島根の絶景といえばここ!隠岐・国賀海岸の見どころ6選

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島根の絶景といえばここ!隠岐・国賀海岸の見どころ6選

隠岐・西ノ島町に遊びに行くなら、国賀海岸は外せません。世界でもトップクラスの景勝地として知られる断崖絶壁や、さまざまな奇勝が揃うのも特徴的です。
隠岐・西ノ島町のマストスポット国賀海岸の魅力と、周辺のおすすめスポットをご紹介します。自然を満喫したいというときにもピッタリですので、ぜひ出かけてみてください。

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島根の絶景といえばここ!隠岐・国賀海岸の見どころ6選

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1.ダイナミックな自然を体感!「摩天崖」

摩天崖(隠岐・西ノ島)

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隠岐・西ノ島町の国賀海岸にいくなら、魔天崖はマストスポットです。国内海崖の中では最大級となる、高さ257メートルの崖がそびえ立っています。
国賀浜から遊歩道を歩いて1時間ほど行けば、摩天崖の全貌を眺められる展望台に到着します。浜からでは見えない摩天崖の全てを見られる絶景スポットなので、ぜひ訪れてみてください。
周囲には海と空と摩天崖のみ、遮るものがないので西ノ島ならではの絶景を堪能できます。ほぼ垂直に切り立つダイナミックな光景は圧巻です。絶好の撮影スポットなので、記念撮影しておくといいでしょう。

2.自然が創り上げたアート作品

国賀海岸からの眺め(島根県隠岐郡西ノ島町)

出典: Koji / PIXTA(ピクスタ)

国賀海岸一帯には隠岐の島随一と言われる、奇岩怪岩が海岸線に沿って存在しています。国賀海岸に行くなら、周囲に点在している自然のアートも見て行くといいでしょう。
高さが40メートルほどある「観音岩」は、遠くから見ると観音様のように見えることからこう呼ばれています。夕日の角度によっては、ろうそくに火が灯ったように見えることから「ろうそく岩」とも呼ばれています。
国賀海岸の南に行くと「通天橋」があります。長い年月をかけて、波に削られ風にさらされてできたアーチ状になった海蝕洞です。以前は観光船に乗って海上から眺められましたが、落石の影響で船が通れなくなっています。
通天橋は摩天崖から遊歩道を歩いて行くというルートもあるので、見たい方は徒歩で行ってみてください。

3.「国賀海岸遊歩道」をのんびり散策

摩天崖からの眺め(島根県隠岐郡西ノ島町)

出典: mima / PIXTA(ピクスタ)

国賀海岸遊歩道は、国賀浜から摩天崖に行く唯一の道です。レンタサイクルも利用できますが、苦労して展望台まで行って見る絶景は感慨深いものになるでしょう。ただし日帰りの場合、時間によっては摩天崖まで行って帰ってくるのがむずかしいこともあります。
その場合は摩天崖が見える展望台まで行って遠くから眺めるだけでも、西ノ島の自然を満喫できるので行って損はありません。遊歩道からはさまざまな景色を眺められるので、どこから見ても自然の偉大さを実感できるスポットとなっています。

4.「国賀めぐり観光定期船」に乗って海から眺めよう

ジオパーク隠岐の島

出典: SE◎ / PIXTA(ピクスタ)

国賀海岸は地上からのアプローチだけでなく、観光船からも楽しめます。出発地点は「浦郷港」からのAコースと、別府港からのBコースの2通り、所要時間や運賃が異なるので都合のいい方を選びましょう。
船頭さんの名調子を聴きながら、ゆったりのんびり観光できます。
・浦郷港からAコース所要時間:1時間30分、運賃大人3,000円・子ども1,500円
・1便:8時30分発、2便13時10分発、3便15時10分発
・別府港からのBコース所要時間:2時間10分、運賃大人3,500円・子ども1,750円、10時20分発
浦郷発からのAコースは、1便が7月11日から8月31日限定で、2便と3便は4月1日から10月31日までです。
別府港からのBコースは、1日1便のみで期間は4月1日から10月31日までとなります。
Aコースは摩天崖・通天橋・明暗の岩屋の3ヶ所を巡りますが、Bコースは所要時間が長い分「東国賀海岸」と「国賀海岸」の2ヶ所で計9ヶ所を巡るコースです。タイミングが合うなら、Bコースの方が満足度は高いでしょう。
(料金は税込、2020年2月時点)

5.絶好のフォトスポット「赤尾展望所」

赤尾展望所からの通天橋

出典: Ittyou / PIXTA(ピクスタ)

赤尾展望所まで行けば、国賀海岸周辺を一望できます。青い海と空、切り立つ断崖絶壁や奇岩怪岩、一面に広がる草原と草原でのんびり過ごす牛や馬まで全て赤尾展望所から眺められるというとても贅沢なスポットです。

フォトスポットとしても大変人気があるので、記念撮影をしたい方はぜひ足を運んでみてください。
日本の夕日百選にも選ばれるサンセットスポットでもあります。赤尾展望所までは、国賀めぐり定期観光バスで行けるのでタイミングが合う場合はバスの利用が可能です。

1時間40分ほどかけて、浦郷港から赤尾展望所を通り、摩天崖や国賀浜などを巡れます。ただし4月1日から10月31日までの運行となるので、他の時期はバスの利用ができません。

・国賀めぐり定期観光バス:運賃大人3,000円・子ども1,500円
・1便13時10分発、2便15時10分発
・問い合わせ先:隠岐観光株式会社08514-7-8412
(料金は税込、2020年2月時点)

6.アクセス

西ノ島までのアクセスは、JR松江駅から七類港or堺港へ行き、各港からフェリーで西郷港まで行きます。国賀海岸がある西ノ島までは、直行便がないため他の島を経由していきます。

堺港からは隠岐の島の西郷港を経由して、海士町の麦浦港経由で西ノ島の別府港ルートで、所要時間は約4時間半です。七類港からの場合は、知夫村の来居港を経由して西ノ島の別府港までというルートで、所要時間は約3時間となります。

別府港から国賀海岸までは、西ノ島町営バスの国賀方面行に乗って約20分で到着します。路線バスは時間が限られるため、時間を気にせず観光したい場合はレンタカーが便利です。

西ノ島の自然を満喫したい方は、レンタサイクルで行くという選択肢もあります。

◎放牧されている牛や馬に注意

隠岐の島 西ノ島町

出典: Littlepanda / PIXTA(ピクスタ)

国賀海岸がある西ノ島には、牧草地があり、牛や馬が放牧されています。展望台には駐車場とトイレがあるので、観光にもぴったりです。
一面緑が広がり草を食べる牛や馬を見ながらのんびりと過ごせますが、むやみに近寄ると牛や馬を驚かせる可能性があります。遠くから写真を撮るくらいならOKですが、必要以上に近づいて驚かさないよう注意してください。
牧草地はきれいに見えますが、寝転んだり座ったりするとダニに食われる可能性があるので注意しましょう。駐車場やトイレはありますが、売店やカフェはありません。
自販機もないので、飲み物や食べ物は各自で用意しなければいけません、ゴミは責任を持って持ち帰りましょう。マナーを守って観光を楽しんでくださいね。

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