千円札のあの人は福島の出身!野口英世記念館の観光の見どころ徹底ガイド

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千円札のあの人は福島の出身!野口英世記念館の観光の見どころ徹底ガイド

「野口英世記念館」をご存じでしょうか。千円紙幣でもおなじみの野口英世について、詳しく知ることができる野口英世記念館が福島県にあります。野口英世の生家や関連する展示などがあり、ミュージアムショップではグッズを販売。子供から大人まで楽しめる観光スポットです。この記事では、野口英世館の見どころを徹底的に紹介していきます。福島県で観光する際は野口英世記念館へ立ち寄ってみませんか?

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千円札のあの人は福島の出身!野口英世記念館の観光の見どころ徹底ガイド

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英世の生家

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「野口英世記念館」は、主に生家と展示室から成り立っています。野口英世館に行くなら英世の生家は欠かせません。生家は英世が生まれた家を保存した場所で、ファンにはたまらないスポットです。

この生家は、1823年に建てられた歴史のある家で感慨深いものがあります。野口英世は1歳半のときに生家の囲炉裏でやけどを負いましたが、そんな場所もしっかり保存されてあるんですよ。英世が上京する際に床柱に刻んだ決意文も、当時のまま残っているので、しっかりチェックしてみてください。

また生家に足を運ぶときには記念碑にも注目してみてください。この記念碑は野口英世が亡くなった翌年に、生家の庭に建てられたものです。記念碑は2つあります。1つは英世が帰国した際、母校の小学校に贈った「忍耐」という文字と、猪苗代町長に贈った英語とフランス語の文字が彫られています。もう1つは野口英世誕生地碑で、この碑の下にはメリー夫人から贈られてきた、野口英世の髪の毛が納められています。

英世の生涯をたどる展示

野口英世記念館のもう1つのメインは、やはり展示です。英世の生涯をたどるように展示物があるので、ぜひ順番に見てみてください。

生涯をたどる展示は猪苗代・会津若松時代からはじまります。貧しい家に生まれた英世ですが、家族等に支えられ、医学部を目指すまでのストーリーを知ることができますよ。

続いて、医学部に合格した後の東京時代がはじまります。こちらでは東京で医師としての経験を積み、渡米するまでが。そしてアメリカ、デンマーク時代へ。ノーベル賞に値する研究をした、英世の顕微鏡やノート等が展示されています。

最後は中南米、アフリカ時代です。英世といえば「黄熱病」を連想する人が多いと思います。彼は黄熱病の研究のために実際にアフリカ、中南米へ渡りました。英世の勇敢さや行動力が感じられ、また生涯を終えた地でもあるので、しっかり見ていただきたいポイントですね。

博士の研究室

おすすめの展示の1つが博士の研究室です。英世が「私の研究室へようこそ、どうぞ入ってください」と声をかけてくれる等、リアリティあふれる演出がおもしろいのが魅力。再現度の高い研究室に興味が湧きますよ。

見どころはビジュアルだけではなく、質問ボタンがあるところです。この質問ボタンを押すと、英世の模型が研究のことや妻のメリーのことを話してくれます。このときも、身振り手振りを交えながら話してくれるので、なんともおもしろいのです。質問だけではなく、お客さんを激励する一言メッセージも聞くことができるので、積極的に活用してみましょう。

体験!バクテリウム

こちらは映像やゲームを使って、細菌について学べる場所です。特に子供連れには喜ばれるのではないでしょうか。

医学や細菌と聞くと難しく思われますが、ゲーム感覚で学ぶと案外楽しいものです。展示の内容は細菌の知識はもちろん、感染症研究のあゆみ等もあります。体を動かしながら実験ゲームを体験したり、クイズを解いたりと、難しそうなことを楽しく学べるのがいいですね。子供はもちろんですが、大人も楽しめるのでぜひ体験してみましょう。

母シカの手紙

母シカの手紙も展示されていますが、これはぜひ見ていただきたいポイント。タイトルの通り母である野口シカが、息子の野口英世に書いた手紙が展示されています。母シカは文字を習ったことはありますが、その後文章を書くことは少なく、英世自身も母が文字を書けることを知らなかったと後から言っています。

手紙には早く帰ってきて会いたいといった内容が書かれており、長い間家を空けていた英世への思いが感じられますね。文章はたどたどしく、漢字等も使われていませんが、思いが伝わってくるのが感動的です。英世はこの手紙を受け取り、母との再会を果たします。英世の人生を語る上で欠かせないエピソードですのでしっかり見てください。

アクセスと基本情報

最後に、アクセスと基本情報についてご紹介します。

最寄駅はJR磐越西線の猪苗代駅。駅からのアクセスは、タクシーで約6分、バスで約10分です。バスを利用する方は、磐梯東都バス「金の橋・会津レクリエーション公園行き」に乗車し、「野口英世記念館前」で下車し徒歩1分。

車利用の場合は、磐越自動車道の猪苗代磐梯高原ICから、国道49号線を約5分会津若松方面へ進むと約5分で到着します。乗用車300台分の無料駐車場が完備されているので、駐車場の心配もありません。

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