■地域
鳥取県/鳥取市周辺・米子・大山・境港・倉吉・三朝
■旬
11月〜3月
冬の味覚、カニの漁獲量日本一を誇る鳥取県。日本海でしか獲れない松葉ガニを用いた絶品カニ料理はもちろんのこと、鳥取には数多くの美味しいグルメが存在します。「食のみやこ鳥取県」をテーマに、地元の食材を活かした料理を発信する鳥取県のご当地グルメをご紹介します!
目次
鳥取県のご当地グルメ7選!
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鳥取県の食文化について
豊かな海や山に囲まれ、様々な食材が獲れる鳥取県。
近年では豊富な地元の食材を活かし、「食のみやこ鳥取県」を掲げて"食"をテーマとした県づくりを進めています。
食材の宝庫とも言える鳥取県ですが、最も注目したいのはカニです。
鳥取県はカニの名産地として有名であり、中でも日本海でしか獲れない松葉ガニを求めて全国から観光客が訪れています。
他にも近年では鳥取のご当地グルメを全国にアピールしようとする動きもあり、鳥取グルメはより一層の盛り上がりを見せることが期待されます。
松葉ガニ料理
日本海に面した鳥取県は、カニの漁獲量日本一を誇ります。
11月には松葉ガニ漁が解禁され、日本海でのみ獲れる松葉ガニは鳥取を代表する冬の味覚として親しまれているのです。
日本海で育った松葉ガニはジューシーな身がぎっしりと詰まっており、旨味もたっぷり。
松葉ガニの味をストレートに味わうことができる茹でガニ、香ばしさが増す焼きガニなど様々な食べ方で楽しめます。
おすすめポイント!
鳥取を代表する味覚の松葉ガニですが、性別や状態によって3つの呼び方をされます。
・松葉ガニ:成長したズワイガニの雄
・親ガニ:ズワイガニの雌
・若松葉ガニ:脱皮後のズワイガニの雄
親ガニは松葉ガニよりもサイズは小さいものの、身は甘みが強く値段も安価です。
また若松葉ガニは身やカニミソに含まれる水分が多く、カニ鍋にすると甘みを存分に味わうことができます。
種類によって味わいや楽しみ方も異なるので、食べ比べをしてみることもおすすめです。
紅ズワイガニ料理(境港)
鳥取県の西部に位置する、境港市は紅ズワイガニの漁獲量が日本一です。
毎年9月〜翌年の6月の時期に紅ズワイガニ漁が解禁され、年間1万トンが漁獲されています。
紅ズワイガニの特徴は、名前のとおり鮮やかな紅色をした甲羅。
身はみずみずしく、濃厚な甘みがある紅ズワイガニは、茹でてそのまま食べることはもちろん、加工食品にも多く利用されています。
おすすめポイント!
紅ズワイガニは、捨てるところがないカニとして知られています。
身はコロッケやグラタンなどの加工食品として、また殻は医薬品や健康食品へと、広く利用されているのです。
特にカニの身を使用した加工食品の多くに境港で獲れた紅ズワイガニが使用されており、私たちにとって意外と身近な存在と言えます。
しかし紅ズワイガニを新鮮な状態で味わうことができるのは、やはり日本一の漁獲量を誇る境港市。
境港市では新鮮でおいしい紅ズワイガニを味わえるスポットがたくさんあるので、要チェックですよ。
■地域
鳥取県/米子・大山・境港
■旬
9月〜6月
鳥取カレー
カレールーの購入量が全国1位の記録を獲得している鳥取県。
そんなカレー好きの県民が多い鳥取県では、近年「鳥取カレー」を提供するお店が増えています。
鳥取カレーとは、鳥取県の名産品を使ったオリジナルカレーの総称です。
松葉ガニや牛肉を使用して作ったカレーや、またアゴ(トビウオ)の身をカツにして揚げた「あごカツカレー」など、バラエティ豊かな鳥取カレーが存在しています。
おすすめポイント!
県の名産品を使ったオリジナルカレーを作るほどのカレー大国、鳥取県。
そのただならぬ情熱は、カレー作りだけに留まりません。
なんと鳥取県では、カレー専用米「プリンセスかおり」が開発されています。
プリンセスかおりは、インドで高級米とされる品種とコシヒカリ系の品種を交配して生まれた長粒種。
豊かな香りともちもちとした食感を併せ持つプリンセスかおりは、カレーライスとの相性が抜群の品種として注目を集めています。
■地域
鳥取県/鳥取市周辺
■旬
通年
牛骨ラーメン
牛骨ラーメンとは、鳥取県を代表するご当地ラーメンです。
ラーメンといえば鶏ガラや豚骨でダシをとることが一般的ですが、牛骨ラーメンは牛の骨でとったダシをベースに作るラーメン。
全国的に見ても珍しい牛骨ラーメンは、牛独特の甘みや旨味が溶けだしたスープが特徴です。
意外と脂っこさも少なく、後味のいいあっさりとした味わいを楽しむことができます。
また牛骨ラーメンは牛骨から出る脂が熱を逃がさないため、最後まで熱々のラーメンを食べられることも魅力です。
おすすめポイント!
