【鎌倉グルメ旅2020】茶房雲母で極上の白玉を味わおう!

【鎌倉グルメ旅2020】茶房雲母で極上の白玉を味わおう!

「茶房雲母(さぼう きらら)」はJR鎌倉駅西口から歩いて約10分のところにある、ピンポン玉のような巨大白玉が有名な甘味処です。駅を出て「銭洗弁財天」や「源氏山公園」方面に向かって歩いていると、閑静な住宅街の中にそっと佇むお店を見つけることができるでしょう。白玉というシンプルなスイーツですが、多くの人を引き付け、長い行列に並んでまで食べたいと思わせる魅力はどこにあるのでしょうか?この記事の中で徹底的に検証したいと思います。※写真はイメージです

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【鎌倉グルメ旅2020】茶房雲母で極上の白玉を味わおう!

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「茶房 雲母」の基本情報!

鎌倉グルメの中心地は小町通ですが、前述した通りこのお店は少し繁華街から離れた普通の住宅街の中にあります。店構えはごく普通の民家ですが、いつも店の前に行列ができていますので、見逃すことはないでしょう。

週中の営業時間は11時から18時00分までで、土曜日・日曜日・祝日は10時30分から18時までとなっています。いつでも開いているというのは旅行者にとって心強いですが、念のために前日に電話を入れて営業しているかどうかを確認しておくのもいいかもしれませんね。

土日は2時間待ち、平日でも1時間待ちが普通ですので、余裕をもって到着することをお勧めします。

「茶房 雲母」の人気の秘密はココ!

前述の通り、鎌倉グルメの中心地から少し距離があり、長い列に並ばなくてはいけないにもかかわらず、多くのお客さんから愛され続けるには、なにか理由があるに違いありません。

「茶房 雲母」の基本ポリシーは「お客さまに気持ちよく過ごしていただくこと」だそうですが、それがどのように体現されているのか、人気の秘密を見てみましょう。

人気の秘密 その①「居心地のいい空間」

外観は普通の民家ですが、内観は別世界です。
竹取物語をイメージして設計された店内は、日本人好みの和のイメージを表現していて、長い行列を待った後のお客さんを優しく歓迎してくれます。

店内は黒と白を基調としたデザインで、お花やかわいい小物、さらには竹取物語の世界に出てきそうな宮廷簾などが上品に飾り付けられていて、目で楽しむことの出来る要素がたくさんあります。

さらに、座席も二人掛け、四人掛けのテーブルが用意されていて、カップルでも家族連れでもゆっくりくつろぐことができるでしょう。四人掛けのテラス席も一つ用意されているので、開放的なスペースでスイーツや楽しいおしゃべりを楽しむことができるはずです。

「お客さまに気持ちよく過ごしていただく」というポリシーは建物の設計にもよく表れていて、居心地のいい空間でゆっくりと時間を過ごすことができるのは人気の秘密ですね。

人気の秘密 その②「もてなしの心」

「もてなしの心」を持つということは、どれだけ相手のことをよく理解しているかということでもあります。

長い行列で長時間待ったお客さんに、白玉を食べる前にどのように穏やかな心を持ってもらえるか、甘い物を中心に食べるお客さんが、どうすれば最後まで美味しく食べてもらえるか、そうした店主の「もてなしの心」がこのお店のサービスの中の随所に表れています。

例えば、注文するとすぐに半月盆に乗せられて「季節の生花一輪」「お漬物」「シロップ」が運ばれてきます。注文した料理が運ばれてくるまでに、お花を見ながら穏やかな気持ちに、そして爽やかな気持ちになってもらいたいという店主の気持ちがよく表れています。

そして、甘味処なのにお漬物、これは甘い白玉のために口の中が甘ったるくなった時に、漬物の塩辛さでリセットし、また新鮮な味覚で白玉を食べて頂きたいという気遣いの表れです。

食後にはこぶ茶が提供されますが、これは甘くなったお口の中をこぶ茶のほのかな塩辛さで洗い流し、さっぱりした状態で帰ってもらいたいという思いやりです。

こうしたささやかな「もてなしの心」が、長い間多くの人から愛されている秘密なんですね。

「茶房 雲母」のおすすめメニューはこちら

前述のように、「茶房 雲母」は巨大白玉が人気のお店です。
でも白玉が大きいことだけが人気の理由ではありません。そのバリエーションやコンビネーションも人気の秘訣なんです。

まず一番人気は「宇治白玉クリームあんみつ(850円)」、そして次に「白玉クリームあんみつ(850円)」や「白玉フルーツクリームあんみつ(950円)」も好評メニューです。二種類の味を楽しみたいという欲張りさんには「くずきり+白玉きなこセット(1,100円)」も準備されているのが嬉しいですね。

ではこれからおすすめメニューをそれぞれ順番に紹介していきたいと思います。

(※記事内の金額は2020年3月時点のものです)

おすすめメニュー その①「宇治白玉クリームあんみつ」

これから紹介するすべての白玉に共通する点ですが、このお店では作り置きなどせず、お客さんの注文が入ってから白玉を丸めて茹でるという徹底したおもてなしを続けています。いつでも出来立てが食べれるのは本当に嬉しいですね。

