宮城に猫とマンガの島がある!石巻市田代島の観光の魅力をご紹介

画像出典:takuro / PIXTA(ピクスタ)

宮城に猫とマンガの島がある!石巻市田代島の観光の魅力をご紹介

猫好き・マンガ好きの人におすすめしたい観光スポットが、宮城県石巻市にある「田代島」です。田代島は牡鹿半島の西部にあり、風光明媚な自然を満喫できる島として人気があります。半日かければ自転車で島一周できてしまうほどの小さな島ですが、島のあちらこちらにかわいらしい猫がいてのんびり癒されますよ。この記事では、田代島の魅力をたっぷりとご紹介します。

目次

宮城に猫とマンガの島がある!石巻市田代島の観光の魅力をご紹介

目次を閉じる

小さな島には猫がいっぱい!

宮城県石巻市の田代島は、船着場「石巻中央発着所」または「石巻門脇発着所」からそれぞれ40分・30分の場所にあります。船着場まではJR石巻駅からバスが出ているので、詳しくは石巻市の公式サイトをチェックしましょう。

田代島の魅力は、なんといっても島のあちらこちらにいるかわいらしい猫たち。昔、田代島では養蚕が盛んだったため、繭をネズミから守るために猫を飼っていたそうです。飼われていた猫たちは、漁師たちが寝泊まりする小屋の周りでエサを貰ったりして暮らしていました。現在も港の近くでは魚を狙う猫の姿を見かけます。

田代島は「住民の人口よりも猫の方が多い」とも言われている猫島なので、たくさんの個性豊かな猫との出逢いが楽しめますよ。

猫が寄ってくると思わずエサをあげたくなってしまいますが、そこは猫のためにも我慢しましょう。エサの食べ過ぎは猫の体に良くありません。また、猫の写真を撮るときは島に住む人の迷惑にならないよう注意するのもマナーです。

島で生活する人がいる以上、道路には当たり前に車も走っています。猫と触れ合うのに夢中になって通行を妨げるようなことがないように注意してくださいね。

島の守り神も「猫神社」!

田代島には、猫を祀った「猫神社」があります。この神社に祀られている猫神様は、かつて田代島に暮らしている猫でした。漁師の一人が錨の代わり使う岩を崩していたところ、その岩が運悪く近寄ってきた猫に当たってしまい、猫は死んでしまいました。漁師はこれをたいそう不憫に思い、神社を作って「猫神様」として祀ったのが猫神社のはじまりです。

自然の中にひっそりとある小さな神社なので御朱印などはありませんが、田代島を訪れたら、ぜひ猫神社にも参拝してみましょう。

マンガアイランドでアウトドアレジャー!?

田代島というと「猫の島」というイメージが強いですが、マンガでの町おこしにも力を入れています。島内にある「マンガアイランド」には、漫画家のちばてつや先生と里中満智子先生がデザインした「マンガロッジ」があります。

マンガロッジの定員は4~5名。毎年4月下旬から10月までの水曜日から日曜日だけ利用できる施設で、猫型ロッジに泊まって田代島の魅力が満喫できると評判です。このほかテントを張って宿泊する「テントサイト」もあります。

利用には予約が必要で、「田代島マンガアイランド宿泊予約サイト」から予約できるので一度チェックしてみてください。

ロッジには、田代島に住む猫が遊びに来ることも珍しくないんですよ。

路地が入り組む港町の風景「仁斗田港」

田代島南部にある「仁斗田港」は、猫の出現率が高めの港です。路地が入り組む港町のフォトジェニックな風景は、インスタ映えすること間違いなし。ノスタルジックな港町で気ままにくつろぐ猫たちを眺めて癒されましょう。

仁斗田港の周りには、土産屋兼カフェの「クロネコ堂」もあるので、たくさんの猫との出逢いを楽しみつつひと息つけますよ。

田代島で揚がる海の幸

田代島周辺の海で揚がる海の幸も田代島の魅力です。田代島がある牡鹿半島は昔から豊かな漁場として栄えていて、今も新鮮な魚介類が多く水揚げされます。

島内にある飲食店ではおいしい海の幸が味わえるので、こちらもぜひチェックしてみましょう。

アクセス

田代島までのアクセスを紹介します。JR仙台駅からは仙石線で石巻駅を目指しましょう。仙台駅から石巻駅までは約1時間です。

石巻駅からは路線バス「山下門脇線」で船着場へ向かいます。船着場は「石巻中央発着所」と「石巻門脇発着所」があるので、利用しやすい船着場を利用しましょう。

それぞれの船着場からは、田代島の大泊港または仁斗田港まで船が出ています。くわしい船のダイヤは「網地島ライン株式会社」で確認してください。所要時間は、石巻中央発着所から仁斗田港までが約45分、門脇発着所から仁斗田港までが約35分です。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

牡鹿半島でおすすめの記事

牡鹿半島のアクセスランキング