名称:室生寺
住所:奈良県宇陀市室生78
公式・関連サイトURL:http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/guide/
奈良県の北東部にある宇陀市、四方を山に囲まれた自然豊かな場所です。ノスタルジックな景色に溶け込みながら、花やお寺、芸術、温泉も楽しめるスポットをご紹介します。
目次
ドライブにおすすめ!宇陀市周辺のおすすめ観光スポット15選
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1.室生寺
緑豊かな室生山に沿って、本堂や国宝の金堂、五重塔などが散策できる山岳寺院。女人禁制の高野山に対して、女人の参詣を許していたので、別名「女人高野」と言われ親しまれています。駐車場から室生川沿いに歩いていくと、朱塗りの太鼓橋と趣のある表門が見えてきます。散策道は鎧坂から奥の院まで行くと石段700段、高くそびえ立つ木々を見ながらウォーキング。
石楠花の寺としても有名で4月中旬には3000本が可憐に咲き誇ります。室生山の湿気と適度な寒さが石楠花に適していて、濃く鮮やかな紅色から淡い桃色になり、白っぽくなって散るまで見どころです。11月には紅葉ライトアップが行われ、太鼓橋からの川沿い、日本一小さい五重塔、仁王門など紅葉の中に佇む堂塔の数々を違った雰囲気で楽しめます。
2.本郷の瀧桜(又兵衛桜)
奈良県で人気ナンバー1の桜の名所で、毎年8万人が訪れます。2000年の大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングに使われたことから有名になりました。又兵衛桜という別名は、大阪秋の陣で活躍した戦国武将 後藤又兵衛がこの地で落ち延び、僧侶となって一生を終えた伝説によるのと、後藤家の屋敷跡地に桜があることからと呼ばれるようになりました。樹齢300年、幹回り3m超、樹高13mの優美な瀧桜は4月上旬から中旬が見ごろで、開花期間中は、ライトアップが行われます。
枝垂れた枝を、下から見上げるとまさに瀧のようでずっと眺めていたくなるほど。周りには、50本の桃の木が屏風のように立ち並び、濃い色で桜のピンク色を引き立てます。また、この辺りには野生のシカが出ることもあって偶然出会えるかも。
名称:又兵衛桜
住所:奈良県宇陀市大宇陀本郷
公式・関連サイトURL:http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/guide/
3.宇陀松山城と城下町の街並み
宇陀松山城(別名、秋山城)は大宇陀の町を見下ろす山の上にあります。春日神社の鳥居のわきから城跡へ続く山道を行きます。石垣やお堀、本丸、天守台など、はっきり形が残っていて、お城が想像できるほど!本丸からは大峰山系が見渡せ、殿様になった気分が味わえます。城下町は大阪から伊勢に続く伊勢本街道沿いにあって、今も江戸時代の面影を残しています。
この地域の町屋は間口も奥行きも広く優美な街並みで、格子戸の種類も多いので散策しながら、違いを比べてみることも楽しめます。風情のある酒蔵、醤油蔵、和菓子屋などが立ち並びます。コーヒーや抹茶フレーバーの葛湯、柿本人麻呂が詠んだ句にちなんだ「もなか」、メレンゲの和菓子など古いけど新しい和菓子を食べながらの散策も新鮮です。
名称:宇陀松山城、城下町
住所:奈良県宇陀市大宇陀拾生1846
公式・関連サイトURL:http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/
4.大野寺
歴史は古く681年に開かれてから、後に弘法大師、空海が室生寺を建てる前にこの地にお堂を建立したことで、室生寺の北の大門といわれています。春には、樹齢300年の小糸枝垂桜が2本と、その周りに紅枝垂桜10本が咲いて優美な姿になることからとても人で賑わいます。ゆっくり眺めるには午前か夕方がおすすめ。室生川の上流にあった西光寺の桜の種が流れて芽吹いたという言い伝えは歴史的浪漫を感じます。
