■地域
山形県/庄内・鶴岡・酒田・新庄・山形市・蔵王・天童・米沢
■旬
9月〜12月
美しい自然に囲まれ、果物や野菜を中心とした特産品を多く持つ山形県。山形の食材を活かした郷土料理はどこか懐かしく、食べる者の心をほっこりさせてくれます。また一方でラーメンの消費量が全国第1位でもある山形県は麺文化も盛ん。多様な山形県のご当地グルメをご紹介します!
山形県の食文化について
さくらんぼで有名な山形ですが、実はラーメンとこんにゃくの消費量が日本一な県でもあります。
またラーメンが愛されるようになった背景にはそばが人気だったということもあり、そば街道などがあるほどそばも愛されているんです。
さらに古くから親しまれているB級グルメもあり、食べ歩きを楽しむのにもぴったりの街といえます。
水がおいしいため、山形でしか栽培できない日本一の枝豆も有名です。
芋煮
「芋煮」は、山形に古くから伝わる郷土料理です。
その名のとおり里芋をメインにした煮物料理で、シンプルな煮汁で野菜や肉を豪快に煮込むのが特徴。
最近はメディアでも紹介され、知名度を上げています。
地域や家庭によって味付けは異なりますが、山形では〆にカレールーを加えて楽しむのが定番です。
材料も里芋以外はさまざまですが、牛肉、こんにゃく、ネギなどがメインになります。
おすすめポイント!
芋煮は山形が有名になりましたが、山形以外の東北地方や新潟県の北部、福島などでも親しまれている料理です。
秋になると東北のあちこちでは、家族や親戚、友人などと河川敷で芋煮を食べる「芋煮会」が行われ、秋の風物詩のひとつになっています。
芋煮以外にも食べ物やお酒を持ち寄って楽しむ様子は、まさに「秋のお花見」といえるでしょう。
体があたたまる食材たっぷりの芋煮は、短い秋を楽しもうという、郷土愛にあふれた料理なのです。
山形ラーメン
「山形ラーメン」は、山形県を発祥とするご当地ラーメンの総称です。
味付けなどはさまざまですが、醤油ベースのスープに中華麺が入ったものが多いのが特徴。
そぼくでどこか懐かしい味わいのラーメンです。
山形ラーメンには、「米沢ラーメン」「赤湯ラーメン」「酒田ラーメン」「とりもつラーメン」「冷やしラーメン」などのさまざまなラーメンがあります。
おすすめポイント!
日本全国で愛されているラーメンですが、実は全国で一番ラーメンの消費量が多いのが山形県なのです。
山形はもともとそばどころでしたがラーメンの歴史も古く、1923年の関東大震災で被災した横浜中華街の華僑の人々が、屋台でラーメンを提供するようになったのが始まりだとされています。
またスープも麺も冷たい夏でも食べられる「冷やしラーメン」があるおかげで、夏でもラーメンの消費量が落ちないとされています。
これだけラーメンが愛されているということは、味も折り紙つきということです。
日本一ラーメンが愛されている土地で、ぜひラーメンの食べ比べを楽しんでみてください。
■地域
山形県/庄内・鶴岡・酒田・新庄・山形市・蔵王・天童・米沢
■旬
通年
どんどん焼き
「どんどん焼き」とは、粉ものでつくられたソウルフードです。
全国各地で親しまれていますが、山形のどんどん焼きは、箸にくるくる巻かれています。
生地には海苔や魚肉ソーセージ、紅ショウガなどが入っていて、お好み焼きのような味わい。
お祭りの屋台ではとくに人気の一品で、手にもって手軽に楽しめます。
おすすめポイント!
山形にはどんどん焼きの専門店がいくつかあり、それぞれ個性にあふれています。
生地ひとつとっても、ふわふわからもちもちのものまで幅広く、手軽に食べれるサイズから軽食代わりになるボリュームのものも。
ベーシックなソースやしょうゆ味以外にも、チーズや明太子、マヨネーズ、納豆、カレー、トマト、ピザ、たまごなど、味やトッピングも多種多様です。
一度食べたら病みつきになること間違いなしなどんどん焼きを、ぜひ御賞味ください。
■地域
山形県/庄内・鶴岡・酒田・新庄・山形市・蔵王・天童・米沢
■旬
通年
だだちゃ豆
「だだちゃ豆」は、山形県鶴岡市でしか栽培されない枝豆です。
一般的な枝豆とは味がまるで違い、濃厚な甘みと独特の風味をもっていて「枝豆の王様」とも呼ばれています。
一口噛むと甘みが口いっぱいに広がり、うまみを感じられるでしょう。
だだちゃ豆の栄養面は、一般的な枝豆とほぼ同じですが、うまみ成分の一種であるアラニンと糖類の一種であるスクロースは、枝豆よりも多く含まれています。
これらの成分により、甘みやうまみを感じられるのです。
また塩茹ですると味が強くでるため、しっかりとした味を感じたいときは塩茹でして食べるのがおすすめですよ。
おすすめポイント!
