会津若松・東山温泉のおすすめ観光スポットを紹介します!

画像出典:kattyan / PIXTA(ピクスタ)

会津若松・東山温泉のおすすめ観光スポットを紹介します!

会津若松市の中心部から車で10分の「東山温泉」は、竹久夢二や与謝野晶子にも愛された歴史ある温泉街。全国から観光で訪れる方もたくさんいる福島県の観光地です。観光では歴史情緒溢れる街並みと豊かな自然の中で、さらさらの温泉に浸かって心も身体も癒すプランがおすすめです。「会津若松城」として有名な鶴ヶ城や武家屋敷などの観光スポットもあり、東山温泉や会津若松の歴史に触れる観光の旅や、季節ごとに異なる風情を楽しむ観光ができます。

目次

会津若松・東山温泉のおすすめ観光スポットを紹介します!

1.東山温泉

「東山温泉」は会津若松市の中心部から車で約10分という、アクセス便利な温泉街です。歴史は奈良時代の僧・行基によって発見された1,300年前までさかのぼります。発見されて以来、会津藩士御用達の湯治湯として栄えてたり、明治大正時代には墨客も逗留するなど、多くの人々に愛されてきました。今でも全国からたくさんの観光客が足を運ぶ、由緒と伝統ある観光地です。

東山温泉はさらさらとした肌触りが特徴の硫酸塩泉。豊富な自然に囲まれています。もちろん露天風呂もあるので、東山温泉の自然の風景を堪能しながら温泉に浸かることもできますよ。温泉街にはたくさんの温泉宿が軒を連ねているので、おすすめの温泉宿を厳選しました。中には日帰り入浴可能な温泉もあるため、日帰り観光でも東山温泉を十分に楽しめます。

①「向瀧」会津藩からの歴史を感じられる文化財の旅館

出典: TAKEZO / PIXTA(ピクスタ)

江戸時代から続いている老舗旅館「向瀧(むかいたき)」。源泉かけ流し100%の温泉は泉質も良く、温泉専門家からのお墨付きを得ています。「源泉かけ流し認定風呂認定」と「温泉施設の構造物認定」の授与式はテレビでも放映されました。昔の湯治場の雰囲気を感じるつくりになっている内湯「きつね湯」と、同じ内湯でありながらその解放感から露天風呂気分が味わえる「さるの湯」との2つの内湯があります。

無料貸し切り家族風呂もあるので、大浴場が苦手な方や小さなお子さん連れでも安心です。また、四季によってメニューを変えている料理も好評で、地元の旬な食材を使用した会津の郷土料理を味わえます。化学調味料は使用していないため、身体に優しいですよ。料理の美味しい宿として雑誌にも取り上げられました。

②「いろりの宿 芦名」囲炉裏料理を楽しめる旅館

「芦名(あしな)」では源泉かけ流し100%の内湯と露天風呂、そして囲炉裏で食事が楽しめる旅館です。貸し切り風呂として利用できる日もあるので、東山温泉観光の際には予約することをおすすめします。食事はこの旅館の名前の通り囲炉裏を囲んで味わうのが特徴。人数や用途にあわせて7つの囲炉裏が用意されているので、観光気分が盛り上がりますよ。

囲炉裏の炭火で余分な油が落とされ、あっさりと食べられる会津地鶏や「JAあいづブランド牛」を炭火で味わえます。時期に合わせて鴨やジビエなども登場するので楽しみがより増すでしょう。客室や宿泊プランは観光の目的や予算に合わせて選ぶことができますが、料理とのセットプランがおすすめです。

③「御宿東鳳」展望露天風呂が楽しめる温泉宿

「御宿東鳳(おんやどとうほう)」には2種類の展望露天大浴場があり、日帰り利用の場合女性は「宙の湯」、男性は「棚雲の湯」に入浴することができます。宙の湯には階段状に重なった浴槽がいくつかありますが、地上11mの高さに突き出したように造られた湯船がおすすめです。まるで東山温泉の景色の中に浮いたような気持ちで温泉に浸かれます。

棚雲の湯は浴槽の深さが異なる湯船があり、半身浴や寝ころがりながら温泉に浸かれる寝湯が楽しめます。東山温泉のパノラマ風景をぐるっと展望しながら浸かる温泉は開放的ですよ。アメニティやタオル、バスタオルの無料レンタル付きです。

また、女性専用のパウダールームもあるので、観光の途中に訪れても心配ありません。昼食付き日帰りプランや夕食付日帰りプランもあることから、東山温泉と一緒に美味しいグルメを堪能できるのも魅力的です。この二つのお風呂は時間によって男女入れ替え制のため、宿泊すると両方のお風呂に入ることができます。

