松山から瀬戸内の離島へ!観光で訪れたい「忽那諸島」の島々をご紹介します

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松山から瀬戸内の離島へ!観光で訪れたい「忽那諸島」の島々をご紹介します

忽那(くつな)諸島は四国随一の都市、松山からのアクセスが良好な離島。忽那諸島は、有人9島を含む大小30以上の島々で構成されています。春は柑橘類の花が咲き、夏は白い浜辺と海が眩しく、秋は祭りで賑わい、冬はオレンジ色の果実があふれる場所です。市街地との距離が程よいことから、地方へ移住する候補地としても人気。今回は観光におすすめの忽那諸島の島々を紹介します。

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松山から瀬戸内の離島へ!観光で訪れたい「忽那諸島」の島々をご紹介します

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興居島

出典: 皓月旗 (CC BY-SA 4.0)

興居島(ごごしま)は松山市の高浜港からフェリーで約15分。忽那諸島で2番目に大きい島で、美しい海水浴で遊んだり、高さ282メートルの伊予小富士にハイキングに登ったりできます。

また歴史のある神社・仏閣が数多くあり、多くの人が訪れ、島内の八十八ヶ所の札所を巡りを楽しみます。毎年10月には、県の無形民俗文化財に指定されている祭礼「船踊り」も開催されます。

四十島

出典: Jyo81 (CC BY 3.0)

ターナー島という愛称を持つ四十島(しじゅうしま)。全体が花崗岩閃緑岩の3つの岩礁で、松以外の植生はほぼありません。夏目漱石の代表作『坊ちゃん』に登場する「青嶋」のモデルとなった島です。島に生える松の形が、イギリス人画家ターナーの絵に似ていたことから、「ターナー島」と名付けられました。

昭和50年代にはマツクイムシの被害により、島の松は壊滅的な被害を受けました。その後、市民の努力により、現在では20本以上の松が育っています。

中島

出典: melvil (CC BY-SA 4.0)

中島(なかじま)は怱那諸島最大の島です。媛県松山市の高浜港から高速船で約30分、フェリーで約1時間の距離にあります。市街地とのアクセスが良く、島の自然も堪能できる事から移住者も多い島です。

瀬戸内特有の温暖寡雨の気候のおかげで、国内で有数の柑橘出荷量を誇ります。栽培される品種も豊富。みかんの収穫シーズンには、山全体がオレンジ色に染まるほどです。

また、中島ではトライアスロンも盛んです。毎年8月下旬に2日間かけてレースが行われます。

睦月島

出典: melvil (CC BY-SA 4.0)

睦月島(むづきじま)は高浜港からフェリーで30分。忽那諸島の中心にあり、中島のすぐ東側に位置します。古くは全国に伊予かすりの反物を売り歩く、行商の島として栄えた島。そのため海岸沿いには、今でも立派な長屋門が並んでいます。現在では柑橘類の栽培が盛んな島です。

島の中腹は、「睦月スカイライン」と称されるほど美しい眺めが続く道があり、ウォーキングに最適です。また猫の多い島としても有名で、人懐っこい猫たちが近づいてきます。

怒和島

怒和島(ぬわじま)島は、忽那諸島の中で3番目に大きな島です。集落は二つで、島の東側に元怒和(もとぬわ)、西側に上怒和(かみぬわ)があります。農業後継者の育成にも力を注ぎ、また島民のほとんどが漁業権を持ち、農業と漁業が両立する島です。

上怒和港にある半島状の小山は丸子鼻(まるこばな)と呼ばれ、その昔、丸子鼻沖合で船に乗っていた丸子姫が、未練を残したまま海の藻屑となったという悲しい言い伝えがあります。

二神島

二神島(ふたがみじま)はかつては島に松が多かったため、松島とも呼ばれていました。日本古来の美しさを残しているため、世界的に有名な地理雑誌『ナショナル・ジオグラフィックマガジン』に紹介されたこともあります。

前述した興居島の船踊りが伝わったと言われる秋祭り「二神祭り」は、一時、10年ほど休止していましたが、2015年に復活し、海上で行われています。

まとめ

温暖な気候で、豊かな自然に恵まれ、春夏秋冬で季節ごとの魅力が味わえる忽那諸島。家族でレジャーに訪れても楽しめますし、また一人で景色を堪能するのもおすすめです。松山の旅行を検討しているなら、ぜひ忽那諸島まで足を伸ばしてみませんか?

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