名称:岡崎公園
住所:愛知県岡崎市康生町561
公式・関連サイトURL:http://okazakipark.com/index.htm
岡崎市は旧三河国のほぼ中央に位置する市で、面積は愛知県第3位。徳川家康が生まれた地として知られており、家康にゆかりのある史跡や寺社などの観光スポットがたくさんあります。また、市内には一級河川の矢作川(やはぎがわ)が流れ、豊かな自然も感じることができる町です。
江戸時代から受け継がれている岡崎の味「八丁味噌」を味わうのも、岡崎観光には欠かせません。とにかく目いっぱい遊びたい!という人にも満足できるスポットが岡崎市にはたくさんあります。岡崎市を訪れたら足を運びたい魅力的な観光地15スポットをご紹介します。
目次
岡崎市の観光スポット15選!歴史を学び自然を感じて思いきり遊ぼう
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1.歴史と自然を感じよう「岡崎公園」
岡崎城の跡地を公園として整備した「岡崎公園」は、岡崎市を代表とする歴史と文化の公園。2000本ものソメイヨシノが天守閣を彩る桜の名所として有名で、「日本さくら名所100選」に選定されています。
夜間はライトアップされた幻想的な夜桜観賞を楽しめます。岡崎公園や乙川河川敷にはたくさんの露店が並んでにぎわうので、お祭り気分を味わえますよ。4月には「岡崎の桜まつり」が開催され、いろいろなイベントが企画されています。
2.史跡めぐりの最初に訪れたい「三河武士のやかた家康館」
岡崎公園内にある歴史観光資料館「三河武士のやかた家康館」は、家康および三河武士に関連する資料や館蔵品・寄託品などが展示された、わかりやすく歴史が学べる資料館。三河武士の源流から家康の祖先である松平氏の歴史、75年を生きた家康の一生など、時代ごとに8つのテーマに分かれています。
ここでは、戦国時代に使われていたものと同じ重さの甲冑をかぶることができたり、槍を持てたりと、体験しながら歴史に触れることができるんです。甲冑はとにかく重くて、一体これを装着してどうやって戦っていたのだろう?と驚くばかり。昔の人の体力の強靭さには感心させられます。そして、もうひとつの見どころが、関ヶ原の戦いの様子を再現した可動式ジオラマです。
岡崎市で家康ゆかりの歴史スポットへ向かうなら、まずはこの資料館に足を運ぶのがおすすめ。しっかりと勉強して予備知識を入れてから史跡を巡ると、岡崎の観光がより一層充実したものになりますよ。
名称:三河武士のやかた家康館
住所:愛知県岡崎市康生町561
公式・関連サイトURL:https://okazaki-kanko.jp/point/3
3.岡崎市の歴史文化の象徴「岡崎城」
岡崎市の看板であり、「日本100名城」にも選定されている「岡崎城」は、徳川家康が産まれた城として知られています。明大寺の土地に西郷稠頼が城を築き、1531年に家康の祖父である松平清康が現在の場所に移してからは「岡崎城」と呼ばれています。家康は父・広忠が殺され、人質として今川氏の支配下にありましたが、1560年の桶狭間の合戦で今川義元が戦死した後、再び岡崎城へと拠点を移しました。
現在、天守閣は歴史博物館として整備されています。天守閣からの眺めが良いのはいうまでもありませんが、岡崎公園内にあるため公園から見るお城の景色もとても素敵です。歴史に興味がある人も、自然に親しみたい人も、有意義な時間を過ごせる空間です。
名称:岡崎城
住所:愛知県岡崎市康生町561
公式・関連サイトURL:https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/okazakijo/top
4.岡崎市でも知名度の高いスポット「大岡越前守陣屋跡」
愛知県岡崎市にある大岡越前守陣屋跡。忠相が一万石の大名になった時に置いた陣屋で本人は住んだことがないとか。 pic.twitter.com/vEMB6zmYui
