SNSでシェアしたい！岩手県雫石町のオススメ観光スポット10選

西側は秋田県と隣合わせである雫石町（しずくいしちょう）。岩手県3大ジェラートのうち2店舗が雫石町にあることから、スイーツ好きな人も多く訪れる町です。そんな雫石町には、乳製品で有名な小岩井農場をはじめ、四季を通して自然を満喫できる施設や観光名所が盛りだくさん！そこで今回は、春夏秋冬とバラエティに富んだ岩手県雫石町の観光スポットをお届けします。

1.明治から雫石を支え国の重要文化財となった「小岩井農場歴史的建造物」

雫石町の人気観光施設と言えば「小岩井農場」。スーパーでよく見かける小岩井乳業製品は小岩井農場の工場で作られていることでも有名です。そんな有名な雫石町にある小岩井農場は、歴史的建造物があることでも有名なんです。

明治時代に実際に使われていた馬車鉄道を走るトロ馬車は、現在、観光用に乗車することができ、小岩井牧場ならではの、のどかな牧草地をゆっくりと眺められます。そのほかにも平成28年に重要文化財に指定された歴史的建造物群も一見の価値がありますよ。

2.春の桜が凛と咲き誇る「小岩井農場の一本桜」

岩手県雫石町小岩井農場の牧草地にある一本桜。雫石町七ツ田の弘法桜と同じエドヒガン桜で、約100年ほど前に植えられたと言われています。雪がまだ残る岩手山を背景に、どこまでも広がる牧草地。その中にひとりで凛と立ち、柔らかな春の陽射しを浴びて咲き誇る姿は、見応えがあります。

雫石町観光に訪れた人が必ず撮影をしていくシチュエーションですよ。雫石町民からも愛されているこの景色は、新雫石十四景に選ばれています。私有地なので、観光で訪れる際にはルールとマナーに気を付けましょうね。

3.自然と触れ合いながら身体を動かす！「小岩井農場のまきばで遊ぶ」

雫石町の小岩井農場では、生産地ならではの手作り体験施設や、乳業工場の製造ライン無料見学など観光にぴったりの施設が盛りだくさん。オリジナル工作キットは農場の木材を利用しているので、自然の木々のぬくもりを感じられます。

他にも、広大な敷地ならではの、体を思いっきり動かせるアトラクションが魅力的です。透明のボールに入って遊んだり、トランポリンなどのアトラクションがある遊びの広場など、冬場も遊べる施設が盛りだくさん。また、無料のアスレチックもあり、ボールやバドミントンを持ち込んで遊ぶこともできます。

農場観光から遊びまで、自然と触れ合いながら自由自在にエンジョイできる観光スポットです。

4.春夏秋冬のイベントが詰まった「小岩井農場のイベント」

雫石町の冬季シーズンは観光できない施設やイベントもありますが、11月からは、雫石町にある小岩井牧場で東北最大級のイルミネーション「小岩井ウインターイルミネーション」が楽しめます。

「小岩井ウインターイルミネーション」は20時までと遅い時間まで楽しめるので、朝から夜まで一日遊べちゃう観光地がこの小岩井農場です。冬には珍しい花火の打ち上げもあるので、イベントは要チェック。牛乳やソフトクリーム、バーベキューなど小岩井農場ならではのイベントもあります。

冬季シーズン以外にもイベント豊富なのが、雫石町にある小岩井牧場の魅力の一つ。夏季には大型望遠鏡の観測ドームも公開しており、晴天時には太陽の黒点観察もできますよ。夜の星空イベントもあるので、雫石町の清々しい空気を味わいながら星空を楽しめるのも夏の観光の魅力です。

5.英国風の庭と幻想的なイルミネーション「フラワー＆ガーデン森の風」

「フラワー＆ガーデン森の風」は、雫石町にあるホテル「森の風鶯宿」の併設施設として、2014年7月26日にオープンしました。

「フラワー＆ガーデン森の風」はイギリスで毎年行われている、格式の高いチェルシーフラワーショーで金賞を受賞した、石原和幸氏が手掛けています。国内最大級の広さを誇る、本格的な雫石町のガーデニング庭園です。

庭園は、メインガーデン、チェルシーガーデン、スイーツガーデンなどの複数のエリアに分かれ、雫石町の四季折々の美しい彩りを楽しめます。その美しさに深い感動とやすらぎを感じることのできる、雫石町の人気観光スポットです。

庭園には誰でも入園が可能なので、ふらっと観光に立ち寄っても大丈夫。冬には幻想的な30万球の電飾が飾る美しさが魅力的なガーデンイルミネーション、毎週土曜日には花火の打ち上げもあり、昼夜問わず楽しめます。お花が好きな方、ガーデニングに興味がある方には特にオススメできる雫石町の観光スポットです。

6.絶景の芝ざくら「花工房らら倶楽部」

「花工房らら倶楽部」は、小岩井駅から車で7分の場所にある、花工房らら倶楽部。雫石町にある東北最大級の花の直売所です。"カタログに載ってないような珍しい苗を、安い値段で"をモットーに運営されています。

