赤のルート ①→②→③→④→(⑥→⑦→⑥→④→)⑤→②→①
白谷雲水峡の【弥生杉コース】は、推定樹齢3000年以上の屋久杉「弥生杉」を短時間で観賞できるルートです。
弥生杉への遊歩道は木道や石敷きで整備されているので軽装で行けます。
所要時間は、ルートによって30分から1時間ほど。滝や大岩など渓谷の景勝地、幻想的な苔むす森、立派な屋久杉を手軽に堪能できます。
※2024年8/28~29日に直撃した台風10号により多大な被害がありましたが、白谷雲水峡入口~飛流橋まで、太鼓岩往復コースは開通しています。弥生杉コースと奉行杉コースは、2024年10月24日現在、通行できません。
最新情報は、公式サイトのお知らせページでご確認ください。
目次
白谷雲水峡②【弥生杉コース】渓谷・弥生杉・苔むす森のルート
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【弥生杉コース】のルート案内
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現地の案内板や公式のリーフレットで【弥生杉コース】と案内しているのは、「さつき吊橋」と「二代大杉」も回る1時間のルートですが、〔地図④〕から〔地図⑦〕の区間は好きな場所で折り返していただいて構いません。
〔入口→憩いの大岩→飛流おとし→さつき吊橋→(二代大杉→さつき吊橋)→飛流おとし〕→弥生杉→出口
※〔 〕内は【往復30分の散策コース】と重複
ここでは【往復30分の散策コース】と被らないよう、〔地図④〕の分岐から弥生杉を回るルート説明と見どころを中心にご紹介します。
入口から渓流沿いを散策
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まずは、白谷雲水峡入口→憩いの大岩→飛流おとしと、〔地図④〕地点まで白谷川の渓流沿いを楽しんで歩きましょう!
さつき吊橋、もしくは、二代大杉まで行って、戻ってきてもOKです。その場合は、出口に向かって渓流沿いを〔地図④〕まで下ります。
〔地図④〕が分岐点。弥生杉を目指そう
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〔地図④〕が弥生杉への分岐。白谷雲水峡は親切な案内板が設置されているので、迷うことなく安心です。
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案内に従って弥生杉を目指しましょう。気合を入れて急な階段を上っていきます!
苔生す森を楽しむ
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弥生杉への遊歩道は結構な登りです。渓流沿いは景色を楽しみながら歩いたのであまり負担に感じなかったかもしれませんが、ここからは川から離れ、山を登ります。
ただ黙々と登る、というのはしんどいですよね。コツは、景色を楽しみながらゆっくり登ること。ちょっと立ち止まって周りを見回してみましょう。
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遊歩道の周囲には、幽玄な”苔生す森”が広がっています!
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深呼吸をして、もうひと頑張り!弥生杉はもうすぐです。
弥生杉
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〔地図⑤〕の案内板に到着しました。弥生杉は、この階段のすぐ上にそびえています。
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弥生杉は、紀元杉と肩を並べる推定樹齢約3000年の堂々とした屋久杉。樹高は約26mですが、胸高周囲(きょうこうしゅうい:成人の胸の高さの幹周囲)は約8.1m。奉行杉や七本杉に迫る非常に太い巨木です。
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屋久杉というのは一般的に標高約700m~1700mあたりに分布しているのですが、弥生杉があるのは標高約710m地点。白谷雲水峡の中でも、最も低い場所にありアクセスしやすい古木の屋久杉です。
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幹の上部を見てみてください。弥生杉は写真のように複雑な形状をしていることが幸いし、木材としての利用に適さないと判断されました。伐採を免れたからこそ、推定樹齢約3000年の風格漂う屋久杉を目にすることができていました。
しかし非常に残念なことに、2024年8月末に直撃した台風10号による強風で、根元から折れてしまいました!
白谷雲水峡は臨時閉園していましたが、2024年9/20から「飛流落とし」までの一部区間が開園されます。最新情報は、公式サイトのお知らせページでご確認ください。
弥生杉から下って〔地図②〕に合流、管理棟へ。
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弥生杉からの下りは、〔地図②〕方面へ別ルートで周遊しましょう。帰り道にも、苔生す森を堪能♪
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清らかな湧き水なども見られます。
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〔地図②〕に合流したら、往路で歩いた渓流沿いを下り、出口へ進みましょう。
時間や体力などで散策ルートをアレンジしよう!
アクセスが良く、渓谷美が楽しめる白谷雲水峡は、自由なルートで散策できます。天気やコンディション、時間、装備などにあわせ、弥生杉を回るプランに好きなポイントを追加してアレンジ!好みのプランで散策を楽しんでください。
▶白谷雲水峡の魅力、各コースの所要時間と見どころ・アクセス
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屋久杉のメジャーなトレッキングスポットとして、もう1か所オススメしたい場所に、「ヤクスギランド」があります。屋久杉や苔むす森を散策できる場所の中で、遊歩道が整備され、時間や体力などでルートをアレンジできるのが、ご紹介した白谷雲水峡と、ヤクスギランドなんです。
どちらも案内板が親切。個人観光客でも迷うことなく安全に歩くことができます。白谷雲水峡、ヤクスギランドそれぞれに魅力があるので、可能であればぜひ両方訪れてみてくださいね。
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