【2020保存版】京都グルメを食べつくしたい!京都名物を一挙にご紹介

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【2020保存版】京都グルメを食べつくしたい!京都名物を一挙にご紹介

観光地として絶大な人気を誇る京都ですが、その魅力は観光だけにとどまりません。京都ならではのグルメも、多くの人を魅了しています。そこで、有名な湯豆腐や鱧(はも)、抹茶、八つ橋など、高級グルメからB級グルメ、スイーツまで、幅広く京都のグルメをご紹介していきます。ひとつひとつが魅力的で、全部を食べ尽くしたくなってしまいそうなものばかり。ランチや食べ歩きからお土産まで、ぜひ京都を観光する際の参考にしてください。

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【2020保存版】京都グルメを食べつくしたい!京都名物を一挙にご紹介

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京都グルメの特徴は?

京都のグルメに欠かせない京野菜

出典: Curioso

京都では、豊富に収穫される京野菜を使った京都ならではの魅力あふれる京料理や、職人技を駆使した和スイーツなど、長い歴史の中でさまざまな食文化が根付いてきました。旬を大切にし、味は出汁が基本。そして食材を無駄なく使う工夫が、京都グルメの特徴といえるでしょう。では、京都で食べ尽くしたい京都名物を、ひとつずつご紹介していきます。

湯豆腐

京都グルメの湯豆腐

出典: norikko

京都を訪れたら、湯豆腐を食べに行きたいと思う人も多いのではないでしょうか。湯豆腐は、京都の南禅寺の門の前で振る舞われていたのが始まりだといわれています。美味しい豆腐を作るには、質の良い水が必要です。京都には名水が多いので、湯豆腐にふさわしい美味しい豆腐が作られるのですね。

カジュアルなお店から高級料亭まで、さまざまなお店があるので、事前に調べて予約をするのがおすすめです。夏には川床で湯豆腐を楽しめるお店もあり、京都らしさを満喫できます。浴衣で行くのも、風情があってステキですね。

鯖寿司

京都グルメの鯖寿司

出典: K321

昔、日本海から京都市内へ魚介類を運ぶための道がありました。そのルートは鯖(さば)を運ぶことが多かったことから「鯖街道」と呼ばれるようになったといわれています。日本海から京都への道のりは長く、魚を新鮮な状態で運ぶことが困難だったため、塩で締めて運ばれました。そのため、京都では鯖を寿司で食べることが多く、今でも鯖寿司は京都名物として人気です。

おばんざい

京都グルメのおばんざい

出典: tera.ken

昔から京都では家庭料理を「おばんざい」といいます。季節の京野菜が多く使われているのでヘルシーな上に、京都らしさも感じられます。野菜がメインの料理なので、ダイエット中の人にもおすすめの京都グルメです。

おばんざいは京都の人の家庭料理ではありますが、観光客にも人気です。町家づくりのお店なども多いので、京都らしさをたっぷりと満喫してくださいね。種類豊富なおばんざいをバイキングで楽しめるお店や、器にもこだわったお店など、いろいろな楽しみ方ができます。

京漬物

京都グルメの漬物

出典: Taisuke / PIXTA(ピクスタ)

京都は漬物も有名で、お土産にも人気です。その中でもナスを使ったしば漬け、聖護院蕪(しょうごいんかぶら)の千枚漬け、すぐき菜を使ったすぐき漬けが「京都三大漬物」といわれています。

また、京都は賀茂茄子(かもなす)や壬生菜(みぶな)など、「京野菜」が有名です。桂川や鴨川など川が多く豊かな水に恵まれ、遠く昔から野菜の栽培が盛んでした。京都は海から遠く、海産物などを運ぶ際の保存法として発酵の技術が発達したことから、漬物が多く作られました。

にしんそば

京都グルメのにしんそば

出典: bonchan

「にしんそば」は、かけそばの上に、にしんの干物である身欠きにしんの甘露煮をのせた、京都名物のそばです。京都のほかに北海道でも食べられています。北海道と京都は出汁が違い、北海道は関東風ですが京都は関西風です。

にしんは柔らかく煮てあるので、骨まで食べられます。小骨を外すのが苦手な人でも安心ですね。また、日本酒とも相性が良いので、京都の地酒と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

牛カツ

京都グルメの牛カツ

出典: www.photo-ac.com

京都は牛肉が好きな人が多いのは知っていますか?実は、京都には古くから牛肉を食べる文化が根付いていた、ということが関係しています。牛カツとは、豚カツの豚肉が牛肉になったものと例えれば、イメージしやすいですね。

地元京都では、「牛カツ」よりも「ビフカツ」の呼び名のほうがメジャー。京都観光中、街の洋食屋さんで「ビフカツ」の文字があれば、ぜひ食べてみましょう!

牛カツというと、あまりにも有名なのが「京都勝牛」です。京都駅近くや祇園など京都市内に8店舗、また京都のほかに東北から九州、海外にも店舗があります。

関西風の牛カツは、デミグラスソースなどのソースで食べるのが一般的なのですが、実は京都勝牛は関東風でいただきます。関東風の牛カツは、わさび醤油や山椒塩など、好みのタレや薬味で食べるのが特徴です。

京都のグルメ鱧

出典: funny face

夏の京都グルメといえば、絶対に外すことができないのが鱧(はも)です。7月の梅雨が明ける頃に旬を迎えます。夏の風物詩として人気で、川床で味わう鱧は格別です。

鱧の体はウナギやアナゴに似ています。尖った歯は少し怖い見た目ですが、あっさりとした白身魚で、その上品な美味しさが人気です。一番有名な食べ方は、酢味噌や梅肉で味わう鱧落としですが、ほかにも鱧寿司や鱧しゃぶ、鱧丼など、いろいろな料理で鱧を味わうことができます。

