ウルル(エアーズロック)は登れなくても楽しめる!?|ツアー・行き方・見どころ・ウルル周辺スポットまとめ

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ウルル(エアーズロック)は登れなくても楽しめる!?|ツアー・行き方・見どころ・ウルル周辺スポットまとめ

オーストラリアの中央部にある「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」は、ウルルというよりも「エアーズロック」と呼んだ方が馴染み深いオーストラリアの有名な世界遺産です。あまりにも雄大でダイナミックなウルルの一枚岩は、間近で見るとより迫力満点!朝焼けや夕焼けを受けてそびえ立つこの世界遺産を眺めれば、一生忘れられない思い出になるでしょう。今回は、世界中から観光客が訪れる壮大なウルル-カタ・ジュタ国立公園をご紹介します。

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ウルル(エアーズロック)は登れなくても楽しめる!?|ツアー・行き方・見どころ・ウルル周辺スポットまとめ

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ウルルツアーについて

ウルルツアーについて

出典: Nijola

まずはウルルツアーの注意すべきポイントやウルルの位置について、おさえておきましょう。

ウルルツアーの注意点

オーストラリア観光の名所であり、日本人にも馴染み深いウルル(エアーズロック)。写真やテレビなどでその姿を見知っている人は多いでしょう。世界最大級の一枚岩にしてオーストラリアのシンボル、そして地元アボリジニの聖地でもあります。その周辺にあるユーモラスな大岩群「カタ・ジュダ」なども有名ですが、今回はウルルを重点的に解説します。

ウルルの旅の際に注意したいのは、ウルルに一番近い空港となるエアーズロック=コネラン空港は日本からの直行便がないということ。いったんケアンズやシドニーやメルボルンに行って国内線へ乗り継ぎましょう。もし時間に余裕があれば、ウルルからほど近いアリススプリングスから、レンタカーやバスなど利用して陸路で向かうというやり方もあります。

ウルルはどこにあるの?

ウルルは「エアーズロック・リゾート」中心部から約20㎞のところにあります。

なので、まずはエアーズロック・リゾートに向かいましょう。エアーズロック=コネラン空港から約10㎞、空港から直行のシャトルバスで約20分で到着。宿泊施設やレストランお土産屋などが一通りそろっていますよ。

ウルルの行き方

エアーズロック・リゾートからウルルーカタ・ジュダ国立公園までの直行バス(ウルル・エキスプレス)を利用します。5時~18時の時間帯に、約2時間おきに運行しています。

基本的にバスなどアクセスの表示は英語なので、自信のない人はツアー&インフォメーションセンターにしっかりと確認しましょうね。

ウルルの見どころ

ウルルツアーの見どころは、まずはなんといってもウルル本体。高さ348m、周囲は9.4㎞の赤い大岩石。国立公園の入り口あたりから遠目で眺めるのも、麓まで近づいてその巨大さに圧倒されるのも、どちらもオススメ。実はこのウルルは地上に出ている部分は一割で、残りの9割は地中にあるというから想像もつかないほど。

7色に変わるというこの世界遺産は太陽の位置や時間によって色が変わって見えます。オススメの時間帯は朝焼けと夕焼け。堂々と聳える巨大な岩が真っ赤に染まる様子はたしかに「地球のへそ」といわれる訳だと妙に納得してしまいます。

ウルルマラウォーク

もし足腰に自信がある方ならウルル麓の散策路「ウルルマラウォーク」など5つのコースを巡りましょう。ウルル周辺の動植物や「ムティジュルの滝」などの大自然を満喫しつつ、壁画が描かれた洞窟や絶壁を訪れてアボリジニの文化も体験していきます。

様々なオプショナルツアーも要チェック!

