留萌に来たら体験してほしい!おすすめ観光スポット&イベント9選

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留萌に来たら体験してほしい!おすすめ観光スポット&イベント9選

北海道の地図を見ると、実は日本海側にある町は意外に少ないことにお気づきになるでしょう。そんな数少ない都市の中で、ニシン漁で有名な留萌市(るもいし)は、約2万の人口を抱える、留萌管内の中心都市です。北海道の日本海側沿岸には、「ニシン番屋」と呼ばれる、かつてニシン漁でお金持ちとなった人々による建物があります。そしてスポーツの世界では、2度の首位打者を獲得し「小さな大打者」として活躍した元ヤクルトスワローズ監督、若松勉さんの出身地でもあります。今回は、そんな留萌の観光スポットや観光イベントに焦点をあてて紹介します。

目次

留萌に来たら体験してほしい!おすすめ観光スポット&イベント9選

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1.留萌観光案内所

観光で留萌をまわるなら、まず「留萌観光案内所」に行くことをおすすめします。この「留萌観光案内所」はJR留萌駅のほど近くにあり、利用にとても便利です。

案内所の内部には留萌の特産品や観光名所や観光イベント、食事処、そして宿泊施設など、留萌の観光に関するあらゆる情報がつまっています。留萌の観光客にとっては、まさに、困ったときの駆け込み寺のような存在です。

特に人気のテイクアウトグルメは、南留萌産米ななつぼしを使い、具にカズノコの佃煮や留萌産の糠ニシンを入れ、稚内の「宗谷の塩」で味付けした「磯むすび」。ぜひ味わってみてください!

こちらでは数の子をモチーフにした留萌のゆるきゃら、KAZUMOちゃんグッズにも出会えますよ。あれもこれも見ているだけでもウキウキしてくる留萌の観光案内所。無料駐車場も完備しているので、ぜひ一度、気軽に立ち寄ってみてください。

2.千望台

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留萌に来たら、まずは観光のはじめに留萌の街を眺めてみませんか?「千望台」は、留萌の街からみて南にあり、海抜180mの丘にある展望スポットです。「日本の夕陽百選」に選ばれている夕陽が水平線に沈むその様子は、言葉に表すことができないほどの美しさです。

目の前には雄大な日本海が広がり、その向こうには天売島、焼尻島が見えるほか、天気がいい日は利尻島も眺めることができます。日が沈み、夜になると満点の星空とともに留萌の夜景を楽しめますよ。留萌に来たことを実感できる観光スポットです。

3.黄金岬

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「黄金岬」は留萌市海岸の黄金岬海浜公園にあります。実は北海道には他にも「黄金岬」と名のつく岬はいくつかありますが、一般に「黄金岬」というと留萌にある「黄金岬」を指すことが多いくらい有名な観光スポットです。

この岬の特徴のひとつとして、岬を取り囲む奇岩が挙げられます。単調になりがちな海岸線も留萌の「黄金岬」は複雑な海岸線を持っており、地球の力が作り出した自然の芸術美を見ることができますよ。

そして、なんといっても素晴らしいのは夕陽でしょう。太陽が水平線に沈みゆくにつれて、赤、青、黄、紫など、様々な色彩を帯びた光が空と雲、そして大海原を素晴らしいグラデーションで染め上げていくのです。その光景は、季節や温度、湿度、雲の量や形状など、自然界における様々な要素が複雑に絡み合うことで生み出されるもの。「日本一の落陽」と称される、美しい光景を見ることができますよ。留萌に来たら、絶対に外すことができない観光スポットです!

4.礼受牧場

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札幌方面から通称「オロロンライン」と呼ばれる国道231号線を北上し、留萌方面に向かうと右手に大きな風車が建ち並んでいる地帯があります。日本海からの強い西風を利用した風力発電です。大きな風車が建ち並ぶその光景は、どこか日本離れしていて、映画の中の世界に飛び込んでしまった印象を観光客に与えます。

その風景と共にある「礼受牧場(れうけぼくじょう)」は、留萌市中心部から南に3kmほど南にある丘の上の牧場です。牧場からは広大な日本海や南西方面に暑寒別岳、北には天売島、焼尻島などを眺められます。

なんといっても、ここの牧場の一番のおすすめは、レストラン「トリム」で食べるアイスクリーム。とても濃厚な味わいでおいしいです。その他、トマトジュースと甘えびを使ったこの牧場の名物「オロロンラーメン」を味わえます。また、海を見ながら、広い丘の上で食べるアイスクリームは格別の味。おいしいアイスクリームを食べたいなら、絶対に素通りできない観光スポットですね。ぜひ食べに来てください!

