クリスタル・ミュージアムの楽しみ方｜輝く宝石に思わずうっとり

山梨県にあるクリスタル・ミュージアム（甲府市）はギャラリー、ショップ、カフェが同時に楽しめる複合施設です。ショップでは石やガラスの製品がたくさん販売されていて、時間を忘れてしまう楽しい空間になっています。ミュージアムも小さいながらにして迫力ある空間が魅力的です。この記事では季節ごとに商品も入れ替わり一度行くと何度も通いたくなるようなクリスタル・ミュージアム（甲府市）の楽しさをとことん解説します。

甲府が「宝石の街」と呼ばれるワケ

甲府市にはジュエリーの企業や工房の多くが集まっており、宝石の街として大きな存在感を示してきました。どうして甲府が宝石の街と呼ばれるようになったのでしょうか。その由来の根本は水晶にあります。

甲府市にある金峰山一帯から水晶が発掘され、そこから水晶を使ったジュエリーを作るために研磨・加工技術がどんどん発達しました。その歴史は江戸時代にまで遡り、京都の玉つくり職人が水晶の加工技術を金桜神社の神官たちに教えたことから始まったと言われています。

また明治初期には静岡等からたくさんの職人が甲府へ移り住んだこともあって、錺＝貴金属加工の技術と石の研磨技術が合わさり、装身具を生み出す産業が成立していくこととなります。

世界的に有名なあのクリスタルガラスも！

クリスタル・ミュージアム（甲府市）は豪華なクリスタルガラスや宝石が見どころです。1トンもの紫水晶原石や透明度の高い茶水晶など様々な天然石や彫刻品が展示されています。

特に評判なのが王様のガラスと賞賛される「モーゼル」のクリスタルガラスの美術品です。モーゼルといったらボヘミアガラスの最高峰ブランド。クロムウェル、ディプロマット、スプレンディッドなど名作ガラスがいくつもあって、一度でいいから見てみたいという人も多いでしょう。

クリスタル・ミュージアム（甲府市）ではそんな世界最高峰のガラスなんかもたくさん展示されていますので、ぜひ見に行ってみてください。

オリジナルアクセサリーを作ろう

クリスタル・ミュージアム（甲府市）ではもちろん展示やショップも魅力的ですが、アクセサリー作り体験も楽しさの1つです。クリスタルミュージアムに併設されるショップでは自分でアクセサリー作りを体験することができます。ショップ自体は無料で入れるので気軽に覗いてみてはいかがでしょうか。

値段は選ぶ石によって違いますがだいたい1,000円から作ることができます。小さいお子様も一緒に楽しむことができるので家族連れにもおすすめです。アクセサリー手作り体験はもちろん、ほかにもキャンドル体験、絵付け体験もできますので興味のある方はミュージアムだけでなくショップの方へも行ってみてください。（記載の価格は2020年1月現在のものです）

ピアノの生演奏を聞きながらちょっと休憩

クリスタル・ミュージアム（甲府市）は遊ぶところもたくさんあるので少し休憩も必要でしょう。そんなときはピアノの生演奏を聞きながら休憩できるカフェで時間を過ごしませんか？

クリスタル・ミュージアム（甲府市）には2019年4月にオープンしたてのベル・エポックというカフェがあります。このカフェはパンケーキ専門店で、ヨーロッパのアンティークな家具とともにおしゃれな雰囲気を醸し出しています。おいしいパンケーキも癒されますが、大きな魅力はピアノの生演奏でしょう。パンケーキのカフェで生演奏ってあまりイメージが湧かないですよね？

毎週日曜日だけですが、15：00-15：30と16：00-16：30の2回にわたって演奏を聞くことができます。休憩がてらおいしいものを食べつつ、綺麗な音色に癒されませんか？

ミュージアムショップでお土産探し

楽しんだ後はお土産探しでしめくくりましょう。ショップには天然石のアクセサリーやガラス食器、雑貨、ガラスのミニチュアなどの商品をたくさん発売しています。展示された美しいガラスを見た後なので、家にも持って帰りたくなるはずです。

ショップは天然石を使ったアクセサリーやガラスで埋め尽くされているので宝箱のように綺麗で見ているだけでも楽しめます。たくさんのお客様に楽しんでもらえるようにデザインも豊富で女性用、男性用、お子様用と揃っています。ご家族で楽しみましょう。

どれを選ぶか迷ったときは無料占いで運命のパワーストーンを選ぶこともできます。それぞれにあったものを選んで、一日のしめくくりにしてくださいね。

アクセス

最後にアクセスです。
クリスタル・ミュージアム（甲府市）は年中無休で営業時間は9：30～17：30。
中央道甲府昭和インターチェンジより県道5、R52経由、県立美術館方面へ10分。
バスで来られる方はJR中央線甲府駅から15分
タクシーで来られる方はJR中央線龍王駅から10分です。

クリスタル・ミュージアムの楽しみ方｜輝く宝石に思わずうっとり