— とうかんす (@anthem_acid) September 9, 2015
時代劇のテレビドラマで馴染みのある「大岡越前」。「大岡越前守陣屋跡」は大岡家の陣屋が置かれていたところです。大岡家はもとも大名の家ではありませんでしたが、数々の功績から吉宗が一万石を与えて大名に昇格させました。
立派な門構えや白壁は往時の雰囲気を彷彿させ、庭園で散策しながら大岡忠相の功績をしのぶことができるでしょう。領地が各所に分かれていたなどの理由により、大岡越前が実際に訪れることはなかったようですが、知名度が高い観光スポット。「岡崎観光きらり百選」「岡崎観光文化百選」にも指定されている史跡です。
名称:大岡越前守陣屋跡
住所:愛知県岡崎市大平西町
公式・関連サイトURL:https://okazaki-kanko.jp/point/458
5.蓮の時期に行こう!「伊賀八幡宮」
「伊賀八幡宮」は1470年(文明2年)、松平四代・親忠が、松平家の氏神として子孫繁栄と家運長久を祈願するため、伊賀の国から三州額田郡井田村へ遷宮したのが起源。将軍家が崇敬し、大きな戦いに挑む際には家康も必ず参詣したと伝えられています。
当初の社殿は燃失しましたが、1636年に三代将軍家光が再建。庭園には蓮池が2つあり、初夏には蓮の花を楽しむことができます。朝陽が徐々にあたってきらめく蓮の花は、「伊賀八幡宮」を訪れる目的になるほど美しいことで知られています。
名称:伊賀八幡宮
住所:愛知県岡崎市伊賀町東郷中86
公式・関連サイトURL:http://www.igahachimanguu.com/
6.松平家・徳川家の菩提寺「大樹寺」
「大樹寺」も徳川家と縁の深いゆかりの地。桶狭間の戦いで敗れた今川軍についていた家康は、大高城からここ、大樹寺に戻りました。先祖のお墓の前で自ら命を絶とうとした家康を思いとどめさせたのが、このお寺の住職であった登誉上人だったと伝わります。
愛知県岡崎市 大樹寺 駐車場 売店#五平餅 #八丁味噌 #味噌 #東海地方懐かしの味 pic.twitter.com/uPYX0DltPl pic.twitter.com/GFbRRHl29B
— Y.G(読み:わいじー、なまえ:ごとうゆうき) (@ygygygyg2507) March 4, 2017
大樹寺は1475年に創建された松平家・徳川家の菩提寺。境内にある小さな五平餅屋さんは、美味しくて有名!注文してから焼いてくれるのでちょっと待ちますが、できたての五平餅が食べられますよ。是非ご賞味あれ!
名称:大樹寺
住所:愛知県岡崎市鴨田町字広元5-1
公式・関連サイトURL:http://home1.catvmics.ne.jp/~daijuji/index.html
7.安産祈願で有名「六所神社」
「六所神社」は、徳川家康誕生時に産土神として拝礼されたと伝わる徳川家代々の崇敬が篤い神社。5万石以上の大名だけが上ることを許されたという石段を進むと、重要文化財に指定された真っ赤な楼門があらわれます。現在の社殿や楼門などは三代将軍徳川家光が造営したもの。この楼門や本殿の色彩はとても鮮やかで、当時の豪華絢爛さが彷彿されます。
安産の神様として有名な六所神社は、無事に出産すると初宮参り、続いて七五三参り、成人してからは厄除けと、人生の節目に訪れる参拝客の多い神社です。
名称:六所神社
住所:愛知県岡崎市明大寺町耳取44
公式・関連サイトURL:http://www.rokushojinja.com/
8.家康が学問に励んだ「法蔵寺」
「法蔵寺」は、徳川家康が幼いときに手習いや漢籍などの学問にいそしんだといわれる由緒ある寺院。家康ゆかりの松や井戸、桜などをはじめ、硯箱・硯石・手本・机など、家康が小さいときに使用した愛用品が残っています。
「御草紙掛けの松」は、家康が幼少期に法蔵寺の庭に植えた松と伝えられています。手習いのおり草紙を掛けたことから、時代を経て人々に親しまれてきました。代々受け継がれてきたこの松は、地元の方々の有志により植えられた4代目の松です。
