千葉県佐倉市を走る山万ユーカリが丘線を運営する山万株式会社は2020年(令和2年)2月22日を記念して「2ならびの日 記念入場券」を発売すると発表しました。
この山万の記念入場券には山万と2に関するエピソードも掲載され、ユーカリが丘と公園の2つの駅の有人駅の入場券がセットになって400円となっています。
記念入場券販売の概要は以下の通りです。
2020年(令和2年)2月22日 9:00より販売を開始します。
販売場所:山万ユーカリが丘線 ユーカリが丘駅
販売数:限定300セット
販売金額:400円
有効期限は、2021年の2月21日までですが、使わないで記念にとっておくのもいいでしょう。
目次
山万ユーカリが丘線が「2ならびの日 記念入場券」・マスキングテープを発売
新交通システムなのにどことなく「レトロ感」満載
山万ユーカリが丘線は、不動産会社「山万」が開発した住宅地、「ユーカリが丘」のアクセスとして、1982年に部分開通し、翌年に全線開通しました。従来の鉄道とは違う新交通システムですが、駅施設や車両がほとんどリニューアルされていないので、逆に普通の鉄道よりもバブル期で時間が止まったかのような光景を見ることができます。しかも車両は今となっては珍しい非冷房。
駅名も「地区センター」「公園」「女子大」「中学校」と駅名らしからぬ駅名がついている駅が多いので、「井野」と「ユーカリが丘」だけちょっとした違和感を覚えます。
列車の運行も変則的で、ユーカリが丘を発車した列車は公園駅で分岐を右に進み、女子大、中学校、井野の順に停車し、再び公園駅に戻ってきます。その後、もときた地区センター駅に停車後、ユーカリが丘に戻ってきてここで再び折り返す構造になっています。路線図はまるでテニスのラケットのようになっています。
1乗車につき200円均一(小児半額)、1日乗車券(500円)も販売されています。
マスキングテープも同時発売、その他オリジナルグッズも見逃せない
1周14分と短い山万ユーカリが丘線ですが、新交通システムにも関わらず、現代的というイメージを捨てて、手作り感があふれているのも魅力の1つです。
この入場券のほかにも新発売のコアラがデザインされたマスキングテープや駅名標を模したキーホルダー、クリアファイルやキティちゃんとコラボしたキーホルダーなど、観光地でないにもかかわらずグッズは豊富です。ここだけしか手に入らないグッズもたくさんあるので、千葉に行く機会があれば訪れてみてください。
提供:共同通信PRワイヤー
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