夜の博物館を初体験!宿泊もできちゃう「奥出雲多根自然博物館」

夜の博物館を初体験!宿泊もできちゃう「奥出雲多根自然博物館」

今回ご紹介する島根県「奥出雲多根自然博物館(奥出雲町)」は、博物館の建物の中にホテルがある一風変わった施設です。そしてその博物館、宿泊者だけの貸し切りナイトミュージアム、つまり夜の博物館を体験できるという、全国でも珍しい施設です。博物館も宿泊もまとめて楽しめる「奥出雲多根自然博物館」の魅力をご紹介してまいります。全国でも珍しい泊まれる博物館で奥出雲を楽しんでくださいね。

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夜の博物館を初体験!宿泊もできちゃう「奥出雲多根自然博物館」

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奥出雲多根自然博物館ってどんな博物館?

奥出雲多根自然博物館ってどんな博物館?

「奥出雲多根自然博物館」は約40億年に及ぶ生命の長い歴史を物語る、貴重な化石が多数展示されています。老若男女が楽しめるような工夫がされていて、大画面での3次元でCGの映像や他に類を見ないと言えば、泊まれる博物館だという事。しかも宿泊者限定で映画、ナイトミュージアムの世界を体験できるのです。生命の驚くべきドラマを実感する事ができます。

常設展ではさまざまな時代の化石や恐竜などが展示されており、企画スペースには「Space-i」などにより宇宙技術の新しい情報や宇宙についての知識に接することができます。
各展示室は個別の解説だけでなく、歴史の流れの中に位置づけストーリーをもって見る事ができます。

見どころ

トリケラトプスの化石

出典: ノリック / PIXTA(ピクスタ)

奥出雲多根自然博物館は、約40億年に及ぶ生命の長い歴史を物語る、貴重な化石が多数展示されている博物館です。その展示物の種類は3000点を超え、所蔵品になると2万点もあります。
特に魚類化石の多さは、国内で随一と言えるでしょう。一番の特徴は、直接化石に触る事ができるという事です。

もちろん本物の恐竜の化石にも。まず博物館のエントランスを入ると、そこには巨大な恐竜「アロサウルス」の骨格レプリカがお出迎え。なんとこのアロサウルスは全長9メートルもあるのです。高く見上げるアロサウルスの大きさを間近で体験してください。迫力のティラノサウルスは鳴き声とともに映像でも見る事ができます。

ナイトミュージアムでは昼間とは雰囲気が打って変わって、ライトアップされた中で楽しむ事ができます。薄暗い中で聴く恐竜たちの鳴き声は迫力が増しますよ。

宿泊について

恐竜の骨 ソウル トリケラトプスの写真

出典: topic_bv / PIXTA(ピクスタ)

多根自然博物館は3階から5階までが宿泊施設となっています。部屋数は19室で、シングル、ツイン、トリプルとあり、中にはお子さんに大人気の恐竜ルームもあります。全室禁煙というところもお子さん連れには安心ですね。

バス、トイレ付きのお部屋の数は少ないのですが、すぐそばに「佐白温泉 長者の湯」という温泉施設があります。美肌効果や疲労回復に優れた泉質なので、旅の疲れを取るのにぴったりです。その他にも奥出雲町周辺の良質な温泉を利用する、長期滞在(湯治ステイ)もいかがでしょう。

宿泊者限定「ドキドキ・ナイトミュージアム」が楽しめるうえ、博物館オリジナルの体験イベントが予定されています。価格はとても低価格で、お食事なし素泊まりのプランもありますが、奥出雲の食材を味わえる一泊二食付きのプランがおススメです。

豊富なイベントに参加しよう

長野県の満天の星空・乗鞍高原

出典: まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

古代生物の化石、貴重な鉱物などをモチーフにした博物館ならではのイベントが開催されている多根自然博物館。『恐竜時代を創るワークショップ「シュライヒ」フィギュアを使ったジオラマを創ろう』では、自分だけの恐竜の世界を作る事ができます。

また博物館では季節に沿ったさまざまなイベントが開催されています。空気の澄んだ大自然ならではのイベントである天体観望会では、ペルセウス座流星群を観察もしました。その他事前の申し込みが必要にはなりますが、年間を通したイベントが楽しめる『島根わくわくサイエンスクラブ』もあります。今年はどんなイベントが企画されるのか乞うご期待です。

周辺の観光スポット

大岩の転がる渓流

出典: テラス / PIXTA(ピクスタ)

奥出雲は『古事記』や『出雲風土記』に登場する伝説の地として有名な場所。神々が集う場所と呼ばれるにふさわしい観光スポットがたくさんあります。

①『鬼の舌震(おにのしたぶるい』は博物館から車で15分ほどの場所にある自然が作り出した大渓谷です。『出雲国風土記』戀山(したいやま)の「ワニが玉日女命(たまひめのみこと)という美しい女神を恋い慕う」とあり、この「ワニのしたふ」が転訛して名付けられたと言われています。

②『みなり遊園地』はその近くにあり、中心にあるローラー滑り台は『鬼の舌震』をイメージして作られています。
その他奥出雲にはメディアでも度々紹介されているパワースポット『須佐神社』や、須佐神社の名前の由来となったスサノオノミコトの妻のイナタヒメが髪を梳くために使っていたと言われる『鏡ヶ池』など、神秘的なスポットがあります。

◎アクセス

出雲八代駅

出典: 抹茶 / PIXTA(ピクスタ)

■JRご利用の場合
JR木次線「出雲八代」駅より歩いて20分

■自家用車の場合
松江市より県道松江木次線、玉湯吾妻山線経由で1時間
松江自動車道(やまなみ街道)高野ICより40分、三刀屋木次ICより20分

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