広大で自然豊かな鳥取県は、江戸時代から牛の生産地として有名な地域です。
古くから良質な牛が飼育されており、ほかの地域と比べて牛骨が入手しやすいという特性がありました。
そのため豊富に手に入り、旨味がたっぷりのダシをとれる牛骨を使ったラーメンが作られるのも自然な流れと言えます。
■地域
鳥取県/倉吉・三朝
■旬
通年
とうふちくわ
とうふちくわとは、古くは江戸時代に生まれた鳥取伝統の郷土料理です。
一般的なちくわは魚のすり身を原材料として作られますが、とうふちくわは名前のとおり木綿豆腐と魚のすり身を7:3で組み合わせて作られます。
白い見た目をしたとうふちくわは、食べてみると豆腐由来のふわっとした食感と淡白な味わいが特徴的です。
そのまま丸かじりすることはもちろん、しょうが醤油をつけてもおいしくいただけます。
おすすめポイント!
とうふちくわは添加物や保存料フリーで作られるため、日持ちはしません。
購入後は未開封のままだと4〜6日、開封した後は1〜2日が消費期限の目安となり、冷凍もできないため早めに食べきってしまいましょう。
またとうふちくわは、生で食べるだけでなくパン粉をまぶして揚げたり、カレーの具材にするなど幅広いアレンジメニューがあります。
高タンパク・低カロリーでダイエットにも適した食品のとうふちくわを、ぜひ活用してみてください。
■地域
鳥取県/鳥取市周辺・米子・大山・境港・倉吉・三朝
■旬
通年
鳥取&米子のソウルフード 「いただき」
「いただき」とは、鳥取県の西部・弓ヶ浜半島を中心に古くから親しまれている郷土料理です。
油揚げの中に生のお米や野菜を詰めて、だし汁で炊き上げた料理となります。
見た目はいなり寿司に似ていますが、いなり寿司は味付きの油揚げに酢飯を詰めた料理であり、いただきとは全くの別物です。
鳥取ではいただきが学校給食や地域行事の際に出されることもあり、子供から大人まで多くの鳥取県民に愛されています。
おすすめポイント!
いただいは一般家庭でも作られている家庭料理の1つであり、油揚げに詰める具材や味付けなどは各家庭によって異なっています。
しかし傾向として、境港市では塩辛、米子市では甘辛の味付けで作られることが多いようです。
また2011年には、いただきの魅力を全国に広めることを目的とした「米子いただきがいな隊」という市民団体が立ち上がっています。
同市民団体の働きかけにより、近年ではいただきをメニューとして扱う飲食店も増えつつあります。
■地域
鳥取県/米子・大山・境港
■旬
通年
かにめし
地域名産のカニを存分に使用した、鳥取名物の風味豊かな駅弁「かにめし」。
原材料はご飯とカニだけ、カニの旨味がしみ込んだ炊き込みご飯の上に、たくさんのカニのほぐし身とカニの爪が贅沢に敷き詰められた駅弁です。
またカニの形をした弁当容器も非常にユニークで、食べておいしいだけでなく視覚的な楽しさがあることもかにめしの特徴となります。
おすすめポイント!
かにめしはご飯とカニを使用しただけの、とてもシンプルな駅弁です。
しかし使用されているカニのほぐし身の分量は非常に多く、茹でガニを1杯以上食べた時のような満足感に浸ることができます。
さらにカニのエキスやカニ味噌の旨味がしみ込んだ炊き込みご飯と、カニのほぐし身の相性はベストマッチです。
ボリュームたっぷりなかにめしですが、箸がどんどん進むため女性でもあっという間に食べきることができます。
■地域
鳥取県/鳥取市周辺・米子・大山・境港・倉吉・三朝
■旬
通年
まとめ
鳥取県はカニの漁獲量日本一であり、「鳥取グルメ=カニ料理」というイメージが根強いです。
しかし他県では見られない牛骨ラーメンやとうふちくわなど、鳥取ならではのご当地グルメはたくさん存在しています。
地域で獲れる食材を最大限に活かし、風土に合わせて発展してきた鳥取のご当地グルメをぜひご堪能ください。
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