航空機が充実！岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館の見どころをご紹介

岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館は、岐阜県各務原市にある航空や宇宙について学べる博物館です。航空機を見ることもできるため、興味がある人にとってはかなり魅力的な博物館だと言えるでしょう。子どもと一緒に足を運んでも楽しめる場所なので、家族連れでも賑わっています。今回はそんな航空宇宙科学博物館についてご紹介していきましょう。※今回紹介している情報は、全て2020年2月上旬のものです。

かかみがはら航空宇宙科学博物館とは？

岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館は、航空と宇宙を同時に体験できるという日本国内でただ1つの専門博物館です。まずは、岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館の概要からご紹介していきましょう。

■開館時間

平日　10：00～17：00（最終入館時間は16：30）
土日祝日　10：00～18：00（最終入館時間は17：30）

■休館日

第1火曜日（8月の第一火曜日は開館、祝日の場合は次の平日）
年末年始（12月28日～1月2日）

この他にも臨時で休館する場合があるので、あらかじめホームページなどで確認してください。

■入館料

・個人
大人　800円
60歳以上もしくは高校生　500円

・団体
大人　700円
60歳以上もしくは高校生　400円

・年間パスポート　
大人　2,000円
60歳以上もしくは高校生　1,300円

中学生以下は、全て無料となっています。

航空エリア

■航空機と航空機産業の始まり

初めて動力付き航空機を生み出したライト兄弟のライトフライヤー（1/1模型）や乙式一型偵察機サルムソン2A2（1/1模型）、そしてハンスグラーデ単葉機（1/1模型）が展示されています。岐阜県各務原市で日本の航空産業が生まれたため、それを記念して展示されているのです。

■戦後の航空機開発

ここには日本で最も多くの実機が残されています。プロペラ機からジェット機への変遷を垣間見れるので、航空機に興味がある人にとってとても楽しい空間だと言えるでしょう。

この他にも航空エリアには、戦前・戦中の航空機開発に関する展示や航空機のしくみに関する展示があります。

宇宙エリア

■空から宇宙へ

宇宙へ行くためにはどうしたらいいのかを考えてきた先祖の努力を垣間見ることができます。地球の重量に逆らう推進力が必要なロケットの力を生み出すロケットエンジン「LE-7」やロケットの先端部分で衛星を格納している「フェアリング」が展示されています。

■宇宙への出発ーロケットー

ペンシルロケット（1/1模型）や国産ロケット（1/20模型）、Qロケット風洞試験モデルを展示しています。ロケットの飛行を制御するための仕組みや固体燃料と液体燃料の違いなどについて学べるゾーンです。これからどのように発展していくのかも想像できる展示になっています。

この他にも、人工衛星や有人宇宙開発、宇宙探査に関する展示がエリア内にあります。

屋外展示場

岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館では、屋内だけではなく屋外にも展示場があります。屋外展示場に展示されているのは、P-2J対潜哨戒機、US-1A救難飛行艇、YS-11A型旅客機、V-107A型ヘリコプターですす。

屋外展示場は、営業時間内であれば無料で見学できるので、気軽に立ち寄れる場所だと言えるでしょう。屋内の展示でも数々の機体を見ることができますが、屋外で見るとより迫力を感じられます。

遊具施設、芝生広場

屋外には、期待の展示場だけではなく、芝生広場や遊具広場があります。遊具広場には幼児向けの遊具がいくつも設置されているため、子ども連れで賑わっている場所です。芝生広場は多くの人の憩いの場になっていて、多目的スペースとしても利用できます。

■遊具広場

遊具広場には、スリルのあるターザンロープや15m先にいる友達と会話ができるパラボラアンテナなどがあります。

■芝生広場

芝生広場はとても広くなっていて、天気の良い日はレジャーシートを広げてお弁当を食べている家族を見かけることもあります。

宇宙博カフェ

宇宙博カフェは、かかみがはら航空宇宙科学博物館の館内にあるミュージアムカフェです。宇宙や航空に関連するオリジナルメニューを提供しています。席によっては、外に展示されている飛行機を眺めながら食事を楽しめるでしょう。

■大きな飛行機パン

飛行機の形を模したふんわりとしたパンです。好みでジャムを付けて食べることができます。

■岐阜の高山ラーメン

高山ラーメンは岐阜県のご当地ラーメンです。あっさりとした味わいの醤油ラーメンなので、誰でも食べやすいラーメンと言えます。

■極うま！かかみがはらのキムチチャーハン

各務原市の特産である各務原キムチを使ったキムチチャーハンです。ピリ辛な味わいが病み付きになることでしょう。

■夜空のワッフルプレート満月風アイスクリーム付き

夜間飛行をイメージしたワッフルプレートで、とても可愛らしいデザインが人気です。バニラアイスと星形の砂糖で夜空を描いています。

ミュージアムショップ、お土産

かかみがはら航空宇宙科学博物館のミュージアムショップでは、宇宙や航空に関連する商品であったり、岐阜県の特産品、各務原市の特産品を販売しています。ここでしか買えない商品もあるので、お土産に最適です。

■アイシングクッキー

T-2 CCV研究機やT-2 高等練習機、T-4 中等練習機をデザインしたアイシングクッキーです。かかみがはら航空宇宙科学博物館らしいお土産として人気を集めています。

■クリームサンドせんべい

おせんべいの間にバニラクリームがサンドされているお菓子です。十二試艦上戦闘機（零戦の試作機）やT-2 高等練習機、T-4 中等練習機、YS-11A-500 中型輸送機の絵柄が書かれています。アイシングクッキーと同じように、かかみがはら航空宇宙科学博物館で人気のお土産です。

■飛燕プラモデル

飛燕の1/72スケールのプラモデルです。かかみがはら航空宇宙科学博物館で購入した場合は、限定の飛燕ヒストリー缶バッジが1個ついてきます。

アクセス方法、駐車場

■アクセス

・公共交通機関の場合
名鉄各務原線各務原市役所前駅で下車し、そこからふれあいバス（稲羽線もしくは川島線）に乗車します。

・車の場合
東海北陸自動車道岐阜各務原ICから下道を走ります。国道21号線を美濃加茂方面へ進んでいき、那加大東町交差点を右折してください。那加大東町交差点を曲がって3杖の信号（上戸町交差点）を左折、左折してすぐの信号をさらに左折すると到着します。

■駐車場

およそ550台分の無料駐車場が完備されているので、車で訪れても安心です。

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