名称:武田信玄公墓所
住所:〒400-0013 山梨県甲府市岩窪町217
公式・関連サイトURL:https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4511.html
戦国時代を代表する武将、武田信玄を祀る山梨県甲府市の武田神社。信玄公は甲斐の国の発展のために甲府の町を作り、農業、商業、工業に力を入れ、その礎は今なお郷土の支えとなって地元の人々に英雄として慕われています。武田神社は勝負運、商売繁盛、金運のご利益があるといわれ、多くの参拝客が訪れる甲府市の人気スポットです。その魅力的な見どころを紹介していきましょう。
目次
山梨が誇る名将・武田信玄を祀る「武田神社」の見どころをご紹介
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武田神社とは?
武田神社は大正時代に、武田氏居館の跡地に建てられました。大正天皇のご即位に際し、信玄公の墓前に従三位追贈が奉告され、これを機に山梨県内で「武田神社奉建会」が設立されます。集められた浄財により、大正8年(1919年)に社殿が竣工しました。
信玄公の命日にあたる4月12日には毎年例大祭が行われ、武田二十四将の騎馬武者が供奉するお神輿が、甲府市内を巡幸します。また甲府市では例大祭に合わせて「信玄公祭り」が催され、勇壮な甲冑姿に身を包んだ、総勢約1500人に及ぶ武者行列は祭りの目玉の一つとなっています。
見どころ
昭和47年、神社の奉納品の展示のために宝物殿が開館されました。国の重要文化財指定の太刀「吉岡一文字」はじめ、多くの宝物がこちらで公開されています。
「吉岡一文字」は明治時代、太政大臣・三条実美より奉納されました。信玄公の正室・三条夫人が、三条家の出自であることを知った実美公が、神社創建を祈念し納めた名刀です。
その他にも信玄公直筆と伝わる詩の書かれた「信玄公軍扇」や、信玄公配下の武将が描かれた「武田二十四将図」など、多くの見どころある宝物が展示されています。
姫の井戸
境内に残るこちらの井戸は、信玄公ご息女の産湯に使われたといわれています。また別名「茶の湯の井戸」とも呼ばれ、茶釜でお茶をたてる際にもこの井戸水が使用されたようです。延命長寿・万病退散のご利益があるといわれる美味しい水で、参拝者は自由に「お水取り」をして持ち帰ることができます。
武田水琴窟
水琴窟は造園技術の一つです。底に穴をあけた瓶(かめ)を逆さにして地中に埋め、その穴に水滴を落として反響する音を楽しむ仕組みになっています。江戸時代の文化文政期に、庭師によって考案されました。地中の瓶の中で、まるで琴の音色のように美しい音が響き渡ります。手水鉢のそばにある竹筒に耳を当てて、その涼やかな癒しの音色を是非体感してみましょう。
宝物殿
巷では、刀剣や甲冑に興味を持つ方が増えているそうです。そんな方にお勧めしたいのが、「武田神社宝物殿」です。名刀「吉岡一文字」や実際に武士が使ったと言われる具足など、貴重な品が収蔵されています。武田神社参拝の折は、宝物殿に寄って、戦国時代に思いを馳せてみませんか?(RY) pic.twitter.com/55hWmZnd47
— 山梨県庁 (@yamanashipref) January 16, 2017
武田信玄公を祀っている武田神社。すぐ近くにある宝物殿にはここには武田家にまつわる品々が納められています。ここでしか見ることのできない遺宝が揃っています。武田信玄を身近に感じることができるでしょう。
信玄公が印刷された御朱印を手に入れよう
これが #武田神社 の御朱印帳と御朱印です。
— 躑躅ヶ崎歴史案内隊 (@KoufuSamurais) February 10, 2017
信玄公のイラストは切り絵作家の #百鬼丸 さんの作品。座像と立像の2バージョンがありますよ。(E) pic.twitter.com/VBQu73XBKQ
武田神社では御朱印を受け付けています。持参の御朱印帳に書いてもらうこともできますが、信玄公の姿が印刷された見開きの専用紙もあります。
こちらは切り絵作家・百鬼丸さんによって描かれたもので、信玄公の立ち姿・座り姿の2種類から選べます。参拝の記念に、素敵な切り絵の信玄公にぜひ御朱印してもらいましょう。
周辺にある関連スポット
せっかく武田神社を訪れたのなら、周辺のスポットにも足を伸ばしてみましょう!もっと深く歴史を知ることができるでしょう。
武田信玄公墓所
信玄公は天正元(1573)年4月12日に病死しますが、遺言で3年間は自身の死を秘匿するように言い残したとされています。信玄公のお墓は全国各地に伝わりますが、こちらは遺体を火葬した場所だといわれています。
円光院
信玄公正室・三条夫人の墓所があるお寺です。三条夫人は元亀元(1570)年7月28日に逝去の後、こちらに葬送されました。円光院はもともと、現笛吹市石和町にあった武田氏ゆかりの成就院を、信玄公が現在地に移したものです。
名称:円光院
住所:〒400-0013 山梨県甲府市岩窪町500-1
公式・関連サイトURL:http://www16.plala.or.jp/enkoin/
甲府市武田氏館跡歴史館(愛称・信玄ミュージアム)
武田神社の南側に、2019年4月にオープンした資料館です。武田氏にかかわる歴史資料や、武田氏館跡の発掘調査で出土したものを、常設展示室、特別展示室に分けて公開しており、武田氏の歴史を知る上で欠かせない施設となっています。
名称:甲府市武田氏館跡歴史館
住所:〒400-0015 山梨県甲府市大手3丁目1-14
公式・関連サイトURL:https://www.city.kofu.yamanashi.jp/rekishi_bunkazai/kofu-takedashirekishikan.html
◎キティちゃんの石像にも注目
(甲府市で県内初のサンリオパレードと聞いた以上黙っていられません。
— 躑躅ヶ崎歴史案内隊 (@KoufuSamurais) October 21, 2019
サンリオの創業者は山梨出身、「山梨王」を音読みしたのが「サンリオ」というのは真偽不確かな説ですが、武田神社境内に献納されたハローキティ像前を通るときにEが語る鉄板ネタなのでございます。)(E) pic.twitter.com/f6u4EIzhii
武田神社の宝物殿前には、地元の石材店が寄贈した、サンリオの有名キャラクター・ハローキティの石像が建っています。山梨県はサンリオの創始者・辻信太郎氏の出身地であり、そのため観光PRにキティちゃんが度々起用されてきました。キティちゃんは現在同県から、「富士の国やまなし観光ナビゲーター」にも任命されています。信玄公とキティちゃんの意外な組み合わせに驚かれるでしょうが、どちらも山梨県の観光業において、欠かせない役割を担っているのです。
まとめ
武田氏の居館跡に建てられた武田神社は、激動の戦国時代を歩んできた信玄公の人物像を感じ取れる貴重な場所です。何より郷土を愛しその発展を願った信玄公の思いが、現代を生きる甲府市の人々に受け継がれ、大切にされている事が、この神社から窺えるのではないでしょうか。
かつて信玄公が、この場所から自分の領地を眺めていたことに思いをはせると、より武田神社の持つ魅力に気づかされるかもしれません。
名称:武田神社
住所:〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611
公式・関連サイトURL:http://www.takedajinja.or.jp/
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