国営武蔵丘陵森林公園でツバキと梅の花が開花!一足早い春の訪れを味わう

国営武蔵丘陵森林公園でツバキと梅の花が開花!一足早い春の訪れを味わう

「森林公園」でお馴染みの国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県)では、ツバキや梅の木の花が咲き始め、公園の風景に彩をそえています。なお、梅の見ごろの最盛期は1月から2月、ツバキは3月下旬ごろからの見込み。一足早く春の到来を楽しむ、そんな贅沢な時間をぜひ味わってください。

目次

国営武蔵丘陵森林公園でツバキと梅の花が開花!一足早い春の訪れを味わう

早春に開花するツバキ・サザンカ

ツバキ 数寄屋侘助(すきやわびすけ)

本公園の椿園では約1000本もの椿やサザンカが植えられており、中には珍しい「古典江戸椿」などもあります。約400種類ものコレクションのうち現在約50品目が見ごろを迎えております。とくに3月下旬~4月中旬ごろが最盛期を迎え、 風景を華やかに彩ります

上記は江戸時代に武家を中心に愛された椿「数寄屋侘助(すきやわびすけ)」。その愛玩ぶりは、庶民には出回らせたくないという理由から「首から落ちる不吉な花」というデマを流布させたほどでした。

ツバキ 薩摩

こちらは「薩摩」。言わずと知れた薩摩藩「島津家」の椿として知られています。白い花弁は120枚以上!にもなることがあり、2月から4月にかけて開花します。

ツバキ 姫獅子

「姫獅子(ひめじし)」です。椿では、花全体が盛り上がって見える咲き方を「獅子咲き」といいます。

椿園の詳細情報

ツバキ・サザンカのエリアは下記となります。

規模:
・ツバキ・サザンカが園内全体で約500品種
・ツバキ・サザンカ約1,000本
最盛期:3月下旬~4月中旬
場所:国営武蔵丘陵森林公園
・椿園(南口から徒歩約15分)
・都市緑化植物園第二苗圃(中央口から徒歩約20分)

冬季の彩を見せる「梅林」

ウメ 八重寒紅
ウメ 八重寒紅

公園のもう一つの見所が「梅園」。広大な土地に約120種の梅の木が植えられており、国内でもトップクラスの品種を誇ります。1月初旬より八重寒紅(やえかんこう)のつぼみが開花し始めており、冬空に華を添えています。

なお八重寒紅(やえかんこう)の見ごろは3月上旬ごろまでの見込みです。

梅園の詳細情報

規模:約120品種500本
最盛期:2月中旬~3月上旬
場所:国営武蔵丘陵森林公園
梅林(南口から徒歩約10分)

早春の花々ピックアップ

ロウバイ
スノードロップ

椿や梅以外にも、「ロウバイ」「カサブランカ」「スノードロップ」など、春の訪れを感じさせてくれる花々が開花していますよ。どれも1月~2月頃が見ごろとなります。

「都市緑化植物園展示棟」での催し物

したたかなタネたち

園内の「都市緑化植物園展示棟」で現在開催中なのが「したたかなタネたち」展。世界中の様々な花や草木のタネをコレクションしています。

展示している種は、もちろんすべて同公園で採取したものです。

詳細情報

国営武蔵丘陵森林公園をご紹介

ぽんぽこマウンテン

出典: ja.m.wikipedia.org

広大な森と丘陵の公園「国営武蔵丘陵森林公園」は日本初の国営公園として1974年に開園されました。なんと、その大きさは東京ドーム65個分もあります。

日本一大きなエアートランポリンや多種類のアクレチック、広々としたプール「じゃぶじゃぶ池」、全長が約17kmのサイクリングロード、バーベキューなど、大人から子供まで楽しめるアトラクションが点在。

時期によっては月15万人以上の訪問者数を誇ります。

<開園時間>
・3/1~10/31…9:30~17:00
・11/1~11/30…9:30~16:30
・12/1~2/29…9:30~16:00

<休園日>
・年末年始(12/31、1/1)
・1月の第3、第4月曜日

<アクセス>
▶東武東上線「森林公園」駅より北口バスのりば
 「森林公園南口行(土・日曜、祝日のみ運行)」乗車、終点で下車すぐ
 「熊谷駅南口行」または「立正大学行」乗車、「森林公園西口」で下車すぐ
または「滑川中学校」で下車し徒歩約5分(南口)

▶JR高崎線および秩父鉄道「熊谷」駅より南口バスのりば
 「森林公園行」乗車、「森林公園西口」または「森林公園南口入口」下車すぐ

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