法蔵寺は岡崎の中心部からは少し離れた場所にあり、境内はとても静かで風情を感じることができるスポット。境内に、新撰組隊長・近藤勇の首塚があることでも有名です。
名称:法蔵寺
住所:愛知県岡崎市本宿町寺山1
公式・関連サイトURL:https://okazaki-kanko.jp/point/487
9.「おかざき世界子ども美術博物館」EBアートのオリジナル作品を作ろう
1985年5月に開館した「おかざき世界子供美術博物館」は、世界初の本格的なこどもの美術博物館。いろいろな角度から感性豊かに芸術を学ぶことができるよう、館内は「考える・見る・作る」という3つのゾーンで構成。見るゾーンでは、ピカソ、モネ、山下清など有名な画家が子供時代に描いた作品や、約6万点近い世界中の子供たちの絵を展示しています。
1番人気は、EBアート教室です。「EB」というのはELECTRON-BEAM(電子光線)の頭文字から名付けたアートのこと。石膏板に描いたあと、樹脂をかけて光を照射することで、陶画のように固く、色彩鮮やかに仕上がります。コースターや風鈴、カップやお皿など、オリジナリティ溢れる作品を作ってみませんか。大きさによって、300円~2000円程度で体験できますよ。おかざき世界子供美術博物館は、芸術作品を直接感じて、体験できるスポットです。
名称:おかざき世界子ども美術博物館
住所:愛知県岡崎市岡町鳥居戸1-1
公式・関連サイトURL:https://okazaki-kanko.jp/point/426
10.桜のトンネルがすばらしい「伊賀川の桜並木」
「伊賀川」は岡崎城のすぐ西側を流れる小さな川。堤防は散策が楽しめるよう遊歩道として整備され、ソメイヨシノが植えられています。
桜の開花時期は3月下旬~4月上旬で、特におすすめのお花見スポットは伊賀町あたり。伊賀八幡宮の近くではアーチのように枝が広がり、桜のトンネルを満喫することができます。岡崎城と並ぶ市内の桜名所として有名で、桜まつりの期間中はライトアップも実施。夜桜が美しく、夜の散歩コースとしても人気があります。
名称:伊賀川の桜並木
住所:愛知県岡崎市伊賀町
公式・関連サイトURL:https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/guide/30
11.くらがり八景を探そう!くらがり渓谷
本宮山県立自然公園内にある「くらがり渓谷」は、四季折々の魅力たっぷりの渓谷。春は鮮やかな新緑と野鳥のさえずり、夏は澄み渡った清流、秋は渓谷を赤や黄色に染める紅葉、冬は渓谷沿いのハイキングコースを登った山頂から南アルプス連峰や三河湾が一望できるなど、シーズンごとに違った自然美を見られます。
「くらがり八景」という渓谷の中のすすめスポットを探しながら、ゆっくりと散策してみるのも楽しみのひとつ。「不動の滝」「さるとび岩」など、小一時間ほどのハイキングコースで八景を見つけてみましょう。ほかにも、マス釣りやマスつかみ、トレッキング、自然観察などを楽しんだり、手ぶらでバーベキューもOK。キャンプやデイキャンプはもちろん、コテージやログハウスなども完備しています。
名称:くらがり渓谷
住所:愛知県岡崎市石原町字牧原日影3-1
公式・関連サイトURL:http://www.kuragari.jp/index.html
12.国内最大級の恐竜のモニュメントがある「岡崎市東公園」
「岡崎市東公園」は、敷地面積約27万平方メートル、なんと名古屋ドーム5個分という広大な公園。春の桜、初夏のハナショウブやアジサイ、紅葉の名所としても知られており、秋には公園一帯が紅く染まります。「あしのべ池」周辺の紅葉が池に映し出される風景は絶景!四季折々で美しい景色を見られます。
