自然とアート、遊園地が楽しめる!岐阜の「養老公園」の魅力はここ

画像出典:二匹の魚 / PIXTA(ピクスタ)

自然とアート、遊園地が楽しめる!岐阜の「養老公園」の魅力はここ

養老公園は岐阜県養老郡養老町にある広域公園です。公園内には「こどもの国」や「キャンプセンター」があり、ゴルフや桜・紅葉も楽しめます。今回は岐阜県観光でおすすめの同公園の見どころや周辺のランチスポットなどをご紹介しましょう。

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自然とアート、遊園地が楽しめる!岐阜の「養老公園」の魅力はここ

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養老公園とは?

養老公園は明治13年に開設された当初は、地元の有力者の組織が運営していた公園です。大正12年に県営公園となり、昭和40年代に入って大規模な整備が行われました。昭和50年代には岐阜県こどもの国とテニスコートがオープンしています。

平成に入り、パークゴルフ場やパターゴルフ場もオープン、平成7年には庭園「養老天命反転地」が制作されました。平成10年にオープンした「楽市楽座・養老」では、西濃地域の郷土料理や地ビールなどの販売ブースが並んでいます。

季節のイベントやワークショップなど様々な企画が用意され、親子で楽しい時間を過ごせる公園です。公園全体が養老の滝エリアの地形を生かし整備されていて、体験型のアートやレジャーなどを楽しめるよう工夫されています。

養老の滝と周辺

養老公園にある「養老の滝」は、日本の滝百選に選ばれている名瀑です。高さ約30m、幅約4mの養老の滝は迫力があり美しく、訪れる人を魅了します。毎年7月1に行われる滝開きは、養老公園の夏の風物詩です。

養老の滝の周辺には散策路が整備されていて、四季折々の美しい景色が楽しめます。加えて、養老の滝の周辺には養老神社や七つの橋、日蓮宗 妙見堂などの歴史的な観光スポットも点在しているので、自然を感じながら岐阜の歴史にも触れてみましょう。

養老天命反転地

養老天命反転地には不思議な現代アート空間が広がっています。世界的アーティストの荒川修作氏とパートナーである詩人のマドリン・ギンズ氏が30年に及んで構想を練ったアート作品を、体で直接感じてみましょう。

メインパビリオンの構成は、「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」で成り立っていて、「極限で似るものの家」を9つに分割したパビリオンが「楕円形のフィールド」に点在しています。対をなす丘やくぼみ、大小さまざまな日本列島、ぐにゃぐにゃの回遊路など、体を使ってバランスを取りながらアートに触れる喜びを感じられるテーマパークです。

作品タイトルもユニークで『昆虫山脈』や『白昼の混乱地帯』、『想像のへそ』などの作品が広い敷地に並んでいます。暗闇の迷路になっていたり、作品が傾いていたりするので、普段の生活では体験できないような不思議なアートの世界を堪能してみてください。

こどもの国

こどもの国は、養老公園内にある遊園地で多くの親子連れが訪れる人気施設です。2019年7月には0歳~3歳の幼児が安心して遊べる「すくすくひろば」も誕生しています。すくすくひろばには日よけシェルターが設置されているので、夏でも日差しを気にせずに遊べると好評です。

「ぼうけんひろば」には、18ポイントのアスレチック遊具が設置されています。2017年にリニューアルし、ジグザグバランスやサーカスわたり、チャレンジバンクなどの楽しい遊具が子供たちに大人気です。ターザン気分で楽しめるロープウェイやツリーハウスなどで1日中たっぷり遊べます。

晴れた日は「のびのびひろば」の草原で、雨の日は「こどもの家」の室内遊具で、夏休み期間は「こどもプール」など、楽しい遊びは尽きません。こどもプールには、水深の浅い幼児向けプールもあり、小さな子どもも安心して遊べます。

養老キャンプセンター

養老キャンプセンターは養老公園内にあるキャンプ場で、のんびりとキャンプを楽しみたい人に人気です。岐阜県内にある多くのキャンプ場は大自然の中にある本格的キャンプ場が多いので、初めてのキャンプや経験の浅いキャンパー、幼い子ども連れでのキャンプなら養老キャンプセンターがおすすめと言えます。