④「自家源泉の宿 原瀧」珍しい自家源泉の温泉宿

「原瀧(はらたき)」は日帰り入浴可能な温泉宿。自家源泉かけ流しが自慢の温泉です。大浴場は千人風呂と言われる広さで解放感があります。露天風呂からは四季折々の景色を楽しむことができて、名前の由来でもある滝も眺めることが可能です。

また、この宿では日帰り入浴でも貸し切り温泉を利用することができます。貸し切り露天風呂は4つあり、お好みのタイプを選ぶことが可能。青森ヒバを使用した湯船や、信楽焼の丸い湯船など趣向をこらした空間となっています。無料レンタルタオル付いているので、東山温泉観光の途中に手ぶらで訪れることができますよ。自然に囲まれた温泉にゆっくり浸かれば、身体の芯からほぐれてリラックスできるでしょう。

⑤「庄助の宿 瀧の湯」パワースポットとして有名な伏見ヶ滝に隣接する旅館

「瀧の湯」は東山温泉発祥の湯。日帰り入浴可能も旅館です。大浴場その壱は湯川の渓流沿いに「伏見の湯」があり、窓越しに川の流れを間近に見ることができます。「庄助ひのき風呂」と「庄助桶風呂」も楽しめますよ。大浴場その弐では「庄助風呂」から「伏見ヶ滝」を見渡すことが可能です。また、「庄助ひば風呂」も利用できます。

露天風呂その壱の「瀧美の湯」は、その名の通り滝を見ながらゆっくりできるお風呂。至近距離で滝を眺めながら入浴することができます。おすすめの露天風呂です。露天風呂その弐の「古の湯」には花春酒造から譲り受けた酒の巻釜を用いた「庄助酒風呂」も併設されています。日帰り入浴が利用できる時間帯は季節によって異なるため、事前に問い合わせしましょう。

2.羽黒山湯上神社

「羽黒山湯上神社」も東山温泉同様、行基によって開かれた神社です。約1,300年前からはじまるその歴史は、会津の中でも古くからあるもの。行基が3本の足をもつカラス、八咫烏に導かれて開山したという由来は、出羽三山の羽黒神社(出羽三山神社)の由来と似ていて、同じ倉稲魂命を主祭神として祀るなど深いつながりをもっています。

1225段ある階段は往復1時間ほどかかりますが、元気のある方はぜひ観光の際に本殿まで登り参拝して欲しい神社です。毎年元日に開催されている「東山羽黒山元朝まいり」では、降り積もった雪の中、東山温泉の地元の方や観光客がその階段を登って参拝しています。

3.会津武家屋敷

出典: TAKEZO / PIXTA(ピクスタ)

「会津武家屋敷」は会津藩家老西郷頼母の屋敷をはじめとして、歴史的建造物の集合した屋外博物館です。東山温泉や周辺地域の歴史、日本の歴史を知ることができます。

会津藩家老西郷頼母は幕末の会津藩を支えた家老です。西郷家は代々会津藩で家老を務めていました。1700石取りという高い家柄で、お屋敷は広さも造りも立派なものです。室内には当時の生活様式が再現されています。全部で38の部屋があり、畳の枚数は328枚という数字からも、規模の大きさが感じらるでしょう。

他には中畑村の陣屋を移築復元した「旧中畑陣屋」や、千利休の次男・小庵の茶室を再現した「嶺南庵麟閣」、白川藩の米を精米所を移築復元した「藩米精米所」といった歴史的建造物を見学することができます。資料館にも歴史的建造物が利用され、館内には歴史的な資料が数多く展示されていますよ。

手作り体験館では伝統民芸品の赤べこや、会津のお正月の縁起物として欠かせない起上り小法師の絵付けといった、会津若松・東山温泉ならではの体験が可能。東山温泉のお土産や思い出作りに最適の観光スポットです。食事処や東山温泉・会津若松の特産品を販売している売店もあるのでチェックしてくださいね。

◎まとめ

会津若松は観光地としても人気です。東山温泉は昔から会津若松の奥座敷として愛されてきました。会津観光と併せて散策したり、温泉に浸かったりできるおすすめの観光地ですよ。東山温泉に宿泊をして、東山温泉と会津若松周辺の観光スポットを巡る方もたくさんいます。ぜひ東山温泉に足を運んでみましょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

会津若松市でおすすめの記事

会津若松市のアクセスランキング