園内にある入園無料の動物園は家族連れに人気!ポニーに乗ったり、ヒツジやヤギ、モルモットなどと戯れることができる「ふれあい広場」は子供たちが大好きなエリア。時計塔前広場には、恐竜のモニュメントが5体!なかでも、高さ14mのブラキオサウルスは国内最大級です。そのほか、花菖蒲園、旧本多忠次邸や、世尊寺などもあります。駐車場も無料なので、気軽に遊びに行けますね。広大な広さの東公園へ行くときは、運動靴やスニーカーを履いていくのがおすすめです。
名称:岡崎市東公園
住所:愛知県岡崎市欠町字大山田1
公式・関連サイトURL:http://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1107/1149/p006023.html
13.童心に帰ろう「岡崎市南公園」
東公園と同じく「岡崎市南公園」も市営の公園。東が動物園なら南は遊園地!南公園も入園や駐車場は無料です。園内を一望できる観覧車やメリーゴーランド、ティーカップに子供汽車など、60円~100園程度で楽しむことができます。お得な回数券もあるので、アクティブな子供たちにはありがたいですね。
交通広場には、交通等の設備や施設が置かれたミニ市街地が造られています。ゴーカートに乗りながら、交通についてわかりやすく学べますよ。ほかにも運動広場、プール、テニスコートなどがあり、家族全員で楽しむことのできる健康的な総合公園になっています。
名称:岡崎市南公園
住所:愛知県岡崎市若松町萱林1-1
公式・関連サイトURL:http://minamipark.com/
14.安全にこだわったぶどうを満喫「駒立観光ぶどう園」
駒立のぶどう農家7軒が集まった「駒立観光ぶどう園」は、東海随一の規模を誇るぶどう狩り園。美味しいぶどうを届けるために、なるべく天然の肥料を多く使用。草刈なども可能な限り手作業で行うなど、農薬を使う回数を少なくする努力を続けてきました。人気のぶどうは、デラウェア(種なしぶどう)と巨峰。制限時間なしの食べ放題で、なんとお土産つき!
ハウスが常設されているので、お天気に左右されずぶどう狩りを堪能できます。週末や祝祭日は駐車場が満車で入園できない場合もあるため、早めに行くようにしましょう。ここでは、ぶどう狩りだけではなく、バーベキューやゴーカート、アスレッチックや川遊びなどレジャー施設も整っているのが魅力です!
名称:駒立観光ぶどう園
住所:愛知県岡崎市駒立町
公式・関連サイトURL:http://mikunien-okazaki.com/
15.八丁味噌の郷「カクキュー」お味噌をたくさん味わって!
岡崎市最後のおすすめスポットは、八丁味噌の「カクキュー」です。「八丁味噌」の由来は、三河国八丁村。岡崎を代表する味として全国に知れ渡っています。カクキューは江戸時代初期から約400年の歴史を持つ蔵元で、本社事務所と「八丁味噌の郷」史料館は「国の有形登録文化財」として登録されています。
カクキューでは、二夏二冬かけてじっくり熟成して八丁味噌を製造しています。味噌蔵は現在のものと旧味噌蔵があり、ガイドさんつきの工場見学が無料!お味噌汁の試飲やこんにゃく田楽の試食ができたり、試供品がもらえたりと、かなりお得な見学コースで人気があります。営業は土日のみですが、併設されている味噌煮込みうどん専門の食事処は、風味豊かな味噌煮込みうどんが好評。売店では、キャラメルっぽい味がするという味噌ソフトクリームを販売しています。お味噌とバニラの絶妙なハーモニーを味わってみませんか。
名称:八丁味噌の郷「カクキュー」
住所:愛知県岡崎市八帖町字往還通69
公式・関連サイトURL:http://www.kakukyu.jp/
◎まとめ
岡崎市は史跡の街だと思ってた、という方は少なくないと思います。岡崎は史跡や歴史スポットはもちろんのこと、自然や花々、公園・遊園地・動物園、アミューズメント、アート、ご当地グルメまで、目いっぱい楽しめるところ。無いものはない!というぐらい、さまざまな魅力があふれる岡崎市へ訪れ、多彩な観光スポットで楽しんでくださいね。
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