三千坪近くの広大な敷地には、花苗を販売する直売所、農家レストラン、芝ざくら丘、イングリッシュガーデンや植物棟、クリスマスローズガーデンがあります。この中でも、特に有名な雫石町の撮影スポットになっている芝ざくら丘。花が見頃の5月中旬には丘の全面がピンク色で埋まります。

また、ヨーロッパなどから種や苗を直接仕入れた品種を自家農場で栽培しています。それらの自作の花は市場を通らないので、雫石町観光に訪れた人が安価で購入することも可能です。ガーデニンググッズも豊富なので、お家のガーデニングにより力が入りますね。

敷地内にある農家レストランでは、雫石地区の地産地消の郷土料理が中心。時期によっては食べ放題のメニューも実施しています。らら倶楽部ならではの無添加フレッシュジュースや調味料（ハーブ塩・コショウ）、赤いばらの紅茶をご堪能ください。

7.江戸時代から愛されるエメラルドグリーンの秘湯「国見温泉」

古くは南部藩の湯治場として栄えたほど、効能豊かな湯治場である雫石町の国見温泉。緑の薬湯として、雫石町の地元民や観光客に親しまれています。

源泉はほぼ無色透明。温度が下がるにつれて、森林と同じ緑色になっていくという不思議なお湯です。湯花の量が豊富なことも特徴。冬期に貯めた湯花は、春の開湯時に販売もされており、購入する観光客も多いです。

四季の自然美あふれる雄大な森林に囲まれて、のんびりと静養するに最適な雫石町。雫石町に来たら必ず訪れてほしい観光スポットです。

8.SNSにシェアしたくなる絶景「鹿倉橋と国見の紅葉」

「鹿倉橋と国見の紅葉」は国見温泉の周辺にある広大な原生林。この辺りは雫石町の中でも、赤色から黄色までの色とりどりの紅葉が楽しめる絶景ポイントです。特に鹿倉橋をバックに望む紅葉の木々は、その鮮やかさに感嘆の声が漏れるほど。

鹿倉橋を渡った先に、国見温泉を楽しめる観光地があるので、温泉に行く途中でこれらの紅葉を愛でることができます。この雫石地区で様々な場所で紅葉を見ることができますが、橋と一緒になっている景観はここだけです。雫石町へ観光に訪れたら寄ってほしいスポットです。

また鹿倉橋近くには、道の駅「雫石あねっこ」で体験できる橋場温泉もあります。うっすらと鶯色の濁りがあるアルカリ性の源泉と、つるつるとした触り心地が特徴的です。日帰り温泉なので、雫石町観光帰りに訪れるのもオススメですよ。

9.日本の原風景を思い起こさせる「逢滝」

雫石町で、夕滝とあわせて雫石十四景に選ばれている逢滝（おうたき）。鶯宿温泉（おうしゅくおんせん）の温泉街を徒歩で抜けて、大滝大明神の鳥居をくぐると、水の音が聞こえてきます。そのまま音の方へ進むと視界が開いた場所、川辺の近くに出ます。そのまま歩くと出会う滝がこの逢滝です。

この美しい水が流れる滝の見どころは、何と言っても神々しいその見事な景観。日本の原風景を感じる、水量豊かな滝です。マイナスイオン溢れる清々しい自然に、思わず感嘆の声が漏れます。また、紅葉のシーズンには、雫石町にいながら、まるで違う世界に迷い込んでしまったような美しさに圧倒されます。

滝壺はかなり深く、釣り人が時々、釣り糸を垂らしている風景が見られることも。雫石十四景に選ばれている理由が分かります。雫石地区オススメの観光スポットです。

10.雫石町の歴史を見つめ続けてきた天然記念物「七ツ田の弘法桜」

桜の名所として観光に訪れる人も多い雫石町の中でも、最も押さえておきたい雫石町の観光スポットはこの七ツ田の「弘法桜」。推定800年の樹齢と言われているこの大木は、弘法大師が杖にしていた桜の枝を突き刺したものが根付いたことが始まりと、この雫石町に伝えられています。

その歴史はとても古く、北関東一の古い桜です。毎年、見事な白花を枝いっぱいに咲かせる姿は、とても老木とは思えません。開花期間中はライトアップも行われるので、夜桜を楽しむ人も多い雫石町の観光スポットです。

◎岩手県雫石町のオススメ観光スポットまとめ

春は岩手県雫石町は有数の素晴らしい桜の木々、夏は青空に映える新緑、秋は神々しいほど色鮮やかな紅葉の木々、そして冬には雪が積もる地域ならではの「いわて雪まつり」と、一年中が観光シーズンの雫石町。

雫石町はついつい、SNSで写真をシェアしたくなる場面に遭遇しますよ。おひとりさまで、友達とで、家族で、様々なシチュエーションに合わせて観光が楽しめるこの岩手県雫石町。是非、雫石町に観光にいって、雫石町の素敵な空間をぜひみんなにシェアしてみましょう！

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