魅惑の観光地・函館の絶景5選！写真映えするスポットをご紹介

北海道新幹線も開通し、ますます訪れやすくなった魅惑の観光地・函館。函館朝市をはじめとするグルメスポットだけではなく、絶景の宝庫でもあるのです！函館の絶景と言えば、日本三大夜景の1つに選ばれた函館山からの夜景が思い当たる方が多いとは思います。しかしそれだけにとどまらないのが、函館の真の実力です。季節を問わず美しい風景を演出してくれる道もあれば、この季節だからこそ味わえる絶景もあり、それぞれ見せてくれる表情が異なります。そこで初めての函館旅行という方でも絶対に外さない、至高の絶景スポット5選をご紹介！言葉では言い表せられないほどの絶景があなたを待っていますよ。

1. 函館山

もうこれは定番中の定番と言っても過言ではないでしょうか。函館山から望む夜景は日本三大夜景のうちのひとつにも数えられた、必ず立ち寄っておきたい観光スポットです。ハートの夜景を見つけると結ばれる、という伝承もあります。恋人とハート探しをしてみましょう。絶景を鑑賞する第一のポイントは冬に訪れること。寒い時期のほうが空気が澄んでいるのでより鮮明な景色を見られますよ。冬季は車道が通行止めになるためロープウェイからの登頂をおすすめします。

第二ポイントは、雨上がりの時間帯。雨が止んだ後は空気が澄んでいるので遠くまでよく見渡せるということ。こればっかりは運がつきもの、狙え目は夏の夕立の後ですよ！夜景が有名で、ハートの夜景を見つけると結ばれる、という、伝承まであるくらいなのですが、実は昼間も絶景には変わりありません。その時間による景色の移ろいを眺める、というのもひとつの案ではないでしょうか。

2. 五稜郭公園・五稜郭タワー

函館の有名観光地のひとつ、五稜郭。五稜郭公園と五稜郭タワーに大まかに分かれていますが、やはり絶景を楽しむのであれば五稜郭タワーに登ることをおすすめします！せっかく五稜郭に行くのであれば、是非とも訪れていただきたいのは桜の季節。五稜郭公園が桜の木々に覆われ、この時期にしか見られないピンク色に染まります。春風とともに心地よい香りまで運び、訪れる人々の心をなごませてくれるでしょう。

ちなみに、北海道の春は本州に比べてかなり遅く、ゴールデンウィーク付近にずれ込むこともしばしば。桜を見に行きたいと3月末に函館旅行の計画を立ててしまうと、ちょっと期待と違った結果になってしまうかもしれません。でも、五稜郭タワーからの星形のユニークな景色はいつ見ても変わりありませんので、ぜひとも堪能しに来てみてください！

3. 金森赤レンガ倉庫

金森赤レンガ倉庫をはじめとする赤レンガ倉庫群、そして赤レンガ倉庫群を照らす夜のライトアップ、運河に映るその姿……どれをとっても、ここが日本だとは思えないような、そんな異国情緒あふれる街並みを、こちらのベイエリアでは体験できます。

倉庫群は外から見てももちろん絶景として楽しく、街歩きするだけで旅行気分が盛り上がること間違いなしのエリア。倉庫の中は現在は改装され、お土産などの購入が可能です。買い物をしながら、オシャレな気分も味わえるということもあり、カップルの姿も多く見受けられます。そして、カフェやジンギスカンのお店なども点在。こちらで夕方から過ごして、ディナーを食べて、そして外に出ると美しいライトアップが待っていた……なんていう美しいストーリーも描けてしまいます！

4. 八幡坂

「八幡坂」の景色をどこかで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。これまで様々なテレビCMなどのロケ地となってきた場所です。石畳の道が海まで続き、そしてその奥には対岸の街並み、緑の山々、そして青い空。こんな絶好なロケーションが、人々の自然の営みの中で形成されただなんて、にわかには信じがたいくらいです。

そして、冬には「はこだてイルミネーション」というイベントでライトアップもされるということで、これはまたとない絶景に巡り会えるチャンスでしょう。そんな絶景とあわせて、幸運にも粉雪が舞い始めたら……それは、ロマンチックな絶景となることでしょう。

5. 旧函館区公会堂

「旧函館区公会堂」は、こちらも言わずと知れた絶景スポットのひとつ。こちらの絶景ポイントはふたつに分けることができます。1つ目はこの建物自体が絶景であるということ！ブルーグレーとイエローの外装という、まさにハイカラなカラーリングが施されており、当時の綺羅びやかな雰囲気をそのまま残しつつ、そして人々が使い込んできたその建物の機能美もまた美しさを演出してくれています。その建築意匠設計がそのまま現代に残り続けているというのは、全国の建築物の中でも希少とのことで、国の重要文化財として指定されるに至っています。

2つ目の絶景ポイントはバルコニーからの見晴らし！こちらの旧函館区公会堂は、坂道の多い元町エリアの坂の頂上の位置しているということから、バルコニーからは函館の街並みと海を一挙に眺めることができるのです。建築ファンにとっては、この建築自体が内装も込みで絶景なので、もしかしたらバルコニーの建築ばかり見てしまうかもしれないのですが、忘れず外の眺めもチェックしてみてください。きっと思い出に残る景色が眼前に広がることでしょう。

※旧函館区公会堂は、耐震補強を含めた保存修復工事のため休館中です。再オープンは2021年4月ごろの予定となっています。

◎まとめ

函館の絶景はどの坂道をとっても、どのベイエリアの風景をとっても、「絶景」というキーワードが似合う街と言えるでしょう。今回ご紹介した5選はもちろんですが、函館を訪れた際はぜひ「自分だけのお気に入りの絶景スポット」を探してみてくださいね！