福島の人気観光地「大内宿」の魅力を余すところなくご紹介します!

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福島の人気観光地「大内宿」の魅力を余すところなくご紹介します!

江戸時代の歴史的な景観がそのままに残る、南会津郡下郷町の宿場町「大内宿(おおうちじゅく)」。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、多くの観光客が訪れる福島県内で人気のスポットです。今回は、そんな江戸のロマンを肌身で感じることのできる大内宿についてご紹介します。

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福島の人気観光地「大内宿」の魅力を余すところなくご紹介します!

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大内宿の歴史

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大内宿は江戸時代に栄えた、会津若松市と日光今市をつなぐ「会津西街道」に位置する宿場町です。参勤交代や米の流通路として重要だったこの道ですが、明治期以降交流がぐんと少なくなり、また山あいに位置していたことから周囲と隔絶され、当時の面影が色濃く残る地域となりました。

大内宿の景観は江戸時代の頃の様相そのままに保たれており、一時は開発の声が高まったものの、昭和56年(1981年)には「国選定重要伝統的建造物郡保存地区」に選定されました。また、大内宿の住民の方々の保存に対する意識が強く、「売らない・貸さない・壊さない」ことを定めた住民憲章のもと活動しています。

保存活動が進められた現在、30軒以上の民家は蕎麦屋や土産物店、民宿などになっており、江戸の景観を味わえる場所として県内でも有数の観光地。その人気や活気は、年間約80万人もの観光客が訪れていることからも感じることができます。

茅葺屋根の町並み

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江戸時代に整備されて以来、約400年もの間歴史ある風情を保ち続けている茅葺屋根。大内宿の町並みの魅力を作っていると言って過言ではないでしょう。この特徴ある屋根はススキが原料に使われていて、夏は涼しく冬は暖かい、過ごしやすい宿には欠かせないものになっています。400年前も長旅で訪れた人々の疲れを癒していたことでしょう。この茅葺屋根は村の人々によって保存されており、主に専門技術を持つ茅手(かやて)と呼ばれる職人たちを中心に、屋根の葺き替えが行われています。

また、防水の日である9月1日には屋根に向けての一斉放水が行われており、茅葺屋根を守るための訓練を開催。放水銃で一斉に屋根に水が放たれる様は圧巻で、毎年多くの人々が目にしようと訪れています。

全景を眺めるなら「大内宿見晴台」から

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大内宿の全景を望めるのが「大内宿見晴台」で、見晴台は「湯殿山」と呼ばれる小高い丘の上にあります。やや傾斜がきついのが難点ですが、急な階段を登っていくと見晴台に到着です。

見晴台を登ったところに祀られている子安観音は、女性や子供の守り神とされる観音様です。子宝や安産祈願にご利益があるといわれているので、立ち寄った際にはぜひお参りしてみてください。大内宿全体を眺めたい、絶景をぜひ写真におさめたい、という方はぜひこちらを利用してみてくださいね。

幻想的な「大内宿雪まつり」

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冬に行われる「大内宿雪まつり」は、毎年の訪問客に対する感謝の気持ちを表すために催されているもの。その人気は夏場に匹敵する勢いで、毎年多くの人々がこの幻想的な風景を目にしようと集まります。

この大内宿雪まつりの目玉イベントは、夕方から始まる「御神火載火(ごじんかたいか)」と花火大会です。このイベントでは、豚汁や甘酒などが無料で振舞われます。道の両脇に並べられた雪灯篭が放つ柔らかな光が、冬の凍てつくような寒さを和らげ、訪れる人々をあたたかく包み込んでくれるでしょう。

大内宿町並み展示館

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大内宿の景色に魅了され、さらに歴史や文化の知識を深めたいという方におすすめなのが、本陣跡地中央に位置する大内宿町並み展示館です。こちらの展示館は、大内宿の本陣だった建物が再建された場所なので、生活用品の展示物だけでなく、家屋内部からも当時の雰囲気を感じることができます。宿場町として栄えていた当時の生活がそっくり広がる空間で、人々の暮らしをぜひ体感してみてください。

【入場料】
大人250円、子供150円(2020年2月17日現在)

名物「高遠そば」

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大内宿のエリアで人気のグルメといえば、有名な「高遠そば」。「ねぎそば」としても知られている通り、ねぎが椀の上にどんと横たえられた状態で出てくるのが特徴です。ねぎでそばをすくって食べるのがスタンダードですが、慣れるまでは難しいので箸で食べることもできます。大内宿に訪れたなら、決して欠かすことのできない名物料理です。

観光周遊バス「猿游号」が便利

江戸時代の風情が残る会津有数の観光地、大内宿についてご紹介してきました。大内宿へのアクセスは、専用バスの「猿游号(さるゆうごう)」が楽でおすすめです。猿游号は、会津鉄道の湯野上温泉駅前と大内宿間を、1日6~7便のペースで運行しています。猿游号の予約は前日19時までとなっていますので、旅程が決まった段階で抑えておくと良いでしょう。レトロな外観がとてもかわいらしく、乗車する前からワクワクした気分になることでしょう。

また、さらにお得なのが「大内宿共通割引きっぷ」で、会津線と猿游号の両方をセットで利用することができます。大内宿の最寄り駅であり、猿游号の発着駅でもある湯野上温泉駅は、大内宿と同じ茅葺屋根の駅舎が特徴です。東北の駅百選にも選ばれるなど、鉄道ファンを中心に多くの人々から広く愛されている駅です。大内宿観光へ訪れる際は、ぜひ駅舎にも注目して観光してみてください。

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