オプショナルツアーに参加すれば、絶景を眺める特別な体験ができますよ!夕焼けに染まるウルルを眺める「サンセットツアー」、朝日なら「サンライズツアー」です。興味のある方は、エアーズロック・リゾート・ツアー&インフォメーションセンターに問い合わせましょう。

そのほか砂漠の中でダイニングセットをして食事する「サウンズ・オブ・サイレンス」、ヘリコプターに乗って空からウルルを一望する「プロフェッショナル・ヘリコプターサービス」など、様々なシーンを楽しむことが可能です。

夜のウルルについて

また夕方からは「フィールド・オブ・ライト」というイルミネーションがライトアップされます(2020年12月31日まで)。イギリス出身のアーティスト、ブルース・ムンロ氏が手掛けた光のインスタレーションに彩られたウルルの姿は幻想的で、昼とはまた違った表情です。

どの時間にいっても一生忘れられない感動の瞬間に出会えますね。なお夜になるとかなり冷え込むので防寒着を忘れずに!

ウルルは登山禁止!?

2019年10月25日の夜をもって、ウルルは登れなくなりました。もともと、地元のアボリジニからは「聖地が汚される」として観光客が登山することを嫌う風潮があり、それにくわえて近年は安全面や現地の保全の問題などでも議論となっており、このような決定となったようです。

それまではウルル山頂で朝日を望む「ウルルサンライズツアー」などが人気でしたが、今後は出来なくなりました。

ウルルの周辺スポット

カタ・ジュダ

ウルルとセットで観光したいのが「カタ・ジュダ」。ウルルから約30㎞のところにある、ポコポコと突起した不思議な大岩群で、総称で「オルガ岩群」と呼ばれることもあります。最も大きな岩は標高546mで、そのユーモラスな姿は見るものを圧倒します。

「風の谷ウォーク」「ウォルパ渓谷ウォーク」という散策コースがあり、2つの展望台を巡ったり、自然の迷宮といった趣の小川沿いの道を歩いて行きます。フォトジェニックな光景の宝庫なので、ぜひ思い出に最高の一枚をゲットしてくださいね。

ちなみにウルル-カタ・ジュタ国立公園の中でもカタ・ジュタは男性の聖地とされているそう。女性が立ち入ることができないエリアがあるのでご注意を。

キングスキャニオン

もう一つのウルル周辺スポットが「キングスキャニオン」です。ウルルから約320㎞、バスで約4時間の位置にある大渓谷。実はウルルツアーのオマケにしか行けない、穴場的な観光スポットなんです。

ウルルには登れなくなったから、代わりにキングスキャニオンの登山ツアーに参加...という人も今後増えてくるかもしれませんね。エアーズロック・リゾートから出発するキャンプツアー等があるので、気になる人は要チェック!

ウルルの天気

ウルルは年間を通してあまり雨が降らず、風が強くて乾燥しています。10月から11月にかけては日中40度を超えることもあり、暑い日が続きます。ウルルの麓以外はけっこう日影が少ないので、帽子やこまめな水分補充をし、熱中症対策してください。(ガイドさんからも注意喚起されます)日焼け止めをもっていくのもよいですね。

もう一つ注意してほしいのが、6月から8月にかけての朝晩。10度を下回ることもあります。昼との気温差のせいで体調を崩さないように気を付けてください。快適なツアーの為にも、温度調整しやすい服装を心がけましょう。

ウルルツアーのベストシーズンは?

ウルルツアーでおすすめの時期は、 5月から9月ですね。とくに5月~6月は涼しく天気も良いことが多いです。ただし、夕方以降と早朝は冷え込むので注意。

逆に夏(10月~11月)は暑いうえにハエや蚊も多くなるんです...。もしそれでも観光に行くなら虫よけスプレーの持参を忘れずに!

ウルルについてまとめ

今回はウルルの観光について、行き方や見どころを中心に解説しました。なんといってもオーストラリア旅行ではハズせない定番スポット。開放的な大自然や、神聖なパワースポットなどディープな観光を満喫して、一生に一度の素敵な体験をしましょう。

あわせてエアーズロック・リゾートでの観光やショッピング、おいしい食事なども楽しんでくださいね。

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