エアーズロック(ウルル)周辺の観光|魅力的なスポットや過ごし方・楽しみ方をご紹介

画像出典:Uwe Aranas辺のおすすめホテ

エアーズロック(ウルル)周辺の観光|魅力的なスポットや過ごし方・楽しみ方をご紹介

世界の中心!オーストラリアの世界遺産、エアーズロック。アボリジニの言葉で「ウルル」と呼ばれ、聖地として崇められていることでも有名です。雄大な景色と自然のパワーがみなぎるエアーズロックとその周辺の過ごし方や魅力・楽しみ方・注意点などをご紹介します!

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エアーズロック(ウルル)周辺の観光|魅力的なスポットや過ごし方・楽しみ方をご紹介

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エアーズロックとは?

エアーズロックとは?

出典: SevenMaps

7000万年前からほぼ姿を変えることなくそびえ立つ、エアーズロック。
オーストラリア大陸のほぼ中央に位置する高さ384m、周囲9.4kmにも及ぶ巨大な一枚岩は世界で2番目の大きさを誇ります。
また呼び方も世界の中心という意味を込め"大地のヘソ"や"地球のヘソ"、先住民族アボリジニからは『ウルル』とも呼ばれています。

エアーズロックは古くから聖地として崇められるパワースポット。
さまざまなところに精霊が宿り、アボリジニは今でも神聖な儀式を執り行っています。
身近なもので例えるなら、私たちにとってのお寺や神社、教会のようなところ。

現在は登山が禁止となりましたが、麓のベースウォークを歩きロックアート(壁画)や枯れない泉・ムティジュルウォーターホール、ウルルの心臓などを巡り、大地のパワーをもらうのが人気です。

雄大な景色や自然のパワーをもらいに、エアーズロックへと出かけてみませんか。

エアーズロックの登山について

エアーズロックの赤砂

出典: dandelionmilk

2019年10月25日をもって、観光客向けのエアーズロックの登山は禁止となりました。
これは聖地としての重要性や安全面、環境などへの影響が理由とされています。

砂漠地帯にそびえ立つエアーズロックの頂上からの景色を見れないはとても残念なことです。

ただアボリジニの人たちはこう言っています。
「ウルルに登ってもウルル本来の姿は知れない。それよりもウルルに耳を近づけて声を聞くべき」
異文化にふれあうのも旅の醍醐味です。

あかね色に染まる気品ある姿を見て、なにかを感じ取れるかぜひ試してみてください。

また古くから大切にされている神聖な場所なので、リスペクトの気持ちも忘れずに。

エアーズロックへの行き方

出典: Travelling.About

エアーズロックに行くための玄関口となるのが「エアーズロック空港」です。
日本からは、ケアンズやシドニーを経由するのが一般的となっています。

・ケアンズ経由:10時間〜
・シドニー経由:13時間〜

またオーストラリア主要都市からの日帰りは難しいです。
そのため1〜2日は、エアーズロックに滞在として旅のプランを組みましょう!

一点注意なのが、レンタカー。
ドライブしながら向かおうと考える人もいるかもしれません。
ただ時間がかかるだけでなく、炎天下の砂漠地帯を走るのはかなり過酷で危険です。

暑さでタイヤがバーストしたり、エンジンのオーバーヒートなどのトラブルも考えられますので控えるようにしてください。

レンタカーを借りるならエアーズロックに到着してからが◎

エアーズロック周辺を散策!楽しみ方は無限大!

エアーズロックに登れなくとも、その周辺にも感動的な体験ができるスポットはまだまだあります。
訪れた際の楽しみ方をいくつかピックアップしてご紹介します!

砂漠を散策し自然を体感する

ムティジュルウォーターホール

出典: wargunner

単にエアーズロック周辺を歩き満喫するのもリフレッシュできますが、オススメなのが「マラウォーク」や「ベースウォーク」。

エアーズロックの麓の散策道のことで、ここではアボリジニの7つの聖地(マラプタ・ワラユキ・ンガルタワタ・ジュカチャピ・タピュジュ・クニヤピティ・プラリ)を巡ることができます。

特にプラリにある1年中枯れない「ムティジュルウォーターホール」や岩にできたハート型の窪み「ウルルの心臓」を見ると金運や幸運などに恵まれるとか。

神聖な場所だけに写真撮影は禁止されているので、そこだけはお忘れなく!

