも釣りを楽しめる場所がありますよ。清流でしかお目にかかれないウグイやオイカワは、ぜひ一度釣ってみたいですよね。釣りの基本は早朝に行くこと。せっかく日本屈指の川で釣りをするのですから、一番釣れる時間帯に行かないと本質を楽しむことはできませんよ。ちなみに、道具一式は四万十学舎でレンタル可能です。

◎まとめ

四万十川が日本一綺麗な川ということは既にご存知かと思いますが、こんなにたくさんの体験プログラムがあるなんて驚きですよね。一週間ステイしてようやく遊びきれるくらいのボリュームと言っても過言ではありません。お年寄りからお子様まで楽しむことができる場所なので、夏の家族旅行におすすめですよ。

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