見どころは宇陀川の対岸にある弥勒磨崖仏!高さ30mの大岸壁に線で刻まれている仏像で日本最大、鎌倉時代に彫られたもので神秘的な雰囲気を醸し出しています。桜の時期以外は、人も少なめなので川の水音を聴きながらゆっくり眺めることができます。
名称:大野寺
住所:奈良県宇陀市室生大野1680
公式・関連サイトURL:http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/guide/
5.室生山上公園芸術の森
山の自然環境すべてが作品になっているような自然と調和する美術館。公園なので、美しい回廊が連なった、現代アート作品で遊ぶことができます。イスラエルの環境造形作家「ダニ・カラヴァン」がデザインした円形のモニュメントが印象的。環境造形の第一人者で、都市や砂漠など展示場の環境までも取り入れる壮大な野外作品が特徴。
コンクリートや石だけでなく、太陽の光、木、草、水、風も自然のすべてが作品の素材となっている「その場に立って、歩いて、触って、嗅いで、耳を傾けて、本当に味わってもらえるものだ」ラヴァンのポリシーのとおり、五感を刺激する公園です。日時計や天文の塔が太陽の光で時刻を知らせたり、野鳥が訪れる池もアートになってます。
名称:室生山上公園 芸術の森
住所:奈良県宇陀市室生区室生181
公式・関連サイトURL:http://www.city.uda.nara.jp/sanzyoukouen/concept/
6.うだ アニマルパーク
人と動物のふれあいを通して動物から学び、動物のために学ぶテーマパーク。動物に関わる体験が豊富でヤギ、牛、ポニー、羊などと触れ合えます。牛の乳しぼりやポニーの乗馬、ヤギと羊の餌やりをすることで、奈良県が目指している「いのちの教育」が体験できます。
バターづくり体験では作ったバターをクラッカーにのせて試食したり、キャンドルづくりやソーセージ作りを通して命のありがたさを学ぶ体験も行っています。動物愛護センターは、保護されている犬や猫を見学して、引き取ることもできます。展望台ではポニーなど自然を見ながら、お弁当が食べられてアニマルスライダーやテラス、遊具もあって家族で楽しめます。
名称:うだアニマルパーク
住所:奈良県宇陀市大宇陀小附75-1
公式・関連サイトURL:https://wwwfacebook.com/uda.animalpark/timeline/
7.道の駅 宇陀路室生
奈良と三重の県境の森に突然現れる道の駅。鳥が飛び立つときの飛翔をイメージしたおしゃれな外観は、樹齢100年以上の丸太が30本使われ、ガラス張りで優雅な雰囲気。世界的な彫刻家、故井上武吉がデザインした球体彫刻があったり、広場全体がモニュメントになっています。明るい店内は、レストランや野菜直売所はもちろん、室生の歴史や文化の情報ギャラリーもあります。和風レストラン「青葉の庄」では、宇陀川の景色を見ながら地元の素材を味わえます。
地元ならではの玄米茶粥セット、葛うどん、茶そば御膳がおすすめ。鎌倉時代から栽培されている大和茶、室生の特産品、タラの芽、藍染め、地酒などのお土産はいかがでしょうか。向かい側の山の上に駅があるので、駐車場から電車が見られます。タイミングが良ければ、特急しまかぜが見られるかも。
名称:道の駅 宇陀路室生
住所:奈良県宇陀市室生三本松3176-1
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/UsId6I
8.保養センター 美榛苑
宇陀川の清流を望む、山の中腹にある美榛温泉。山々が見渡せる豊かな自然に囲まれて、お風呂から桜や紅葉が楽しめます。ぬるっとしたローションのような泉質で、肌がツルツルになる美人の湯です。日帰り入浴もありますが、おすすめは宿泊プラン!