京都では多くの名店があるので、夏に京都を訪れたなら、ちょっと贅沢に鱧を満喫するのもおすすめです。

すき焼き

京都グルメのすき焼き

出典: norikko

牛肉の食文化で有名な京都は、すき焼きも人気です。実は明治時代まで、日本では肉食が禁止されていました。しかし、こっそりと食べられるようになり、幕末にはついに第1号店となるすき焼き屋が京都の三条河原にできました。明治時代に牛肉が解禁されると、庶民の間に一気に広がったといわれています。

京都のすき焼きは関西風なので、割り下を使いません。砂糖と醤油で好みの味に仕上げていきます。京都にはすき焼きのお店が多く、食べ放題のお店から高級店までそろっているので、シーンに合わせて選んでください。

京うどん

京都グルメのうどん

出典: Ringosounds

関西といえばうどんが人気ですが、京都ならではの出汁が絶品の京うどんも、ぜひ味わいたい京都グルメのひとつです。コシがあるのに柔らかい麺と、薄味だけどしっかりとした味わいの上品な出汁がクセになりそうです。

京都のうどんのメニューは少し変わっています。関西では一般的に「きつねうどん」というと、甘い油揚げがのっています。ところが京都の「きつね」は甘くない刻んだ油揚げが入っていて、「たぬき」は甘くない刻んだ油揚げにあんかけがかかったもののことです。そしてさらに「甘ぎつね」は甘い油揚げ、それを卵でとじるたものを「きぬがさ」といいます。

ちょっとややこしい京うどんですが、これも奥の深い京都グルメの醍醐味として楽しんでしまいましょう。そして、せっかく京うどんを食べるなら、九条ネギや山椒など、京都らしい薬味で味わってみてください。

抹茶

京都グルメの抹茶

出典: norikko

抹茶といえば京都をイメージする人が多いのではないでしょうか。京都には日本茶の老舗や名店も多く、お土産に買う人も多いです。また、甘味処などで和菓子と一緒に抹茶を味わうのも、京都らしくておすすめです。

京都の抹茶が有名なのは、戦国時代に千利休がお茶の文化を広めたことから始まったといわれています。元々は、川が大きくて霧が発生しやすい宇治市がお茶の栽培に向いているということで室町幕府が目をつけ、ここで栽培が始まったのです。そうして、お茶の栽培が盛んになり、京都の雰囲気とお茶が合うことでも人気があがっていきました。

京都を訪れたら、抹茶スイーツも外せません。おしゃれなお店も多く、SNSなどで話題のお店を訪れてみてはいかがでしょうか。

わらびもち

京都グルメのわらび餅

出典: Kazuki Yamakawa

京都にはわらびもちの名店も多いので、観光の途中で立ち寄ってはいかがでしょうか。シンプルだからこそ美味しいわらびもちは、素材の良さや職人の技が際立ちます。

最近は透明の葛餅をわらびもちと思っている人も多いのですが、京都の本物のわらびもちは黒く、作りたてのものでないと食べることができません。これは、蕨(わらび)の茎から採ったわらび粉を使うと黒い色になるから。なめらかな食感は出来立てならではの特徴なので、本物のわらびもちはテイクアウトやお土産にはできません。

京都で作りたての、本物のわらびもちをぜひ味わってみるべきです!日本庭園を眺められるお座敷で食べられるお店もあり、京都らしさを満喫できます。いろいろな名店を、ハシゴしてみてはいかがでしょうか。

金平糖

京都のグルメ金平糖

出典: leungchopan

京都には、日本で唯一の金平糖専門店があります。弘化4年(1847年)に創業した、緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)です。金平糖の種類は50種類ほどあり、選ぶのに迷ってしまいますね。季節限定の金平糖も人気ですが、目玉商品ともいえるのが、年に一度しか購入できない希少な「究極の金平糖」です。

本店は左京区にありますが、京都駅にある伊勢丹地下1階の和菓子売り場にも店舗があります。京都らしい風情の中で、たくさんの種類の中から選ぶには、本店へ足を運んでください。

八ッ橋

京都グルメの八ッ橋

出典: 54613

八ッ橋といえば、京都で定番のお土産として有名です。通常八ッ橋と言われて想像する三角のものは「生八ッ橋」、焼いたせんべい状のものが「八ッ橋」です。生八ッ橋は二つ折りにした生地の中に様々なフレーバーの餡がはいったものが主流ですが、皮のみの八ッ橋も人気があるんですよ。

八ッ橋の原料は主に米粉・砂糖・ニッキ(シナモン)です。シナモンが苦手な人はなかなか食べる機会がないかもしれませんが、今は様々なフレーバーが出ていて、食べられる味もきっと見つかります!京都でお土産の定番である八ッ橋だからこそ、いろいろ吟味して選んでくださいね。

パン

京都グルメのパン

出典: Top Photo Corporation

京都で有名なのは、和食や和菓子だけではありません。実は京都、パンの消費量が日本一なんです。街にはパン屋が多く、町家をリノベーションしたおしゃれなお店もたくさんあります。

なぜ京都でパンが好まれるのかについては諸説あり、合理的で新しいものが好きな気質や、職人が多いので食べやすいパンが好まれる、などといわれています。美味しいグルメなパン屋が多いので、最近ではパン屋巡りをする観光客もいるほどです。

まとめ

京都で観光スポットと同じくらい重要な、京都の人気のグルメについてご紹介しました。定番から意外なグルメまでいろいろありますが、どれも京都ならではの魅力がたっぷりと詰まっています。京都を訪れた際には、観光だけでなく食べ歩きもおすすめなので、ぜひこちらの記事を参考にたくさんの京都グルメを味わってくださいね。

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