サイトにバーベキューコンロが併設され、屋根のあるバーベキュー場も利用できます。バンガローもあって安心です。

ゴルフ場

養老公園にはパークゴルフ・パターゴルフ・グランドゴルフの3つのゴルフ場があります。それぞれのゴルフ場についておすすめの楽しみ方をご紹介します。

■養老グランドゴルフ

簡単なルールで気軽に楽しめるので、幼い子ども連れのファミリーや気軽にプレーしたい大人におすすめです。グランドゴルフの専用コースは全8ホールの天然芝コースとなっています。

クラブとボールは専用のものを無料でレンタルでき、ルールはホールポストにホールインするまでの打数をカウントするだけです。難しい技術も不要なので、自然の中で気軽にゴルフ気分を味わってみましょう。

■養老パターゴルフ

お子様連れのファミリー層なら、家族みんなで楽しめるパターゴルフもおすすめです。天然芝の全18ホール、パー72の本格的なゴルフ気分を楽しみましょう。養老パターゴルフには9ホールのコースが3つあります。

風のコース・森のコース・草原のコースの中から、指定される2つのコースを楽しみましょう。濃尾平野を一望できる、山の斜面を活かしたコースが待っています。

クラブとボールは無料レンタルでき、中学生以下の子どもも保護者と一緒に気軽にコースに出られます。プレー時間は1時間が目安なので、スケジュールを組む際は参考にしてください。

■養老パークゴルフ

中学生以上のゴルフ初心者にはパークゴルフがおすすめです。ショートコース用のケイマンボール専用のゴルフ場なので、飛距離は従来のボールの約半分に抑えられています。コース全長は810m、6ホール、パー24のコースで、1ラウンド1時間半が目安です。

各ホールの名前は花や木にちなんでいて、ラウンドしながら季節の花々も楽しめます。クラブハウスはシャワー室やコインロッカー、自動販売機完備です。

桜や紅葉の時期、見どころ

養老公園内には約3,000本の桜が植栽されています。春に公園内を埋め尽くして咲き乱れる桜は必見で、特に濃尾平野を一望できるダイナミックな景観と桜のコラボレーションが魅力的。例年の見頃は4月上旬で、3月下旬から4月初めには夜桜のライトアップも行われます。

桜並木は公園入口から養老の滝付近まで続く散策路沿いにあり、桜が咲く河原でお弁当を広げてお花見を楽しめます。春のシーズンは岐阜県内有数の人気お花見スポットの桜をぜひ楽しんでみましょう。

秋になると養老公園は紅葉狩りシーズンを迎えます。10月上旬から11月末にかけては養老公園もみじまつりが開催され、養老公園一帯が赤や黄色の錦色に染まる中で様々なイベントが繰り広げられます。写生大会やハイキング企画、コスプレ音楽祭や尺八筝曲コンサートなど工夫を凝らしたイベントが盛り沢山です。

周辺のランチスポット

養老公園周辺にはお手頃価格のレンチスポットが点在しています。公園で遊んで休日のランチも楽しみたい人に、養老公園周辺のおすすめランチ情報をご紹介しましょう。

■てっぺん亭

スタミナラーメンで有名なてっぺん亭がおすすめです。コシのある麺とスープの味に定評があります。

■そば処 たみと

美味しい蕎麦と親子丼を食べられるそば処 たみとをおすすめします。十割の黒い蕎麦と白そばのセットや、ぷりぷりのエビの天ぷらが人気です。手間がかかる蕎麦がきも提供しているので、一度味わってみてください。

アクセス方法、駐車場

養老公園へ鉄道で行く場合は養老鉄道の「養老駅」下車し徒歩約10分です。車で向かう場合、関ケ原ICからは約25分、大垣ICからは約20分で到着できます。公園にはエリアごとに駐車場があるので、利用する施設に近い駐車場を選んでください。

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