新型コロナウィルス感染症の発生状況を踏まえ、プレ運行の開始を5月から延期していた「東京BRT」が、2020年10月1日よりプレ運行を開始しました。今回のプレ運行は、虎ノ門ヒルズから新橋、勝どき地区を経由し、晴海BRTターミナルまで約5キロのルートをつなぐものです。
2022年にはさらにルートを広げて運行予定。東京湾岸の新たな交通手段に注目です。
目次
新たな連接バス「東京BRT」が東京・虎ノ門ヒルズ~晴海で暫定運行開始!
BRTとは?
BRTとは「Bus Rapid Transit」(バス高速輸送システム)の略で、車両の長さがおよそ2倍ある連接バスを一部の車両に採用。PTPS(公共車両優先システム)バスレーンと組み合わせることでLRT(新型路面電車)やモノレール並みの速達性、定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステムのことです。
今はまだプレ運行なので連接バスもごく一部の運転ですが、2021年の東京オリンピック開催時にはその輸送力を発揮するでしょう。
東京BRTのルートと運賃は?
虎ノ門ヒルズから新橋、勝どきを経由して晴海BRTターミナルまでの全長約5kmの路線です。運賃は都営バスと同じ220円。京成バスが運行します。SuicaやPASMOなどの交通系ICカードも使えますよ。
※時刻表、運賃などの詳細は、TOKYOBRTサイト をご覧ください。
※プレ運行開始にあたり、(公社)日本バス協会の新型コロナウィルス感染予防対策ガイドライン等に基づき、感染防止の体制を整えています。
2022年度にはもっと路線が伸びる予定!
このプレ運行を経て、来夏に予定されている東京2020大会後には、臨海副都心や豊洲市場を結ぶ路線を、さらに2022年度以降には、選手村跡地を通る路線を拡大し、本格実施としていく予定です。開発が進む臨海部の交通アクセスを改善し、都心部を快適につなぐ公共交通の重要な新規ルートとなりますよ。
未来の交通機関としてふさわしいBRTから目を離せないですね!
提供:PR TIMES
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