名称:笠間稲荷神社
住所:茨城県笠間市笠間1番地
公式・関連サイトURL:http://www.kasama.or.jp/
茨城観光におすすめ!日本三大稲荷の一つ「笠間稲荷神社」でパワーを授かる
茨城県笠間市にある「笠間稲荷神社」は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と並んで日本三大稲荷の一つに数えられる神社です。その歴史は古く、創建は651年。現在は年間350万人もの参拝者が訪れる観光スポットとして、また、県内屈指のパワースポットとして、茨城県のみならず関東近郊の人々に親しまれています。この記事では、そんな「笠間稲荷神社」のアクセス方法や見どころなどをご紹介していきます。
目次
茨城観光におすすめ!日本三大稲荷の一つ「笠間稲荷神社」でパワーを授かる
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笠間稲荷神社へのアクセス方法
【電車・バス】
・JR水戸線「笠間駅」から徒歩約20分。
・JR常磐線「友部駅」から【かさま観光周遊バス】で約15分。バス停「稲荷神社」で下車後すぐです。
・JR各線「秋葉原駅」から高速バス【関東やきものライナー笠間・益子線】で約2時間。
【車】
・北関東自動車道「友部IC」から国道355号を経由して約5分。
・常磐自動車道「水戸IC」から国道50号を経由して約20分。
大きくて鮮やかな「一の鳥居」と「二の鳥居」
笠間稲荷神社の見どころのひとつが、一の鳥居と二の鳥居です。老朽化および東日本大震災によって一部が崩壊してしまったため、再建工事が施され2016年に完成しました。
かつての鳥居よりも大きく、高さは約10m。御影石から鉄製へと変わっただけでなく、拝殿と同じ「笠間朱色」へと塗り替えられており、荘厳な雰囲気を漂わせています。
壮麗な造りに注目!楼門・拝殿・本殿
別名「萬世泰平門」と呼ばれているのが、昭和36年に造られた楼門です。門の外側には「櫛磐間戸神(くしいわまとのみこと)」と「豊磐間戸神(とよいわまとのみこと)」が祀られており、楼門をくぐると立派な拝殿と御本殿が見えてきます。
国の重要文化財に指定されている御本殿は、江戸時代末期に再建された美しい建物。周囲の彫刻は、後藤縫之助による「三頭八方睨みの龍」や「牡丹唐獅子」、弥勒寺音八と諸貫万五郎による「蘭亭曲水の図」など実に壮麗です。
常にゆかりの工芸品が見られる「笠間稲荷美術館」
笠間稲荷神社を訪れたら、奈良の正倉院を模して作られた美術館にもぜひ立ち寄ってみましょう。館内には、工芸品「笠間焼」が影響を受けた信楽や常滑の古陶器のほか、常陸にゆかりの深い雪村の水墨画、現代を代表する花鳥画家・上村淳之氏の作品が展示されています。
【開館時間】9:00~16:30(入館は16:00まで)
【入館料】大人300円/大学生・高校生200円/中学生・小学生100円
※情報は2020年2月現在のものです。
笠間稲荷神社の御守りと御朱印
◆御守り
笠間稲荷神社に祀られている神様は、「お稲荷さん」として親しまれている稲荷大神です。五穀豊穣や商売繁栄のほか殖産興業、開運招福、火防(ひぶせ)の守護神として広く信仰されています。
常時授与していただけるお守りは、「交通安全御守」のほか「えんむすび守」や「学業御守」「病気平癒守」など全部で9種類。カラフルなものや可愛らしい形をしたものもあり、女性を中心に人気を得ています。
◆御朱印
笠間稲荷神社は、かつてクルミの木で囲まれていたことから「胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)」とも呼ばれていました。その名残で、御朱印には現在も「胡桃下」の文字が記されているのだとか。
笠間神社では、通常の御朱印のほかに「常陸七福神めぐり」の大黒天の御朱印も授与していただけます。御朱印帳も種類豊富に揃っているので、あわせて手に入れてみてくださいね。
笠間名物のいなり寿司を味わおう
笠間稲荷神社を訪れたら、ぜひ食べて欲しいのが名物の「笠間いなり寿司」です。胡桃下神社の名にちなんで作られたクルミ入りのものや、お米の代わりに蕎麦を入れたものなどバラエティ豊か。お店によって具材が異なるので、ハシゴしてみるのも良いかもしれませんね。
また、全国一の栗の産地としても有名な笠間市では、栗を使ったスイーツが大人気!毎年10月には「新栗まつり」が行われ、タルトやクッキー、パイなどのスイーツのほかに、焼酎や栗ごはんといった様々なグルメを味わうことができます。
晩秋の風物詩「菊祭り」も見逃せない
毎年10月下旬から11月下旬にかけて開催される「笠間の菊祭り」は、明治41年から続く歴史あるお祭りです。メイン会場である笠間稲荷神社はもちろん、市内が約1万鉢の菊の花に彩られる様子は圧巻!
笠間稲荷神社の境内では菊人形展が開催されるほか、流鏑馬や舞楽祭などの催し物が行われ賑わいます。笠間市内では、10月~11月にかけて各地でさまざまなイベントが開催されているので、あわせて訪れてみるのも良いかもしれませんね。
稲荷神社だけにあちこちにキツネが!
笠間稲荷神社の境内は、至るところにキツネの像があることでも有名です。誰かが境内にキツネの像を置いて行ったところ、次々に置いていく人が現れいつの間にか増えていったのだとか。市内では「笠間きつねの祭典」なるイベントも開催されているので、キツネ好きの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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