さてこの「宇治白玉クリームあんみつ」ですが、「巨大白玉」の名前に負けないほど大きな、まるでピンポン玉のような白玉が5つがところ狭しと器の中にかわいく収まっています。

宇治茶のつやつやした緑色の白玉が4つ、そしてノーマルの白い白玉が1つ、さらにアイスクリームのボールが1つ器の淵に沿って並べられ、真ん中にはあんこのボールが上手に盛られています。テーブルに届いてパッと見た瞬間に思わず笑みがこぼれるような、そんなかわいらしいスイーツです。

緑色の白玉には粉末の抹茶が練り込まれとても風味がいいですが、さらに抹茶の香りを十分に堪能できるように、特製の「抹茶シロップ」が付いているのも魅力です。

注文を取ってから茹で始めているため、すべての白玉から湯気が立ち上っていて、ふんわりあったかな食感を楽しむことができます。並んでいる白玉の下側には、みつまめ、寒天、杏子などの定番具材も入っていて、味わいに花を添えています。

おすすめメニュー その②「白玉フルーツクリームあんみつ」

出来立てホッカホカ、モッチモチの白玉が5個、ボリュームよく盛られています。色の関係でしょうか、白い白玉だけが並んでいる方が、抹茶の緑白玉にくらべてより大きく感じます。

白玉のほかに、きれいにカットされたフルーツが添えられていますが、リンゴ、キウイ、みかん、さくらんぼなど、見た目にも味にも鮮やかさが加わりますね。そして、真ん中には黒い宝石「あんこ」と白い宝石「アイス」がドーンと盛られていて、このスイーツの全体的な安定感を与えているのが憎いところ。

上から「黒蜜」をかけてお召し上がりください。白玉のほんのりとした温かさ、黒蜜の上品な甘さ、フルーツの爽やかさ、あんこやアイスの甘さ、それらの要素がお口の中で混然となって至福の瞬間です。

おすすめメニュー その③「くずきり+白玉きなこセット」

最後に紹介するスイーツはこちら、「くずきり+白玉きなこセット」です。
白玉ときな粉は黄金のコンビネーションですが、それと一緒にさっぱりしたくずきりも食べたい、そんな欲張りな方にお勧めなメニューです。

まず「白玉きな粉」ですが、きな粉の中に埋もれてしまっている5個の大きな白玉の上にそっと黒蜜をかけ、よくなじませた後に白玉を一つ口に運ぶと、きな粉の優しい甘み、黒蜜の深い甘さ、そして白玉のもちもちとした食感がお口の中に広がり、味の三重奏を楽しむことができます。

くずきりの方はと言うと、お椀の中に薄く切られたくずきりがふわっと泳いでいて、その上にミカン、サクランボ、そして清涼感を出すために氷が添えられています。食べる時にかける蜜は「黒蜜」と「抹茶蜜」があり、好みに合わせて選択することができます。くずきりの冷たくてつるんとした食感と蜜の上品の甘さの相性をお楽しみください。

「茶房 雲母」へのアクセス方法

「茶房 雲母」の最寄り駅は「JR鎌倉駅」となっています。

東京駅から行く場合は、まず「JR横須賀線・久里浜行」に乗車し、乗り換えなしで「鎌倉駅」で下車。トータルで1時間ほどかかります。

また登戸駅から行く場合は、「JR南武線・川崎行」に乗車し、「武蔵小杉駅」で下車、その後「JR横須賀線・逗子行」に乗車し「鎌倉駅」で下車します。乗り換えの時間を入れて、トータルで1時間30分ほどで到着します。

「JR鎌倉駅」から徒歩での行き方

記事の最初でも書いていますが、鎌倉駅西口を出て「銭洗弁財天」や「源氏山公園」方面に向かって歩いていきます。所要時間は約8分ほどです。

鎌倉駅ローターリーの前の道をまっすぐ西に進むと、「市役所前」交差点に出ますが、そこを右折し「今小路」に入ります。しばらく歩いていると、道の右側に「かかん鎌倉本店」という中華料理屋さんがあり、そこを通り過ぎてすぐ左折です。

あとはその道をひたすらまっすぐ歩いていると、道の左側に目的地の「茶房 雲母」を見つけることができるでしょう。

車で訪れる場合は?

「茶房 雲母」には駐車場がありません。一般の住宅街の中に店がありますので、近くで有料駐車場を探すのは難しそうです。鎌倉駅近くのコインパーキングに駐車して、そこからお店まで行くのがベストです。

まとめ

今回は極上の白玉を味わうことの出来る「茶房 雲母」を紹介しました。
お店に脈々と息づく「もてなしの心」に癒されながら、一切手抜き無しの白玉スイーツを味わうのはいかがでしょうか。

食べ方のバリエーションは様々ですが、どのメニューを選んでも、出来立てでホッコホコの柔らかい白玉が私たちを魅了してくれるはずです。鎌倉散策の折に、少し甘いものが食べたくなったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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