広大な土地から満天の星空を眺める

エアーズロックの夕焼けと星空

出典: Virtual_Escapism

晴天率の高いエアーズロック。
遮るものがない砂漠地帯は、オーストラリアでも有数の天体観測地です。
夜空を埋め尽くすほど無数の星が輝き、あたり一帯をまばゆく照らします。

エアーズロックで開催されるフィールド・オブ・ライト

出典: JETan

2020年12月までの期間限定のイベント「フィールド・オブ・ライト」が行われています。

エアーズロック周辺が5万個の電球で彩られ、闇夜の砂漠に浮かび上がる灯からはスピリチュアルな雰囲気を体感できます。

ウルルの荘厳なサンセットやサンライズ

ウルルの荘厳なサンセットやサンライズ

出典: zLukaszem

ウルルの絶景は、1日の始まりと終わりにあり!
日が沈むにつれ、次第に赤みを増していくエアーズロックからは哀愁が漂います。
また夜明けの光が砂漠をゆっくりと横断し、地平線に近くにつれ次第に姿を表す光景は神々しさすら感じられます。
エアーズロックにいったのなら、必ず見ておきたい絶景の1つです。

エアーズロック周辺を散策する際の注意点

エアーズロック周辺を散策する際の注意点

出典: Maria Savenko

エアーズロック周辺を散策する際は、持ち物についての注意点があります。

☑️歩きやすいスニーカー
☑️乾燥しているためこまめに水分補給
☑️紫外線予防(日焼け止め・帽子・サングラスなど)
☑️ハエ除けネット(夏場は特にハエが大量発生するため)
☑️防寒着(朝晩は冷え込むため)

オーストラリアの内陸部にあるエアーズロックは砂漠気候。
昼の熱中症対策や朝晩の寒さ対策はとっても大切です。

旅立つ前に持ち物チェックはしっかり行い、もしなにか忘れた場合には現地にスーパーが1件だけあるのできちんと準備して散策に出かけてください。

ノーザンテリトリーで登山が楽しめるスポット

日本の4倍の広さがあるノーザンテリトリーでは、別天地のような光景が広がっています。
自然遺産やアボリジニのカルチャー、野生生物、ドラマチックな風景など、ここでしか体験できないことがさまざまです。

ここからは自然遺産を登り、頂上から望む自然が創り出す絶景が楽しめるスポットをご紹介していきます。

マウント・オルガ(カタ・ジュタ)

エアーズロックと地下でつながっているマウント・オルガ(カタ・ジュタ)

出典: Elena Kapitsa

約30km離れたエアーズロックと地下でつながっているマウント・オルガ(カタ・ジュタ)。アボリジニの言葉で「たくさんの頭」という意味がある奇岩群は、訪れた人を圧倒します。

36の奇岩は5億年もの歳月をかけて侵食されでき、その姿は言葉では説明できない不思議な世界観をつくりだしています。

マウント・オルガにはレベルに合わせたウォーキングコースがいくつもあります。
気軽に挑戦できる2.6kmの「ワルパ渓谷ウォーク(Walpa Gorge Walk)」や途中に急勾配もある7.6kmの「風の谷ウォーク(Valley of the Winds Walk)」などを抜け、カル展望台やカリンガナ展望地から見る絶景を目指します。

早朝であれば混み合わず野生動物も活発に活動しているので、生き物との素敵な出会いもあるのでオススメです。

キングス・キャニオン

エアーズロックの北東約300kmにあるキングス・キャニオン

出典: www.shutterstock.com

エアーズロックの北東約300kmにあるキングス・キャニオン。
荒涼とした砂漠地帯にそびえる起伏の激しい断崖や渓谷の景色には、こころ奪われます。
トレッキングコースには片道30分のコースと60分のコースがあり、頂上にいけるのは60分のコース。
傾斜の厳しい道もありますが、頂上にたどり着けば疲れを忘れるほどの光景が待っています。
オススメは頂上で見る日の出。
朝焼けに染まる渓谷は日中とは異なる神秘的な輝きを放ちます。

ちなみにキングス・キャニオンはエアーズロックから距離が離れているため、ツアーなどに参加して訪れるのが一般的です。

周辺のおすすめホテル

大自然を巡るエアーズロック観光は意外とハードです。
しっかりとからだの疲れを癒すためにも、快適な滞在ができる宿泊先選びは大切です。
ここではファミリー向けのホテルと、カップルで泊まるならオススメしたいホテルの2つをご紹介します。

エアーズロック周辺で家族におすすめのホテル:セイルズ・イン・ザ・デザート

エアーズロックまで1.5kmの距離にある5つ星ホテル・セイルズ・イン・ザ・デザート。
日本語デスクが設けてあるため各種ツアーの申込も簡単にでき、スムーズなエアーズロック観光を楽しむことができます。
部屋も228あり、1人用のスタンダードな部屋からファミリー向けの広々とした部屋まで選べます。
また周辺にはスーパーなどもあるため、滞在中は不自由することなく快適に過ごすことができます。

エアーズロック周辺でカップルにおすすめのホテル:デザート ガーデンズ ホテル

カップルでエアーズロックに泊まるならオススメなのが、4つ星ホテルのデザート ガーデンズ ホテル。
お部屋はスタンダードルーム、バスタブ完備のデラックスルームに加え、エアーズロックを眺められるデラックス・ロックビューの3タイプがあります。
陽の光によって変わりゆくエアーズロックの7色の変化を眺める贅沢な時間が過ごせ、2人だけの時間を美しく演出してくれます。

まとめ

オーストラリアを代表する世界遺産エアーズロック。
地球の原風景がつまったような世界に立てば、自然のパワーに圧倒されるはずです。
写真や言葉だけでは伝わらない感動を体験しに行ってみてください。

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