だだちゃ豆は、鶴岡市白山地区で収穫されます。
この地区はマメ科の成長に欠かせない根粒菌が好む痩せた砂地で、さらに近くを流れる湯尻川から立ち上がる朝もやがだだちゃ豆を潤し、おいしさを封じ込めているとされているんです。
この地方特有の気候と土地でなければ、おいしく育ちません。
日本一の枝豆と名高かっただだちゃ豆ですが、昔の輸送技術では遠方まで運ぶことができず、山形でしか食べられない幻の枝豆でした。
味がおいしくなる8月中旬になると、今でも直売所では究極の味を求め行列ができています。
現在ではクール便などで食べることもできますが、とれたてのものをぜひ味わってみてください。
■地域
山形県/庄内・鶴岡
■旬
6月〜8月
玉こんにゃく
「玉こんにゃく」は、山形のソウルフードです。
丸い形のこんにゃくを醤油で煮て串に刺し、カラシを少し塗っていただきます。
「玉こん」という略称で親しまれ、山形の夏の風物詩のひとつ。
素朴な味わいが人気で、観光地や催事場、お祭りなどでもなくてはならない食べものなんです。
おすすめポイント!
玉こんにゃくはなぜ丸いのか、ということについては諸説あります。
・食べやすいよう、丸くしてある
・串で刺しやすいよう、丸くしてある
・最初に玉こんにゃくを作った人が、こんにゃく糊を手で丸めて作っていたため
・ダシがこんにゃく全体に、満遍なく染み込むようにするため
正確なルーツは定かではありませんが、食べやすく、味が染みやすいように工夫されていることに間違いはありません。
玉こんにゃくは、カロリーゼロでおつまみにもぴったりです。
山形を訪れた際は、ぜひ食べてみてください。
■地域
山形県/庄内・鶴岡・酒田・新庄・山形市・蔵王・天童・米沢
■旬
通年
板そば
「板そば」は、主に山形県内陸部で食べられているおそばです。
板状になった木箱に盛られているのが特徴。
麺は太くて固めの歯ごたえで、噛むほどにそばの味と風味を楽しめます。
また美味しい湧き水を使って作るため、そば本来の味をしっかり味わえるのも魅力です。
おすすめポイント!
山形には、「そば街道」や「そばの郷」というものが17も存在しています。
絶品のそばを味わおうと、全国からたくさんの人が訪れているんです。
そば屋が軒をつらね、お祭りなども開催されています。
もちろん板そばも豊富で、本格的な老舗からリーズナブルに味わえるお店までさまざまです。
人気店ばかりなので混雑が予想されますが、そば好きなら一度は食べておきたいお店ばかり。
おいしいお蕎麦を食べたいなら、ぜひ本場山形を訪れてみてください。
■地域
山形県/庄内・鶴岡・酒田・新庄・山形市・蔵王・天童・米沢
■旬
通年
さくらんぼスイーツ
山形といえば、さくらんぼの名産地です。
見た目もかわいく、優しい甘さなのが人気になっています。
そんな山形では、さくらんぼを使ったスイーツのカフェが豊富。
パフェやソフトクリーム、ジェラート、パンケーキ、タルト、ゼリー、チョコなどさまざまなものが提供されます。
新鮮なさくらんぼが使われたスイーツを味わえるのは山形だけ!
ぜひ宝石のようなさくらんぼを味わってみてください。
おすすめポイント!
さくらんぼがお好きなら、さくらんぼ狩りもおすすめです。
旬は夏ですが、5月から11月頃はさまざまな果樹園でさくらんぼが食べ放題。
カフェが併設されている果樹園も多く、オリジナルのスイーツも味わえます。
さくらんぼ以外のフルーツもたっぷりのスイーツは、見た目も華やかです。
絶品スイーツと旬のさくらんぼ狩り、自然のなかで贅沢なひと時を過ごしてみてください。
■地域
山形県/山形市・蔵王・天童・庄内・鶴岡
■旬
5月〜7月
まとめ
山形県は、麺類や素朴な郷土料理、B級グルメやさくらんぼなど、直接訪れて食べてみたいグルメにあふれています。
現地のおいしいお水でいただくお料理は特に別格。
ぜひ訪れてみてください。
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