彦根城で国宝の天守とひこにゃん!必見の観光ポイント紹介

彦根城で国宝の天守とひこにゃん!必見の観光ポイント紹介

滋賀県彦根市にある彦根城は、姫路城、松本城、犬山城、松江城と共に国宝に指定されている城跡です。天守はもちろんですが、重要文化財に指定されている各櫓(すみやぐら)や下屋敷の庭園だった玄宮園など見どころが満載で、たくさんの観光客が足を運びます。保存状態もかなり良い城跡なので見応えも抜群です。今回はそんな彦根城の見どころをご紹介しましょう。

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彦根城で国宝の天守とひこにゃん!必見の観光ポイント紹介

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彦根城の国宝天守

彦根城の天守閣は長方形

彦根城の天守は国宝に指定されています。北西に附櫓(つけやぐら)があり、長い多聞櫓(たもんやぐら)が連なっている造りが特徴的です。

そんな彦根城の天守は長方形になっているので、表門から入るとすぐ目に入る東側や琵琶湖方面から見える西側は端正な佇まいとなっています。それに対して、南側や北側から彦根城を見てみると、どっしりとした佇まいになっているので、安定感のあるお城だと感じられるでしょう。

左右対称が珍しい彦根城の「天秤櫓」

彦根城の天秤櫓。正面から

出典: KAZE / PIXTA(ピクスタ)

表門から坂を上がると、非常時には落とし橋になる廊下橋が見えてきます。廊下橋を中央にして見てみると、左右対称に建てられている櫓が天秤櫓(てんびんやぐら)です。名前の由来は見た目が天秤のように見えるからです。

このような造りをしたお城は、彦根城だけなのでとても珍しい造りと言えます。廊下橋は今でこそ何の変哲もない架け橋ですが、かつては壁や屋根がある橋でした。中の人がどのような動きをしているか、外からは分からないような造りになっていたそうです。

重要文化財に指定される彦根城の「佐和口多聞櫓」

佐和口多聞櫓と桜

出典: 一球 / PIXTA(ピクスタ)

佐和口多聞櫓(わぐちたもんやぐら)は、いろは松から彦根城へ行く時に最初に出会う櫓です。左側に見える櫓は、昭和8年に再建されました。佐和口多聞櫓は国の重要文化財に指定されていて、手前の櫓は昭和35年に再建されたものです。

近江八景を模している彦根城北東の「玄宮園」

彦根城の玄宮園

出典: takapon / PIXTA(ピクスタ)

玄宮園は、彦根城の北東にある大きな名庭園です。琵琶湖や中国の瀟湘(しょうしょう)八景にちなんで選定された近江八景を模しています。4代目の藩主である直興によって、延宝5年に造営されました。

とても魅力的な趣がある玄宮園は、彦根城へ足を運んだのであれば必見です。毎年9月に「観月の夕べ」というイベントが行われています。普段とは違う玄宮園の魅力を感じられるので、興味がある人はぜひ足を運んでみてください。

井伊家の歴史が学べる「彦根城博物館」

彦根城博物館の能舞台

出典: 小太郎 / PIXTA(ピクスタ)

彦根城博物館は、昭和62年7月に彦根市の市政50周年を記念して造られた博物館です。彦根城表御殿跡地に復元を兼ねて建てられました。代々藩主を勤めていた井伊家の歴史を物語る美術工芸品や古文書などが展示されています。

彦根城博物館所蔵資料の中核は、貴重な資料が収蔵されています。それだけではなく、彦根や彦根藩に関する資料も収集されていて、彦根城博物館に収蔵されている資料の数はなんと9万1,000件以上です。彦根城博物館では展覧会以外に各種講演会も開催されており、多くの人が足を運ぶ場所となっています。

なお彦根城博物館の休館日は展示の入れ替えなどで変わるため、ホームページで確認してみてください。また、展示の入れ替え時には一部休室になることもあります。

井伊直弼の青春の舞台「埋木舎」

埋木舎の門

出典: そらいはるか / PIXTA(ピクスタ)

埋木舎は、井伊直弼(いい なおすけ)が青春時代を過ごした場所です。「世の中をよそに見つつも埋もれ木の埋もれておらむ心なき身は」という和歌を井伊直弼が読み、自ら「埋木舎」と名付けたと言います。埋木舎では文武両道の修練に励んでいました。

その修練が徳川幕府の大老となり、開国の父となるための才能を培ったのではないかと考えられています。

ひこにゃんに会える場所は……

彦根城天守前や彦根城博物館(冠木門)で毎日ひこにゃんと出会えます。また、商業施設四番町スクエアの食品館・四番町ダイニングにも出現。1日3回、約30分程となっています。登場スケジュールは以下の通りです。

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