春には、部屋からも浴室からも桜が見られます。初夏には蛍の鑑賞ができるプランもあります。日々の喧騒を離れて、幻想的な世界に浸ってみてはいかがでしょうか。秋には、室生寺の紅葉ライトアップへの送迎付きプランゆっくり紅葉を楽しめること間違いなし!レストラン榛奈のランチは、1日10食限定のスペシャルランチが人気です。季節をイメージした旬の素材が盛りだくさんで、写真を撮りたくなるほどの可愛さです。
名称:保養センター 美榛苑
住所:奈良県宇陀市榛原福地255
公式・関連サイトURL:http://www.qkamura-s.com/miharuen/
9.平成榛原子どもの森 ゆうゆう
山の斜面を生かして作られた自然豊かな公園。入口にある「森の大橋」は宇陀川を越えてもとても長く、景色を楽しめます。
見どころは、全長400mの大きな恐竜の回廊式アスレチック!子供たちが自然の中で、のびのびと遊べます。
その他にも石窯教室、ハーブクッキング、焼き芋作り、カヌーなどの体験プログラムも豊富。夏はバーベキュー場やキャンプ体験はいかがでしょうか。子供が水遊びができるところもあります。バーベキュー場では食材を持ち込めば、すべて揃って手軽に楽しめます。
石窯も使えるので生地を回してのピザ作りも盛り上がりそう。キャンプ場でテントに宿泊することもできます。シャワー設備もあるので安心。森の中で天体観測、虫の声を聴きながら眠ったり、普段はできない貴重な体験ができます。
名称:平成榛原子供の森 ゆうゆう
住所:奈良県宇陀市榛原桧牧2107-4
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/377jQz
10.森野旧薬園
伊勢大街道沿いにある歴史を感じる佇まい。吉野葛の老舗「吉野葛本舗」の裏山に広がる日本最古の薬草園です。山の高台にあるため、薬草と一緒に大宇陀の街を見渡すことが出来ます。江戸時代中期に、森野家当主、森野賽郭が薬草木を趣味で自宅で育てていたことが、幕府の目に留まり、献上した事から始まりました。
その後、全国から薬草木が集められて、今でも約250種類の薬草木を季節ごとに楽しめます。種類豊富に群生してるところは全国でも少なくなり、とても貴重で文化財史跡に指定されているほど。かつて宇陀松山は、薬を扱う家が多かったため薬の町と呼ばれていました。宇陀市出身者にはロート製薬、ツムラ、笹岡薬品など薬品会社の創業者が多いのもうなずけます。
名称:森野旧薬園
住所:奈良県宇陀市大宇陀上新1880
公式・関連サイトURL:http://morino-kuzu.com
11.道の駅 宇陀路大宇陀 阿騎野宿
伊勢大街道沿いにある道の駅で宿場町をイメージした外観。宇陀松山城の城下町の散策の拠点になっています。宇陀産のブルーベリーソフトクリームが大人気。喫茶軽食レストラン甘羅(かむら)では、地元産宇陀牛を使ったヘレステーキ定食がおすすめ。なんとシャトーブリアン定食もあります。他にもエビフライ、うな重、会席メニューや居酒屋メニュー、手軽なウッドデッキメニュー、唐揚げやカレーなどメニューが豊富です。
地域の特産品、吉野葛や奈良漬け、あきの産のブルーベリージャム、醤油、黒門最中などお土産にいかがでしょうか。、レンタサイクルで風をきりながら、歴史ある城下町を散策、散策後は休憩に無料の足湯で癒されます。温泉を買うことができる温泉スタンドもあります。
名称:道の駅 宇陀路大宇陀 阿騎野宿
住所:奈良県宇陀市大宇陀区拾生714-1
公式・関連サイトURL:http://www.narakotsu.co.jp/kanren/udaji-oouda/shisetsu.html
12.ワールドメープルパーク奈良 カエデ郷「ひらら」
昭和初期に建てられた小学校の木造校舎をメインに、世界のカエデが1200種類3000本!春から初夏にかけて新緑、秋は10月下旬から11月末頃まで紅葉が楽しめます。
カフェ「カエデ」はノスタルジックな雰囲気の中、深入りコーヒーやクッキーがいただけます。家庭科室にあるカフェで、テーブルと椅子は図工室や教室のもの、ピアノはライブで弾かれることも。地元産の牛肉の焼肉定食や手作りハンバーグ、手作りひららパンケーキやひららロールが人気です。
宇陀の名産品やカエデ関連グッズ、朝どり野菜、もちろん、かえでの苗木も販売しています。ギャラリーでは、地元在住のアーティストの作品展や、奈良ゆかりの作品の企画展も盛りだくさんです。
名称:ワールドメイプルパーク奈良カエデ郷「ひらら」
住所:奈良県宇陀市菟田野古市場135
公式・関連サイトURL:http://udakaedenosato.main.jp/
13.大宇陀温泉 あきののゆ
県内屈指の美人の湯!
