日本三名園の1つ、後楽園の観光の見どころを厳選してご紹介します!

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日本三名園の1つ、後楽園の観光の見どころを厳選してご紹介します!

日本三名園の一つである岡山後楽園は、世界に誇る文化財として知られていて、日本の歴史と和が感じられる観光スポットです。
四季を通じて茶つみや月見などのさまざまな行事が行われるだけではなく、夏と秋には「幻想庭園」と呼ばれるライトアップまで施され、美しい庭園と四季折々の自然が眺められます。
この記事では、岡山後楽園のメインスポットを6つご紹介します。

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日本三名園の1つ、後楽園の観光の見どころを厳選してご紹介します!

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1. 藩主の御座所「延養亭」

冬の岡山後楽園 延養亭

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岡山後楽園にある建物の1つ目として紹介するのが「延養亭」です。
藩主が座る主室からの眺望が、一番美しくなるように庭園がしつらえてあることに風情を感じます。
普段は非公開ですが、秋ごろには限定公開するチャンスがあるので、これを機に絵画のような素晴らしい景色を堪能してください。
また裏にある能舞台では、延養亭の限定公開タイミングと合わせて、能や狂言の上演が行われています。歴史を感じる建造物での日本芸能を鑑賞してみましょう。

2. 建物の中央に水路が流れる「流店」

岡山後楽園 流店から見る千入の森

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日本庭園と聞くと、景石を組んで滝を表現したり白砂を敷いて水を表現したりする庭園様式がイメージされますが、流店では屋内に水路を配している珍しい建物が配置されています。
岡山でよく見られる、きれいに磨かれた泥岩が水流の中に配置されていて、眺めているだけで心が落ち着くようなエリア。園内のほぼ中央に位置していて、水の流れが多いことから小休憩にもぴったりなスポットです。
涼しげな雰囲気があるため、夏場の散策では流店にて一休みするのがおすすめです。

3. 園内を見渡せる「唯心山」

唯心山 -日本三名園 岡山後楽園-

出典: PJ / PIXTA(ピクスタ)

唯心山は後楽園の北西方面を一望できる丘陵であり、絶景スポットとして知られています。
名称に山とついていますが、実際は約6メートルの築山です。現在では庭園を上から眺めながら散歩するための場所となり、芝生の広がりや沢の池の全貌、井田などの景観を眺めることができます。
散歩ルートとしてきれいに整備された場所であり、丁寧に整えられた芝生や周りの木々からは、日本の四季を感じられる癒しの空間です。

4. 後楽園の景色に欠かせない「沢の池」

岡山後楽園 岡山城

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岡山後楽園の中央にある一番大きな池が沢の池です。沢の池には中の島・御野島・砂利島という3つの島があり、それぞれ特徴があります。
中の島には島茶屋という小さな建物が建てられていて水辺が近く、素晴らしい景色が眺められる場所です。
中の島への小さな木の橋があり、橋を渡ることはできますが中の島への立ち入りは禁止されている場合があるのでご注意ください。
御野島には納涼や宴会などで使われる東屋のような建物の釣殿が設けられていて、晴れた日には池に映る建物の様子もあわせて写真に収めると美しい景色が撮影できます。

5. 二代藩主の好みを伝える「井田」

後楽園 雨上がりの井田

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岡山後楽園の奥側に位置する井田がある辺りは昔、田畑が作られていた頃の名残です。
毎年6月にお田植え祭というものがあり、田植えが行われています。井田は今現在も使われている田んぼであり、もち米が収穫されている現役の田んぼです。
訪れるタイミングによっては、稲刈りが終わり、稲わらが干してある風景を眺めることができ、田舎の田園風景そのものを感じられます。

6. 美しい水と緑の風景「廉池軒」

岡山後楽園 廉池軒と水辺の景色

出典: m.Taira / PIXTA(ピクスタ)

岡山後楽園南門近くの水辺にある建物が廉池軒です。
戦災をまぬがれた数少ない建物のひとつであり、池田綱政が最も好んで使用していた建物と言われています。建物前には池があり石橋がかかっていますが、時期によっては渡れない場合があります。茅葺屋根の趣ある建物は、池越しからの見学でも十分に風情を感じる建造物です。
少人数での結婚式(和人前式・祝言)にも使われるほど景観のいい場所なので、岡山後楽園に来た際はぜひとも見学してほしいエリアです。

◎季節の花や行事にも注目!

岡山後楽園へは岡山駅から直通バスを運行しています。
園内は落ち着いた雰囲気と、自然豊かな景色が魅力的。梅や桜、つつじの開花時期や行事を事前にチェックして、訪れるタイミングを決めるのがおすすめです。
写真を撮影するときは、1つのスポットを撮るにしても撮る角度によって雰囲気が異なります。上から見下ろした風景や、花々と一緒に撮影するなど、さまざまな角度から楽しめる観光スポットです。

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