福井の穴場観光スポット「平泉寺白山神社」で心洗われるおすすめの旅!

福井の穴場観光スポット「平泉寺白山神社」で心洗われるおすすめの旅!

福井のパワースポット「平泉寺白山神社」は、苔に覆われた風情ある神社です。今回は、平泉寺白山神社や本社、御手洗池など是非福井を訪れたら一度は足を運びたい、おすすめスポットをご紹介します。福井県に旅行に行かれる方、まだ計画中の方も是非一度、歴史ある白山神社で、心洗われる素敵な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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福井の穴場観光スポット「平泉寺白山神社」で心洗われるおすすめの旅!

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平泉寺白山神社とは

平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)とは、福井県勝山市平泉町にある神秘的な空気が漂う神社です。およそ1300年前、養老元年717年に泰澄(たいちょう)によって開かれたとされています。また「白山平泉寺旧境内」として国の史跡として登録されている、福井を代表する人気観光スポットになっています。

平泉寺白山神社は、一向一揆によって一時は境内にある多くの建築物を失ってしまいますが、無事に復興し今に至っているのです。ただその広さは以前の10分の1ほど、と言われていて現在も発掘調査が続く未知の場所としても有名です。是非、神秘的な空気に包まれた平泉寺白山神社で静かな一時を楽しんでみてください。

木漏れ日の石畳が続く参道

平泉寺白山神社には、木漏れ日が降り注ぐ美しい石畳があります。この石畳は一体、どうやって運んだのかと不思議に思うくらい巨大な石が使われていて驚いてしまう方も多いです。一説によると、室町末期に2人の僧が自分の力を誇示するためにこの巨石を運ばせた、と言い伝えられています。美しい境内に入る前に、木漏れ日が降り注ぐ石畳を歩きながらこんな僧がいたのだと、想像しながら歩いてみてもいいですね。

美しい参道が出来上がるまでに長い年月をかけ完成した,今の平泉寺白山神社を心行くまで存分に楽しんでみてください。

淡緑の苔むす拝殿境内 

白山神社は、美しい苔に覆われた風情ある拝殿境内となっています。境内を覆う一面の苔は、開山1300年の由緒ある歴史を感じさせてくれます。敷居をまたぐ前の鳥居や、灯篭にもびっしりと苔が生えています。白山神社に生えている苔の種類はなんと100種類以上と言われており、場所によって苔の感じが異なるので、木の根本や岩に生えている苔から、芝生のように境内の一面を覆う苔、白山神社にびっしりと生えた苔など様々な苔の姿をお楽しみください。

また苔が最も美しく見える季節は7月です。6月の梅雨明けが一番美しく見えるので、是非苔むす拝殿境内の風情ある景色を楽しみたい方はこの時期にお出掛けしましょう。どんな苔がどこに生えているか、100種類は難しくてもいくつか探してみると楽しいですね。

江戸時代造営の本社

拝殿裏の階段を上がっていくと、江戸時代に造営された本社が見えてきます。外からみた外観は、白木造の落ち着いた装いをしていますが、中はとてもきらびやかで豪華な装飾が彩られた本社となっています。残念ながら扉が開けられるのは33年に一度ということで、次回は2025年に開けられるので中をみることはできませんが外からの様子をお楽しみください。

ここで注目しておきたい本社の見どころは3つです。一つ目は、徳川家に伝わる葵の御紋です。白山神社は、徳川家の松平重富が寄進したもので徳川家とのゆかりがあります。そして二つ目は、本社正面のど真ん中にあるのぼり龍とくだり龍の細かい彫刻です。三つ目は、本社裏側にある鶴の彫刻があるので是非裏側に回ってみてくださいね。

平泉寺の名の由来「御手洗池」 

御手洗池(みたらしいけ)は、現在の平泉寺白山神社に迎う参道を進んでいくと向かって左側にあるしんと静まり返った神秘的で美しい池です。その昔、白山神社の開祖とされる泰澄が白山神社を訪れる道中で発見した池とされており、白山大神が泰澄の前に現れてこの場所に社を建てたと言い伝えられています。また御手洗池の正面には、御神木とされる幹が三つに分かれた立派な杉があり、白山神社の厳粛な雰囲気が醸し出された空間を楽しんでみてください。

この泉が「平泉寺」という名前の由来となったのです。苔に囲まれた風情ある御手洗池と、池の正面にたたずむ何とも言えない御神木の景色をお楽しみください。またこの御神木は、泰澄自らがお手植えしたという伝説も伝えられており、平泉寺に来たら是非一度はみておきたいおすすめスポットとなっています。

国指定名勝「旧玄成院庭園」 

白山神社の鳥居前にある旧玄成院庭園(きゅうげんじょういんていえん)は、国の指定名勝になっている美しい枯山水庭園です。ひっそりとした静かな場所にたたずむ由緒ある庭園は、石や砂によってつくられた見事な景色を楽しむことができます。大きな石や小さな石、その一つ一つの風景はじっくり眺めるほどに詫び寂しさを感じる趣のある場所となっています。この旧玄成院庭園は、室町幕府の官僚・細川高国によって作園されました。現在は白山神社の「社務所」として使われています。

白山神社を訪れた記念として神社の御朱印を頂きたいという方は、こちらの旧玄成院庭園、現在の社務所を訪れてみてくださいね。枯山水園らしい風情ある景色を楽しみながら、旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

◎アクセス

平泉寺白山神社までとにかく時間を短縮したい方の移動手段はお車がおすすめです。中部縦貫自動車道勝山ICを降りて、白山神社まではおよそ15分の距離にあります。専用駐車場があるのでそちらを利用しましょう。また白山神社の最寄り駅はえちぜん鉄道勝山永平寺線 勝山駅となります。

バスを利用される方は、勝山駅から勝山市コミュニティバスに乗って平泉寺神社まで下車しましょう。乗車時間はおよそ30分。電車では、福井駅から勝山駅まで55分の乗車時間、30分に一本なので時間をよく調べてから行くと安心ですね。

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