四国最東端・蒲生田岬の見どころまとめ|絶景と温泉に癒される

画像出典:setsuna0410/shutterstock.com

四国最東端・蒲生田岬の見どころまとめ|絶景と温泉に癒される

徳島県阿南市にある蒲生田岬(かもだみさき)は、四国最東端の岬です。室戸阿南海岸国定公園の一部にもなっており、四国で初めに朝日が見られる場所として人気のスポットとなっています。

また、周辺にも絶景が評判の温泉や穴場スポットなど見どころが多いです。今回は、蒲生田岬の注目ポイントや近隣のおすすめ観光スポットなどをまとめてご紹介していきます。徳島県に旅行をしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

四国最東端・蒲生田岬の見どころまとめ|絶景と温泉に癒される

目次を閉じる

モニュメント『波の詩(うた)』越しに眺める伊島

蒲生田岬の波の詩

出典: snufkin / PIXTA(ピクスタ)

蒲生田岬にある遊歩道の近くには、「波の詩」と呼ばれる石で造られたモニュメントがあります。名前の通り波や風をモチーフに造られているモニュメントの真ん中はハート型にくり抜かれており、恋愛に効果があるパワースポットとして人気を集めています。

ハートのモニュメント越しに見える伊豆の海が絶景で、写真撮影のスポットとしても人気です。ハートの穴の中から海を眺めて癒されるのも良いでしょう。

蒲生田岬灯台からの絶景に感動!

徳島県阿南市 朝の蒲生田岬灯

出典: setsuna / PIXTA(ピクスタ)

蒲生田岬灯台の東端には、蒲生田岬の象徴とも言える「蒲生田岬灯台」があります。蒲生田岬灯台は四国最東端の灯台で、大正13年(1924年)に点灯されました。

灯台には珍しく四角い窓が付いているのが特徴ですが、この大きな窓は海上交通安全のために昭和47年(1972年)に取り付けられました。灯台の窓から四国で一番初めに上る縁起の良い「だるま朝日」を見るために訪れる人もいます。

また、波の詩が恋のパワースポットとして人気を集めていることもあり、蒲生田岬灯台は一般社団法人日本ロマンチスト協会から2016年に「恋する灯台」としても認定されました。恋人同士で蒲生田岬灯台からの絶景を眺めるのもおすすめです。天気の良い日には淡路島や和歌山県まで見渡すことができます。

穴場スポット「岬神社」を参拝

蒲生田岬灯台の駐車場にある看板の裏からブロック塀を登ると、緑に覆われた階段が続いています。階段を上って進んでいくと見えるビビッドな赤い鳥居をくぐり抜け、さらに歩いていくと頂上には岬神社があります。

小ぢんまりとした岬神社のお社がある場所は、実は絶景の穴場スポットです。岬神社は蒲生田美咲よりもさらに高いところにあるので、灯台を含めた蒲生田岬や遥か先まで広がる海を一面に見渡すことができます。

地元の人たちの中でも一部でしか知られていない穴場スポットなので、蒲生田岬へ行く際にはぜひチェックしてみてください。

かもだ岬温泉保養センターでリフレッシュ

かもだ岬温泉保養センター

出典: ja.m.wikipedia.org

蒲生田岬から2㎞ほどの距離には、船瀬温泉保養センターがあります。船瀬温泉は四国最東端の天然温泉で、海辺の絶景を眺めながら温泉を満喫できるスポットです。

温泉の泉質は弱アルカリ性の単純温泉で、筋肉痛や神経痛、関節痛、冷え性などに効果があります。「うみがめの湯」と「さざなみの湯」の2種類あり、半月ごとに男湯と女湯を入れ替えているので、両方入ってみたい方は時期をずらして訪れると良いでしょう。

さざなみの湯は阿波の松島や橘湾のさざなみをイメージしている浴場で、月の前半は女湯、後半が男湯になっています。うみがめの湯は蒲生田岬の砂浜に訪れるアカウミガメをイメージしている円形の浴場で、月の前半は男湯、後半は女湯です。それぞれの浴場には大浴場に加えて露天風呂や打たせ湯、サウナ、水風呂もあります。

かもだ岬温泉保養センターの詳細

かもだ岬温泉保養センターの営業時間は午前10時から午後19時。最終受付は18:30となるので注意しましょう。利用料は中学生以上が600円、小学生以下は300円。幼児は無料となります。詳細は以下にまとめています。

かもだカフェで新鮮な海の幸を

かもだ岬温泉には「かもだカフェ」が併設されています。カフェと聞くと軽食のイメージですが、ボリュームのある定食メニューも豊富なので昼食時に利用するのもおすすめです。

人気メニューは丼いっぱいにしらすが乗った釜あげしらす丼定食です。また、土日祝日のみで数量限定メニューのさしみ定食は、地元の獲れたての海鮮が楽しめます。5~11月頃の季節限定メニュー、生しらす丼定食は、椿泊沿岸で獲れた新鮮な生しらすが大ボリュームで食べられると人気です。

運が良ければアカウミガメの産卵が見られるかも!

蒲生田岬の北側にある砂浜はアカウミガメの産卵地としても有名で、時折アカウミガメが上陸して産卵します。訪れる時期によっては、運が良ければアカウミガメの産卵が見られる可能性もあるでしょう。

蒲生田岬は四国の東端なので行くまでは少し時間がかかりますが、ここでしか見られない風景や味わえない楽しみがたくさんあります。気になる方はぜひ訪れてみてください。

※掲載情報は2020年1月時点のものです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

阿南でおすすめの記事

阿南のアクセスランキング