福井県鯖江市「めがねミュージアム」を観光!めがねの街の珍しい博物館

福井県鯖江市「めがねミュージアム」を観光!めがねの街の珍しい博物館

日本にはさまざまミュージアムがありますが、福井県鯖江市には「めがねミュージアム」という博物館があります。このミュージアムがなぜ福井県にあるのか、どのような展示があるのかについて紹介します。めがね作り体験もできる楽しいミュージアム「めがねミュージアム」へ行ってみませんか?

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福井県鯖江市「めがねミュージアム」を観光!めがねの街の珍しい博物館

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福井県鯖江市はめがねの街!

福井県鯖江市「めがねのまち」

めがねミュージアムは、福井県の鯖江市にあります。福井県鯖江市はめがねの街。その歴史は古く、明治時代までさかのぼります。

明治の鯖江市周辺は、冬には雪にうもれてしまう農村でした。そこで、農業ができない冬の間に収入を得る手段として、大阪から職人を招きめがね作りが始められました。その後活字文化が普及していき、それにともないめがねの需要も増えていき、今では鯖江市はめがねの一大産地となっています。

昭和56年ごろには軽くて丈夫で金属アレルギーを起こさない「チタン」を使用しためがねの開発に向けて研究が行われました。そして鯖江市は、加工が非常に難しくそれまで不可能であったチタンフレームのめがねの開発に、世界で初めて成功。現在、鯖江市や福井市では日本製めがねフレームの95%が生産されています。

「めがね博物館」でめがね作りの歴史を学ぶ

めがねミュージアム

めがねミュージアムの中にはめがね博物館があり、この博物館では約100年前にどのようにしてめがねが作られていたのかという生産現場風景の展示を見ることができます。また、江戸時代から昭和にかけてめがねの形がどのように変化していったのかについての展示もあり、めがね作りの歴史を学ぶことができます。

リクエストをするとスタッフによる詳しい説明を聞くこともできるので、めがねの歴史を詳しく知りたい方はぜひリクエストしてみてくださいね。

「有名人めがねコレクション」の展示コーナーでは、石原裕次郎や美空ひばりなどの有名人が愛用しためがねが見られます。期間限定の企画展も開催されているので、お出かけの前にホームページで確認してみてください。

「体験工房」で世界に1つだけのオリジナルめがねを!

体験工房では、オリジナルのめがね作りを楽しむことができます。約70種類のフレームデザインと約500種類の素材から自分好みのものを選び、世界で1つだけのめがねを作ることができます。

実際にめがね職人をしていた講師が丁寧に教えてくれるので、自信がない方でも安心。プラスチックフレームを素材から選び、削り出し、ヤスリでの仕上げまで行うことができる本格的な体験です。鼻パットなどを付けた後は職人が仕上げ、約1ヶ月後に完成します。

めがね作りができる「めがね手作り教室」は要予約。料金は24,200円(税込)から、所要時間は7時間ほどです。

めがねをかけていない方やもう少し気軽に楽しみたい方には、オリジナルフェイスキーホルダーが作れる「めがね de コラージュ」がおすすめ。料金は2000円(税込)、所要時間は1時間程度で、小学1年生から体験OK。当日持ち帰れますが、こちらも事前予約が必要です。

※体験料金は2024年7月現在の情報です

福井県内の最新モデルが集結!「めがねShop」

めがねミュージアムには、実際にめがねを購入することができるめがねShopもあります。めがねShopでは、福井県内の約40社の最新モデルが3000本以上販売されているので、きっとお気に入りのめがねが見つかりますよ。

一大産地だからこそ揃えられる圧巻のラインナップ。眼鏡士がひとりひとりにしっかりとアドバイスをしてくれるので、自分に似合うめがねを提案してもらえます。修理やオーダーメイドについても相談OKです。

休憩は「MUSEUM Cafe」で鯖江スイーツ

めがねミュージアムのカフェ「MUSEUM Cafe」では、福井県越前市にある自家焙煎コーヒーのお店から仕入れた本格的なコーヒーを楽しむことができます。鯖江市内から取り寄せた週替わりのケーキもおすすめです。

◎めがねミュージアムへのアクセス

福井県鯖江駅

めがねミュージアムは、福井県鯖江市新横江にあります。
定休日は水曜日と年末年始。入場料は無料です。

【JRの場合】
JR福井駅でハピラインに乗り換え、ハピライン福井駅から鯖江駅まで約14分。JR鯖江駅から徒歩10分ほどで行くことができます。

【自動車の場合】
北陸自動車道の鯖江ICから車で約2分です。

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