名称:鬼押出し園
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原1053 鬼押出し園
営業時間:8:00~17:00(最終入園 16:30)
定休日:なし
入園料金:中学生以上 650円 / 小学生 450円 / 未就学児 無料
公式・関連サイトURL:https://www.princehotels.co.jp/amuse/onioshidashi/
ゴツゴツした溶岩石がそこかしこに落ちている不思議な観光名所「鬼押出し園」。まるで本物の鬼が島に実在したような景色が広がる観光スポットです。今回は自然が作り出したネイチャーアートが楽しめる「鬼押出し園」について、アクセス方法からレストラン情報まであますことなく紹介します。
目次
溶岩の奇跡的なアート!鬼押出し園のおすすめスポット情報!
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鬼押出し園とは?
鬼押出し園が出来たきっかけは、日本百名山にも選ばれている浅間山に関係があります。群馬県と長野県の県界に位置する浅間山は、四季折々の美しい風景が見られることで有名な観光名所。周辺には温泉やスキー場などもあるので、登山でなくても楽しむことができます。
そんな浅間山が1783年に噴火をした際に、流出した溶岩で形成されたのが鬼押出し園です。当時の噴火の様子を見た地元の人が、「まるで鬼が暴れて岩を押し出したようだった」と語ったことからその名が付けられたとされています。
アクセス方法
山の中腹にあるので車でのアクセスが便利ですが、最寄り駅からバスも出ています。バスは本数が少ないため注意が必要です。また、冬期期間中は路面凍結や積雪の恐れもあるので、チェーンを装着するかスタッドレスタイヤで向かうことをおすすめします。
車でアクセスする場合、上信越自動車道の碓氷軽井沢I.C.から中軽井沢・鬼押ハイウェー経由で約40分。小諸I.C.からは中軽井沢・鬼押ハイウェー経由で約50分です。電車を利用する場合は、最寄り駅の万座・鹿沢口駅からバスで約25分、中軽井沢駅からバスで約30分、新幹線も停車する軽井沢駅からバスで約40分となります。
散策コースについて
鬼押出し園は自由に散策することが可能ですが、園が推奨するモデルコースも3つ用意されています。1番短い30分のコースは「表参道→観音堂→裏参道→入園口」の約1km歩くコースです。鬼押出し園の要所を抑えたコースなので、観光にあまり時間を取れない方や足腰に自信のない方、幼児連れの方におすすめですよ。
次は「表参道→観音堂→高山植物観察コース→入園口」を40分かけて散策するコースです。晴れている日は北アルプス連峰や谷川連峰、日光男体を一望することができます。また、5月中旬から10月下旬の間にはヒカリゴケが生息し、発光する姿も見られるかもしれません。
1番長い60分コースは「表参道→観音堂→奥の院山道(炎観音)→入園口」のルートです。観音堂からさらに奥にある観音堂は、1周約1,2kmとなっています。
途中からは炎観音が祀られているスポットを通って、見晴し台へ進むのですが、見晴し台には柵がありません。そのため、岩石がゴロゴロする平地が広がる不思議な風景を楽しむことができます。時間のある方はぜひ奥の院山道にも足を運んでみてくださいね。
浅間山観音堂
浅間山のふもとにある嬬恋村(旧鎌原村)では、1783年の浅間山大噴火で152戸が飲み込まれ、多くの犠牲者が出ました。この犠牲者を弔うために建立されたのが「浅間山観音堂」です。噴火で消失してしまった鎌原村には、東京・上野にある寛永寺の末寺がありました。このことから寛永寺の別院として創建されています。
本堂の横には見晴し台があり、とても素晴らしい眺めが堪能できるおすすめのフォトスポットです。御朱印集めをしている方は、御朱印調を忘れずに持って行きましょう。炎観音が描かれた御朱印をいただくことができますよ。
鬼めしセンター
入園してすぐの建物「鬼めしセンター」は、食事と景色を楽しめるスポットです。1階にはラーメン屋「鬼火山(おにびやま)」と団体向けレストランがあり、2階は展望レストランになっています。そして、最上階の3階が展望室です。パノラマ展望でガラス張りになっているので、気候に左右されずいつでも鬼押出しの景色を楽しむことができます。
また、展望台も併設しているので併せて立ち寄ってみましょう。団体レストランの入口横の階段から上がることもできますし、2階の展望レストランからも出ることができます。レストランで買ったものを展望台で食べることも可能ですよ。気持ちの良い季節にはおすすめです。
売店・レストラン情報!
鬼押出し園の茶店にて
— まるじ@焼きまんじゅうを食らう (@maruji1979) May 11, 2019
令和一本目の焼きまんじゅうを食らう!#上毛かるた
「あ」の札
「浅間のいたずら 鬼の押出し」 pic.twitter.com/pfUDyPCWYz
園内には飲食や買い物ができるスポットがいくつかあります。群馬県と長野県の県境にあるだけあって、両県のお土産やご当地グルメが並んでいるのも面白いです。長野県名物のおやきや、群馬県名物の焼き饅頭も食べられます。もちろん溶岩に関するお土産も外せません。溶岩を使った小物から溶岩に見立てたクッキーといったアイデア商品までズラリと揃います。
レストランは鬼めしセンター内に展望レストランとラーメン屋の鬼火山があります。メニューはカレーやうどん、蕎麦などのメニューがメインです。鬼押出し園の風景を眺めながら食事をしてみてはいかがでしょうか?
鬼火山はお店の名前が付いた鬼火山ラーメンが人気ですが、信州味噌を使ったラーメンや辛味噌ラーメンも美味しいと好評です。お子さまラーメンもあるので、子連れでの食事も安心ですね。ただし注意すべきは”冬期期間”。売店・レストラン共に冬期は休業してしまうため利用ができません。売店やレストランを利用したい人は行く時期に気を付けてください。
チケットの割引情報!
鬼押出し園には入園料が割引になる方法がいくつかあります。訪れる予定のある方はぜひ活用してみましょう。まずは公式サイトにある割引券。正規料金から5名まで50円引きが可能です。携帯画面を見せるだけなので手軽に利用することができます。
JAFの会員の方はぜひ会員カードを持って行きましょう。サイトを探す手間がないので簡単に割引をしてもらえます。会員含む5名まで100円割引き可能です。また、タイムズクラブの会員の方もカードを忘れずに!5名様までなんと150円引きになります。障害者手帳を持っている方は本人と付き添いの方1名が、中学生以上350円・小学生は250円になりますよ。
他にも嬬恋郷土資料館・鬼押出し園共通券販売があり、中学生までは200円引き、小学生は150円引きです。単体でのクーポンより安いので、もし嬬恋郷土資料館にも訪れる予定があれば利用してみましょう。共通券はどちらかの施設の窓口で購入可能です。
さいごに:ユニークな溶岩の数々も!
旅の途中でちょっと寄り道
— 人生の漂流者 (@50s_wanderer) March 16, 2018
自然が造り出す芸術に心奪われる
🦍#鬼押出し園#ゴリラ岩 pic.twitter.com/pieYhAPjAV
園内の溶岩には名前が付けられている岩がたくさんあります。ゴリラ岩やモアイ岩と言ったものから、サザエさん岩なんてものまで様々。園の入口付近に名前とその姿が写真で紹介されているので、探しながら散策するとより楽しめるでしょう。
人気観光地の軽井沢からもアクセスがよく、見晴らし最高の鬼押出し園。今までに見たことのない景色が広がる観光スポットをぜひ一度訪れてみてください。
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