鵜飼の里・長良川うかいミュージアムの見どころやカフェもご紹介

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鵜飼の里・長良川うかいミュージアムの見どころやカフェもご紹介

長良川うかいミュージアムは、岐阜観光で必ず訪れてほしいおすすめスポットです。

今回は、1300年以上の歴史を持つ「鵜飼」の雅な伝統文化に触れられる長良川うかいミュージアムで外せない見どころやカフェ、ミュージアムショップについてまとめました。アクセス情報や周辺の宿泊施設情報などもまとめたので、参考にしてみてください。

目次

鵜飼の里・長良川うかいミュージアムの見どころやカフェもご紹介

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長良川うかいミュージアムとは?

長良川うかいミュージアムは、鵜飼のオフシーズンでも鵜飼の魅力を楽しめるよう誕生した資料館です。2000年に閉鎖した長良川温泉「長良川ホテル」の跡地を活用し、2012年8月1に開業しました。雅な伝統文化である長良川の鵜飼の価値をわかりやすく紹介しています。

ミュージアム内には、鵜飼漁で使用する用具などの資料や、映像・写真資料などが展示されています。観覧料は大人(15歳以上)500円、小人(4歳以上15歳未満)250円で、毎月第3日曜日(家庭の日)に入場する中学生以下の人と同伴家族は無料です。

※2020年2月1日現在の情報です。最新の情報は公式HP等にてご確認ください。

1階のフロア

エントランスホールがある1階では、鵜飼の歴史や鮎そして鵜に関する様々な展示が行われています。展示室に入り最初に目に飛び込んでくるのは、鵜飼・長良川シンボルステージです。鵜が水中で鮎をとらえる瞬間のダイナミックな映像を、水中から見上げるようなアングルで体感できます。

続いて1300年以上続く鵜飼いの伝統を歴史絵巻で確認しましょう。さらに、鵜匠たちの世界に触れていきます。長良川鵜飼で鵜を操る鵜匠は世襲制で受け継がれていて、宮内庁式部職鵜匠として伝統を受け継ぐ存在です。鵜匠の世界コーナーでは、鵜匠の雅な装束や格式などがわかります。

そして、展示は鵜の生態の秘密に迫る参加型の展示に移ります。実物の鵜の約4倍サイズの模型に仕込まれた映像で、鵜の体の仕組みをわかりやすく学べる展示です。

さらに、鮎と長良川の世界コーナーで日本三大清流の長良川と、世界農業遺産に認定されている長良川の鵜について学べます。足元には長良川の清流の水面を歩いて、鮎を追いかけるような気分を味わえる映像が流れ、1階の展示を締めくくっています。

2階のフロア

1階フロアの展示を見終わったら2階フロアへ向かいます。1階展示室の見学後に一休みしたい人は、まずは景観ラウンジからの長良川と金華山の景観を楽しんで一息つきましょう。景観ラウンジは無料でくつろげるスペースです。

2階展示室は暗闇のかがり火トンネルから始まります。暗闇の中でかがり火を川面に移して鮎を捕る鵜飼いの雰囲気たっぷりの展示です。代々受け継がれた6人の鵜匠と屋号が、暗闇の中かがり火に浮かび上がる伝統の美を味わえます。

続く長良川鵜飼の歴史・トピックスのコーナーには、鵜飼に関連する5人の人物とのエピソードが展示されています。織田信長・徳川家康・松尾芭蕉・明治天皇・チャップリンの鵜飼に関連する逸話は興味深いでしょう。

締めくくりに原寸大の鵜舟と絵巻物型のスクリーンで鵜飼を体験します。リアルな音響と照明で、まるで絵巻の中に入り込んだような気分になると評判です。

クローバーコーヒー

ミュージアムを見学して一休みしたくなったら、長良川を眺めながらクローバーコーヒーでカフェタイム。広々とした店内にはカウンターテーブル席やソファー席、そしてオープンテラス席があります。天気が良い日なら、長良川からの心地良い風を感じられるテラス席がおすすめです。

ドリンクメニューには、コーヒーの他にセイロン・アールグレイ・アップル・ゆずなどの各種紅茶が揃っています。人気ドリンクは岐阜ドリンクで、美濃路牛乳飲むヨーグルトや下呂温泉トマトジュース、岐阜県産柿ジュースなどに岐阜銘菓がセットされる贅沢さが好評です。

ミュージアムショップ・お土産

ミュージアムショップには岐阜の名産品が揃っています。お店ごとに味の違う可愛らしい鮎菓子も各種揃い、亀甲屋本舗の「うかい鮎」、玉井屋本舗の「登り鮎」、緑水庵の「飛あゆ」などが店頭に並んでいます。

江戸時代創業の亀甲屋本舗の鮎菓子は1つ1つ手焼きにこだわっており、明治41年創業の玉井屋本舗の「登り鮎」は宮内庁御買上の品です。緑水庵の「飛び鮎」は第20回全国菓子大博覧会名誉総裁賞を受賞しています。

飛騨地方に古くから伝わる人形「さるぼぼ」グッズには信長とコラボしたシリーズもあり、腰に刀をつけ家紋入りのマントを着ています。受験生には受験お守り「ご鵜かく足半」も人気です。岐阜観光の思い出の品は、ぜひミュージアムショップで探してみましょう。

アクセス方法、駐車場

岐阜バスの場合で行く場合、JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から、N系統か市内ループ線に乗車し「鵜飼屋」停留所で下車します。バス停からは徒歩6分です。所要時間は20~25分程度みてください。

タクシーの場合

JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から15分です。
自家用車を利用する場合は、東海北陸自動車道か名神高速道路からアクセスします。

車の場合

東海北陸自動車道からの場合、岐阜各務原ICからは国道21号から国道156号を北進、一宮木曽川ICからは国道22号、156号を北進するルートです。関ICからは国道248号、156号へ、各ICからの所要時間は20分程度となります。

名神高速道路からは岐阜羽鳥ICから県道151号線を北進、大縄場大橋手前を右折し、国道256号線を北進してください。

長良川うかいミュージアムには、67台分の一般乗用車駐車場と6代のバス駐車場、2台の身障者用駐車場があります。有料駐車場は十分な台数分の用意があるため、車を停められない心配は少ないでしょう。

周辺の宿泊施設

長良川うかいミュージアム周辺には宿泊施設も揃っています。

鵜匠の家 すぎ山

鵜匠の家 すぎ山の外観

長良川うかいミュージアム至近の宿です。長良川の流れを眺めながらゆったりと過ごせる人気宿で、夏は天然の鮎料理、冬は宮内庁直伝の野鴨鉄板料理を味わえます。

長良川観光ホテル石金

長良川のほとりにたたずむ料理旅館です。金華山や岐阜城を一望できるロケーションが素晴らしく、戦国コンセプトの部屋などの楽しい企画でも知られています。

周辺のランチスポット

長良川うかいミュージアムの周辺にはランチの美味しい店も多く集まっています。冷やしたぬきそばが美味しい「信州そば 更科」や、ステーキの老舗「潜龍」、岐阜で有名なパン屋の「ラティスコ」など、訪れたい人気店ばかりです。

長良川うかいミュージアムを見学したら、ぜひ周辺のランチスポットにも足を運んでみましょう。

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