静岡県のご当地グルメ7選！

趣向を凝らしたB級グルメで全国に多くのファンを持つ静岡県。一度食べたらやみつきの美味しさは、ぜひとも現地に赴いて味わいたいものです。また静岡県は、静岡ならではの特徴がある「おでん」や「餃子」も有名です。静岡で食べたいオススメのご当地グルメをご紹介します！

静岡県の食文化について

静岡といえば、今やB級グルメの街として、日本で最も有名かもしれません。
工夫をこらしたさまざまなグルメは、一度食べたらやみつきのおいしさです。
素朴でありながら絶妙な味のバランスに、全国的に有名になっているものも多数あります。
またうなぎや桜エビなどの海鮮も有名です。
美味しいグルメをお腹いっぱい食べ歩いてみてください。

静岡おでん

静岡おでんとは、真っ黒な煮汁が特徴のおでんです。
なぜこのように黒くなるかというと、牛すじや豚モツからとったダシを継ぎたしながら作るため、いつしか濃い色になっていきます。
つまり、それだけダシが染みているということです。
また一本一本串刺しになっているのも特徴のひとつ。
見た目はインパクトがありますが、一度食べたら病みつきになりますよ！

おすすめポイント！

静岡おでんは、おでんの中でも栄養価が日本一だといわれています。
その理由は、トッピングされる青海苔やだし粉。
もともとおでんにはタンパク質やビタミンCなどが豊富ですが、静岡おでんはさらにカルシウムやミネラルも含まれているんです。
冬以外にも食べたい一品です。

富士宮焼きそば

富士宮焼きそばとは、富士宮市のご当地グルメです。
もっちり麺としっかりした出汁、そしてあっさりしたソース味が特徴で、B級グルメとして全国的に有名になりました。
富士宮の高原キャベツは歯ごたえがよく、もやしやネギをトッピングすることもあります。
コシのある麺の食感、さらに独特の味付けは、病みつきになること間違いありません。

おすすめポイント！

富士宮焼きそばの最大の特徴は、やはりかための麺です。
一般的な焼きそばは、麺を蒸してから湯通しして製麵します。
一方富士宮やきそばは、蒸した後の麺は急速冷却てし油でコーティングをします。
そのため水分量が極端に少なく、他の麺にはないかためのコシが出てきます。
また富士宮焼きそばは、製麺所も指定されています。
麺にもこだわるB級グルメを、ぜひ堪能してみてください。

餃子（浜松）

餃子といえば宇都宮ですが、近年は餃子消費量がその宇都宮を抑えているのが実は浜松です。
浜松餃子の定義は、「3年以上浜松に在住して、浜松市内で製造されている餃子」とされています。
最も特徴的なのは利用される具材で、キャベツ、玉ねぎ、豚肉などなんです。
そのためあっさりしていて豚肉のコクもあり、玉ねぎの甘さもあわせもっていて、一般的な餃子よりもたくさんの量を食べられます。
餃子を食べるために浜松を訪れる方も増えているため、餃子をたくさん食べたいときに訪れてみてはいかがでしょうか。

おすすめポイント！

浜松餃子のもう一つ大きな特徴が、上にのった「茹でもやし」です。
茹でもやしと一緒に餃子を食べることで脂っぽさがより緩和され、どんどんお箸が進みます。
もやしがあることで箸休めになり、相性は抜群です。
もやしがあるからこそ浜松餃子はおいしいという方も多いため、ぜひもやしと一緒に味わってみてください。

うなぎ料理（三島・浜名湖）

うなぎといえば、日本では三島市の浜松湖が有名な場所のひとつでしょう。
浜松湖のうなぎは養殖がほとんどですが、ふっくらしているものの身はしっかり締まり、脂ののりも良いことから万人に好まれています。
ボリューミーな肉厚なうなぎは、お腹を満たしてくれること間違いありません。
浜松市には、約80軒ものうなぎ料理の専門店があるといわれています。
それぞれのお店ではさまざまな趣向がこらされていますので、ぜひ本場に訪れてみてください。

おすすめポイント！

うなぎが栄養満点なことは広く知られ、暑い日に夏バテ予防に食べることが推奨されているほどです。
そのなかでも浜名湖の天然のうなぎは、栄養や旨味がたくさん蓄えられているとされています。
その理由は、浜名湖が海水と淡水がまざりあう汽水湖であることに起因します。
川の最終到着点のため、川で生成される有機物・栄養素など、様々な物質が蓄積され、さらに海とのつながりから海の有機物・栄養素なども加わります。
そのため小魚は栄養をたっぷり蓄えていて、それを餌にしているうなぎにも栄養や旨味が蓄えら、おいしくて栄養価も高くなるのです。

もつカレー（清水）

もつカレーとは、清水駅周辺の居酒屋を中心に提供されているB級グルメです。
「モツのカレーライス」ではなく、「モツのカレー煮込み」になります。
豚モツの串刺しをカレーで煮込んだものが発祥。
柔らかくなるまでじっくり煮込まれたモツは臭みがなく、なおかつ肉の旨味を残しながらきちんとカレー味がしみこんでいます。
おかずとしてももちろんいいのですが、やはりお酒のおつまみにぴったりです。

おすすめポイント！

もつカレーは主に居酒屋で食べることができますが、それぞれのお店で工夫をこらしているため、さまざまなアレンジを楽しむことができます。
牛スジを入れたものや赤ワインで煮込んだもの、チーズを入れて洋風にしたもの、なすやトマトを入れたものなど、バラエティーに富んでいます。
ぜひお気に入りのお店をみつけてくださいね。

遠州焼き

遠州焼きとは、知る人ぞ知る浜松のB級グルメです。
見た目はお好み焼きですが、大きな特徴は具材にたくあんが入っている点。
また形状も一般的あお好み焼きとは異なり、長方形であることがほとんどです。
味付けは醤油ベースにかつお節というあっさりめで、一口サイズに切っていただきます。
醤油の香ばしさと甘さは一般的なお好み焼きとは全く違うおいしさで、ビール好きにはたまらないソウルフードになっています。

おすすめポイント！

遠州焼きは、基本的にはマヨネーズはかけません。
そのため、カロリーが気になる方にもおすすめです。
ソースをかけるお店もありますが、基本的には醤油を利用するためあっさり食べたい方にぴったり。
また先述した浜松餃子ともあうため、一緒に召し上がってみるのをおすすめします。

つけナポリタン

つけナポリタンとは、最近じわじわと人気になっている富士市のご当地グルメです。
トマトベースのつけスープととろとろのチーズ、別皿にもられた麺はパスタ版つけ麺という見た目です。
ナポリタンの味ではなく、トマトの酸味が効いているスープです。
麺に決まりはなく、太い麺や細い麺、まっすぐの麺やちぢれた麺など、お店によってさまざまです。
パスタ好きはもちろん、そうでない方にも大人気になっています。

おすすめポイント！

つけナポリタンは厳格な定義がないため、お店によってアレンジも千差万別。
桜エビや蒸し鶏、牛すじがトッピングされているものや半熟たまごがとろけるスープ、おにぎりをリゾットにしていただけるものまであります。
富士市にはお店がたくさんありますので、ぜひ食べ比べてみてください。

まとめ

B級グルメやおでん、うなぎなどの高級なお魚がおいしい静岡。
同じグルメでもお店によってアレンジが異なるため、何度訪れても楽しめます。
B級グルメ好きは、ぜひ静岡グルメを制覇してみてください。