温泉というよりも、バーデハウスという雰囲気。モダンな洋風風呂とテラスのような露天風呂、奈良のヒノキを使った木の温もりを感じる和のお風呂と岩の露天風呂。奇数、偶数の日で男女入れ替えになります。バーデーゾーン(温水プール)も入浴料金で入れます。水着着用で家族でどうぞ。宇陀で栽培された「大和当帰」(やまととうき)を使った薬湯は濃い抹茶色で効きます!
地元の高原ファーム直営の農家レストラン「しゃもじ」は、有機野菜を使用した旬の野菜てんこ盛り天ぷら定食、大和ポークの生姜焼き定食が人気。有機のホットコーヒーや3年番茶などこだわりのものやアルコールもあります。塩サウナ、フィットネスルーム、ほぐし処、お土産コーナーなどドライブの後にくつろげること間違いなし。
名称:大宇陀温泉 あきののゆ
住所:奈良県宇陀市大宇陀拾生250-2
公式・関連サイトURL:http://www.akinonoyu.com/
14.花の郷 滝谷花しょうぶ園
敷地1万坪の広い山あいにある花の郷。山々を見上げながら花々が見渡せます。公園の名前になっているメインの花しょうぶは600種100万本という多さ。6月上旬~7月上旬見ごろになると花道や池を散策しながら、優雅な姿を楽しめます。春には桜、じゅうたんのような芝桜、紫陽花、てっせんなど一年中見どころがあります。高台の見晴らし台のダイニングで花々を眺めながら軽食やお弁当も楽しめ、見た目も美しい花しょうぶ弁当をお座敷でゆったり食べる事もできます。
家族では七輪に炭でバーベキュー。秋は、予約すると松茸すき焼きや冬は牡丹鍋も体験できます。ブルーべりー摘みやジャムづくり体験、イベントも盛りだくさん。滝谷産ブルーベリーのお餅、果実酒酢の素、玄米黒酢、ジャムや花の苗などもお土産にどうぞ。
名称:花の郷 滝谷花しょうぶ園
住所:奈良県宇陀市室生滝谷348
公式・関連サイトURL:http://www.takidani.net/
15.阿紀神社
高天原と言われるパワースポット!伊勢神宮よりも前に天照大神を祭祀したところで、天照大神殿は神明造り南向きといって、伊勢神宮と同じ建て方・造りになっています。高い木々が茂り、古い石燈籠が並ぶ光景は歴史を感じずにはいられません。境内には江戸時代前期に建てられた能舞台があって、大正時代まで能楽が興業されていました。6月に能楽が奉納される「あきの蛍能」は、上演中に明かりが落とされ闇に蛍を放って幻想的な雰囲気。
向かい側にあるこんもりとした丘が高天原で、元々阿紀神社が建っていた場所とされています。山の麓の水路は蛍水路と呼ばれ、蛍が育てられています。近くには、柿本人麻呂がかぎろひを見た、かぎろひの丘「ひむがしの 野にかぎろひの 立つみえて かへりみすれば 月かたぶきぬ」が詠まれた景色が見渡せます。
名称:阿紀神社
住所:奈良県宇陀市大宇陀迫間252
公式・関連サイトURL:http://www.city.uda.nara.jp/sin-kankou/
◎まとめ
宇陀市の歴史と山あいの豊かな自然に包まれてノスタルジックな溶け込めます。ぜひ、体験しみてください。
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