徳島県・鳴門のシンボル「大鳴門橋」から大迫力の渦潮を眺めよう!

画像出典:YAMASA/shutterstock.com

徳島県・鳴門のシンボル「大鳴門橋」から大迫力の渦潮を眺めよう!

徳島県鳴門市成人町土佐泊浦と兵庫県南あわじ市福良丙を結ぶ大鳴門橋は、徳島県の代表的な観光スポットの1つです。日本の道100選にも選ばれており、大鳴門橋架橋記念館の前には顕彰碑も置かれています。そんな大鳴門橋には他にもどのような魅力があるのでしょうか?今回は、大鳴門橋自体の魅力からおすすめの周辺施設、美しい橋の全景が見られるスポットを紹介していきます。

※掲載の情報は2020年4月時点のものです

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徳島県・鳴門のシンボル「大鳴門橋」から大迫力の渦潮を眺めよう!

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大鳴門橋とは?

鳴門の渦

大鳴門橋は徳島と淡路島を結ぶ橋で1985年に開通されました。鳴門市と南あわじ市の間に位置する鳴門海峡というのは、播磨灘と太平洋(紀伊水道)を結ぶ海峡であり、新鮮な海の幸が採れる場所としても知られています。

2010年の年間通行台数は約860万台にも及んでいます。1日平均約2万3,000台もの車が大鳴門橋を利用しているのです。これは、本州と四国を結ぶ本四3ルート(神戸~鳴門・児島~坂出・尾道~今治)に架けられた橋の中で明石海峡大橋の次に多いことが分かっています。

「渦の道」で楽しむ海上散策

渦の道

出典: beeboys

「渦の道」は大鳴門橋の下に設置された遊歩道です。2000年に開設されてから、渦潮を間近に見られることから多くの観光客が訪れるスポットとなりました。

元々大鳴門橋では車だけでなく鉄道を引き入れる構想が練られていました。しかも新幹線を通す計画も浮上し、四国新幹線の基本計画が決定され、大鳴門橋には鉄道線路を敷設するための空間まで作られたのです。しかし、大鳴門橋が開通してから80日後は明石海峡大橋を道路のみの橋として作られることが決まってしまい、結局橋を経由して本州と四国を結ぶ構想は破綻してしまいました。

観光スポットとして活用した渦の道には450mにも及ぶ遊歩道があり、そこから鳴門海峡の風景を望めます。途中にガラス床も設置されており、45m下にある海の風景を間近で見られるでしょう。また、壁は風圧の影響をできるだけ受けないようにするため網目状のフェンスが設けられているのですが、ここから海の風が吹いていてまるで海上を散策しているかのような気分に浸れます。

「大鳴門橋架橋記念館エディ」もあわせてどうぞ

最先端アトラクションを活用しつつ徳島の自然や文化を学べる大鳴門橋架橋記念館エディ

出典: kawayasu / PIXTA(ピクスタ)

渦の道と同じく鳴門公園内にあり、渦の道から歩いて3分程の距離にある「大鳴門橋架橋記念館エディ」。渦と橋をテーマにした展示品や、体験アトラクションが用意された施設です。平成30年(2018年)にリニューアルされた施設で、最先端アトラクションを活用しつつ徳島の自然や文化を学べます。

大鳴門橋架橋記念館エディの2階中心部には「4K360°シアターawa」があり、徳島の雄大な自然や迫力ある阿波踊りを360°パノラマで投影。3階にはVR観光体験とくしまTripで粗野のかずら橋を体験できたり、大鳴門橋の仕組みや完成するまでの歴史が振り返られたりできます。

屋上はパノラマ展望台が設置されており、大鳴門橋と鳴門海峡を一望できますよ。快晴だと和歌山県や小豆島まで見えるので、ぜひ美しい風景を体感してみてください。

もっと間近で見るなら「うずしおクルーズ」がおすすめ

鳴門大橋の渦潮を船で観光する

出典: よっちゃん必撮仕事人 / PIXTA(ピクスタ)

大鳴門橋からも渦潮は見られますが、さらに間近で渦潮を見てみたいという方は「うずしおクルーズ」がおすすめです。うずしおクルーズは淡路島の福良港から運行しているクルーズツアーで、船に乗って渦潮まで近付けます。

■料金

【個人】
大人(中学生以上):2,500円
子ども(小学生):1,000円
幼児(小学生未満):大人1人につき幼児1人無料
※大人の人数を超えたら子ども料金に換算されます。

【障がい者割引】
大人(中学生以上):1,250円
小人(小学生):500円

【団体】
・一般団体
大人(中学生以上):
15名以上で2,250円、100名以上で2,000円
子ども(小学生):900円
幼児(小学生未満):大人1人につき幼児1人無料
※大人の人数を超えたら子ども料金に換算されます。

・学校団体
高校・中学校:15名以上で1,750円
小学校:15名以上で700円

※2020年4月時点の情報です

展望台「エスカヒル」から眺める大鳴門橋の全景

エスカヒル

出典: kazz zzak / PIXTA(ピクスタ)

大鳴門橋を一望できる絶景スポットとしておすすめなのが、展望台「エスカヒル」です。鳴門公園内にある施設で、第一駐車場から観光用のシースルーエスカレーターを使って展望台まで上れるようになっています。

■料金

大人:400円
小・中学生:100円
幼児:無料

※30名以上団体なら大人350円、小・中学生80円
※障がい者手帳を持っている方と介護者は半額
※2020年4月時点の情報です

■営業時間

年中無休
夏期:8:00~17:00
冬期:9:00~17:00

※2020年4月時点の情報です

鳴門大橋のアクセス

大鳴門橋へ行くなら車でのアクセスがおすすめです。神戸淡路鳴門自動車道から鳴門北ICで下車、鳴門公園方面に向かって約5分で到着できます。有料駐車場が完備されており、200台が止められるようになっているので、そちらを利用しましょう。

路線バスを使って訪れる場合は、JR徳島駅から「鳴門公園」行きが出ています。約80分かかりますが、電車などで徳島に訪れた方は路線バスを活用してみましょう。なお、徳島阿波おどり空港からも鳴門公園行きの路線バスが出ており、到着後すぐに大鳴門橋へ向かうこともできます。

鳴門大橋の反対側・淡路島も観光しよう

今回は主に徳島側の施設を中心にご紹介してきましたが、淡路島側にも大鳴門橋付近には観光施設や絶景スポットが揃っています。徳島側から見た大鳴門橋や渦潮だけでなく、淡路島側からも望める大鳴門橋や渦潮を堪能してみてはいかがでしょうか?

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