ちなみに、レストラン「トリム」の営業は、毎年4月から10月ごろまでとなっていますので、寒さのある時期に観光したい方は、事前に確認することをおすすめします。

5.留萌市海のふるさと館

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留萌は昔からニシン漁が盛んな街として知られてきました。その意味で、留萌と海は切っても切り離せないほどの密接な関係にあります。

そんな留萌市が1989年に建設した博物館が、この「留萌市海のふるさと館」です。館内は1階が留萌市の歴史や文化、伝統芸能などの展示品が数多く展示されているほか、2階にはレストランや展望ラウンジとなっており、日本海はもちろん、遠くは暑寒別岳、天売島、焼尻島なども臨むことができます。留萌観光に来たらぜひ一度、お立ち寄りください。

この「留萌市海のふるさと館」ですが、一年中開館しているわけではありません。開館時期は4月末ごろから10月末ごろまでとなっています。観光の際はぜひ事前にご確認を。

6.ゴールデンビーチるもい

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道北最大級の海水浴場である「ゴールデンビーチるもい」は、道内有数の透明度を誇る全長1kmほどの海水浴場です。場所は「黄金岬」などの近くにあり、毎年多くの観光客でにぎわいを見せています。

そしてここのビーチには、キャンプサイトも併設されていますよ。市街地中心部にも近いため、買い物にも便利。また、テント張りが大変だという方には、バンガローの利用も可能です。シーズン中はトーイングチューブでマリンスポーツも楽しめますよ。北海道の夏は短いため「ゴールデンビーチ」の開設期間も短いのですが、夏に留萌へ観光を検討している方なら、ぜひ遊びにきてほしいビーチです。

7.るもい呑涛まつり

夏を留萌を彩る一大イベントが「るもい呑涛(どんとう)まつり」です。この祭では「前夜祭」と「本祭」がそれぞれ7月末に、また「盆踊り」が8月中旬に行われます。

「前夜祭」では、たくさんの出店とともに、ステージでのイベント、豪華景品のあたるじゃんけん大会や抽選会、そして、圧巻なのはフィナーレを締めくくる花火大会です。約1,000発の花火が夜空に舞い上がりますよ。大輪の花火が留萌の海を照らしながら咲くその光景は素晴らしいです。前夜祭だけで十分に盛り上がるのですが、それだけではとどまらない盛り上がりを見せるのが「るもい呑涛まつり」のすごさ。

翌日の「本祭」では、10数基の「やん衆(しゅう)あんどん」が市内の目抜き通りを練り歩きます。「やん衆(しゅう)」とは、かつて留萌でニシン漁に携わる人々のことですが、巨大な「やん衆あんどん」が街中を照らし出すと、街の盛り上がりは最高潮に達します。そして、あんどんと一緒に街を練り歩くのは、約400人もの「はねと(跳人)」たち。はねとたちの乱舞があんどん行列を盛り上げます。

8月に行われる「盆踊り」では親子で踊る「親子盆踊り」や、なんと仮装して踊る「仮装踊り」もあります。祭りといえば屋台。子供も楽しい縁日屋台のほか、留萌の海産物をふんだんに取り入れたグルメ屋台には、きっと大人も満足してもらえるでしょう。

「るもい呑涛まつり」で、短い留萌の夏を思いっきり楽しんではいかがでしょうか。悪天候にも負けない留萌の漁師たちの心意気、ぜひ肌で感じ取ってください!

8.留萌海岸花火

夏の風物詩といえばたくさんがありますが、やはり欠かすことができないのが花火ですよね!「ゴールデンビーチるもい」では毎年夏になると、土曜日に花火大会が開催されます。夜8時から始まり、5分から10分間程度の花火大会ですが、この花火が始まると留萌も夏真っ盛りのムードに包まれます。

駐車場はゴールデンビーチや黄金岬など、数々の観光スポットなどの駐車場が無料開放されますので便利ですよ。花火で夏の留萌を楽しみましょう!

9.「うまいよ!るもい市」

新鮮で豊富な海産物に恵まれた留萌。留萌の海の幸に期待する観光客にうってつけの観光イベントが、「うまいよ!るもい市(いち)」です。毎年5月から7月ころに数回開催されるイベントで、地元でもたくさんの人が開催を楽しみにしている人気のイベントです。

この豊かな海からの恵みをみんなで堪能する「うまいよ!るもい市」は5月、6月、7月の各月下旬の週末に行われますが、新鮮な海産物の直売や浜焼きコーナー、そして大人にも大人気のグルメ屋台などを楽しむことができる留萌ならではの観光イベントです。

楽しさが盛りだくさんのこのイベントですが、なんといっても目玉企画はウニやホタテ、甘エビなど海産物の取り放題企画、名付けて「もってけ!目玉企画」です。制限時間は1分で浜値でその値段が決まるのですから、これは行くしかないですよね!ちなみに朝から整理券の配布が始まりますので、お早めの来場をおすすめします。

◎まとめ

これまで、留萌の観光スポットや観光イベントについてご紹介してきました。古くから漁港の街として発展してきた留萌は、海にまつわる観光スポットや観光イベントが盛りだくさんです。

留萌までは札幌からだと通称「オロロンライン」と呼ばれる、日本海側沿いに走る国道231号線を利用すると迷わずに来れますし、旭川方面からですと電車での移動もできます。アクセスしやすい点も留萌の魅力のひとつです。

ぜひ一度、留萌に遊びに来てくださいね。たくさんの新鮮な海産物や料理、美しい絶景、そしてたくさんの出会いが、あなたを待っていますよ。

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