名称:島根県立美術館
住所:島根県松江市袖師町1-5
公式・関連サイトURL:https://www.shimane-art-museum.jp/
島根県の松江市にある「島根県立美術館」の魅力を、この記事では徹底的に解説していきます。うっとりしてしまうような、緩やかな波状のカーブを描く天井の高い建物に、美術館の目の前に見える湖が美しいと有名です。島根県立美術館に訪れないと決して味わえない、他の美術館にはない特別な見どころがそこにはあります。松江市に観光へ行かれる際は訪れること必須の観光地ですよ。
目次
島根県立美術館の見どころを紹介|美しい夕日と宍道湖、絵画に癒されて
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宍道湖に面するガラス張りの建物
美術館といったら展示内容が気になるかもしれませんが、この「島根県立美術館」の魅力はその建物にもあります。特に全面ガラス張りのロビーは圧巻です。島根県立美術館のロビーは、宍道湖に向かって最大限に開かれた形となっており、勾配(こうばい)屋根の形態がそのまま天井のデザインとなっています。
入った瞬間のインパクトはすさまじいです。芸術鑑賞の導入空間としての役割をしっかり果たしているのが、多くの人に一目でわかるはずです。ガラス張りなのは、美術館から見渡せる景観の良さを見せるため。目の前には、美しい湖が一面に広がります。ロビーは無料で開放されているので、ここだけでも訪れる価値があるでしょう。特に夕焼けの見える時間は圧巻なので、余裕がある人は夕焼けの時間に合わせて訪れるのがおすすめです。
島根県ゆかりのアーティストに注目
80年の時を経て公開される写真黎明期のヒーロー塩谷定好の全貌 https://t.co/hrpReuzenq
— Ryohei Sano (@ryoheisano) April 11, 2017
島根県立美術館
『愛しきものへ 塩谷定好 1899-1988』
~5月8日(月)島根県立美術館
時間:10:00~日没後30分
休館日:火(5月2日は開館)
島根県立美術館には数多くの展示がありますが、注目してほしいのが島根県ゆかりのアーティストです。島根県をこの地から発信していこうと、地元のアーティストの活躍を応援しています。
例えば、島根県立美術館では「写真」をコレクションの柱としており、地元にゆかりのあるアーティストの作品を多数収蔵しているのです。美術館内に国内外の写真は2200点余りありますが、塩谷定好氏、植田正治氏、奈良原一高氏、森山大道氏など、島根県にゆかりのあるアーティストの作品が目立ちます。コレクション展示室では年4回展示替えをしながら、常に約120点の写真を見ることができるので、立ち寄った際はこれらの写真をチェックしてみてください。
野外にある彫刻が人気
島根美術館のうさぎ。うまいことレイアウトされてるなぁ。 pic.twitter.com/4XftT30E7i
— h.yamazaki (@YamazakiHideshi) April 30, 2017
美術館は屋内で楽しむものと思っている方は多いかもしれませんが、島根県立美術館は違います。野外にも彫刻が設置してあり、外でも芸術鑑賞ができるのです。これは彫刻のスケールの大きさを感じてもらう工夫なので、外でその迫力を感じてみてください。
屋外彫刻は「遊」「光」「地」「風」をテーマにしたものや、「風門」、「語り合い」などをテーマにしたものがあります。特に注目してほしいのが「風門」で、この作品は島根県出身の彫刻家、澄川喜一氏の作品となっています。ここでも地元にゆかりのある作品を鑑賞でき、地元民にとっても観光客にとっても楽しめるでしょう。
人気があるのは、うさぎがぴょんぴょんと飛び回るようなモニュメントです。こちらはブロンズ作品でかわいらしさがあるため、子供や女性からも大人気!
彫刻といったら難しいイメージですが、構えることなく楽しめるでしょう。うさぎはブロンズ作品ですが、ほかにはステンレスの彫刻などもあり、素材に注目してみるのもおもしろいですね。
縁結びスポット「宍道湖うさぎ」とは?
うさぎのブロンズ作品である宍道湖うさぎについては、もう少し詳しく知っておきましょう。
籔内佐斗司氏の作品であるこの像は、彫刻としてももちろん魅力がありますが、実は縁結びスポットとしても人気があるのです。宍道湖岸の芝生にカーブを描くようにうさぎが12羽並んでいます。縁結びのおまじないとは、前から2羽目のうさぎの彫刻にシジミの貝殻を供え、西の方向を向いて優しく触ると、幸せが舞い降りてくるというものです。こういった噂が広まり、特に女性からの注目を集めるようになりました。
島根県立美術館の展示内容だけでなく、この宍道湖うさぎのためにこの場所を訪れる人も多いですよ。島根県は出雲大社を筆頭に、縁結びスポットが多数存在しています。こういった縁結びスポットをめぐるツアーも人気があるので、興味のある方は見て回ってみてもおもしろいですね。
宍道湖うさぎは島根県立美術館の屋外にあり、鑑賞は無料です。気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
『日本の夕陽百選』にも選ばれた絶景に感動
島根県立美術館を語る上で、やはり夕陽は欠かせないでしょう。島根県立美術館から見える宍道湖の夕陽は別格で、「日本の夕陽百選」にも選ばれたほどです。水辺でアートを楽しみながら、夕陽という絶景を堪能する贅沢なプランをぜひおすすめします。
2009年には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星に輝いており、ここの夕陽がかなり評価されていることがわかりますね。絶景が見られるということで、やはりデートにももってこいでしょう。季節によって夕陽の見える時間が違いますが、ゆっくりと鑑賞できるよう閉館時間は長めに設定されています。特に3月から9月は日が長いですが、閉館は日没の30分後となっているので心配は不要です。
ここでしか見られない景色ですので、アート鑑賞だけでなく、美術館を含めた周りの景観まで楽しんでいってはいかがでしょうか。
「ヴェッキオ・ロッソ」で絶品料理を味わおう
島根県立美術館は1日中遊べるスポットなので、ぜひ食事も一緒にどうぞ。
館内にある「ヴェッキオ・ロッソ」は、食事だけという方も訪れるほどの良いレストランです。やはりお店の特長はその景色にあり、夕陽の時間だとレストランからも絶景を鑑賞することができます。もちろん料理の味も魅力的で、イタリアンを中心にカフェメニューなどもあります。ランチはサクッと楽しむことができ、夜は予約すればディナーコースもあるので、それぞれにあった利用ができるのです。
ここでは、アニバーサリープランや挙式・披露宴プランも用意されていますよ。美術館で歩き回ると必ずお腹は空くもの。ヴェッキオ・ロッソで絶品料理を味わえば、より充実した時間が過ごせそうです。
可愛いうさぎをお土産に
たっぷりアートに触れ、食事も楽しめば、あとはお土産を買うだけ!
おすすめは、手のひらに収まるサイズのミニチュアうさぎです。宍道湖うさぎにちなんで、かわいらしいうさぎのお土産がミュージアムショップで販売されています。水晶とローズクォーツの2種類あり、どちらも愛らしいので、ぜひお土産にどうぞ。美術鑑賞からお土産まで充実した島根県立美術館は、おすすめの観光スポットです。
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