マヤ文明の雰囲気漂う「光ミュージアム」は必見!飛騨高山の穴場観光スポット

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マヤ文明の雰囲気漂う「光ミュージアム」は必見!飛騨高山の穴場観光スポット

多くの観光客が足を運ぶ岐阜県高山市の飛騨高山エリアには、光ミュージアムという観光スポットがあります。岐阜県教育委員会から登録博物館に、文化庁から公開商人施設に認可されており、重要な文化財が展示されていることから非常に見応えがあるミュージアムです。今回はマヤ文明の雰囲気が漂っている魅力的な光ミュージアムについてご紹介しましょう。

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マヤ文明の雰囲気漂う「光ミュージアム」は必見!飛騨高山の穴場観光スポット

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光ミュージアムとは?

光ミュージアムは美術館と博物館が複合されたミュージアムで、展示物を通じて古生代の人類史に触れることができます。回廊型の建物はメキシコ・ユカタン州にあるウシュマル遺跡群の「総督の館」がモチーフで、外壁にはたくさんのライムストーンやレリーフが埋められています。特徴的な建物からはマヤ文明の雰囲気が感じられるでしょう。

この他にも中にはピラミッドがあり、地下には能舞台が設置されているなど、色々な文化が取り入れられています。見どころ満載なので、細かくチェックしてみてください。

開館時間と休館日

冬期間は開館日が限定されています。そのため、訪れる際は公式ホームページの休館日カレンダーを事前に確認してください。
※2019年12月6日現在の情報です。

常設展

光ミュージアムの常設展には、美術展示室、飛騨展示室、人類史展示室、手島右卿記念室の4つがあります。

美術展示室

美術展示室では、国宝「太刀 銘 康次」、国重要文化財「太刀 銘 了戒」などおよそ2,000点ものコレクションが所蔵されています。コレクションを入れ替えながら展示しているので、訪れるタイミングによって観賞できるものも変わってくるでしょう。

飛騨展示室

この飛騨展示室では飛騨地方で採掘された恐竜やアンモナイトなどの化石が展示されています。飛騨地方では古生代から新生代までの地層が露出している珍しい地域で、日本最古の化石などが見つかるなど日本列島の歴史を知るうえで重要な地域としても有名。
約13,000点の化石のうち、手取層群産出アンモナイト・ベレムナイト化石の所蔵数は日本一と言われています。

人類史展示室

人類史展示室には、古代の文化や文明に触れられる貴重な品々が展示されています。中南米の考古資料は特に充実しており人類のロマンを感じるエリアです。
人類は氷河期が終わるころから現在まで時代にあわせて進化を遂げ世界のあちこちで高度な文明を起こしており、そんな世界のあちこちで発見された出土品を展示しています。

またこの人類史展示室ではマチュピチュやエジプトなどさまざまな文化にあわせた衣裳を着て撮影するのが人気で、国内外の多くの観光客の方々がこちらで撮影した写真をSNSなどにアップし、話題となっています。

手島右卿記念室

手島右卿とは、現代書の先駆者と言われている小字数書の能書家です。現代人の美意識を刺激するような文字に命を吹き込んだ手島右卿の作品を見ることができます。
※手島右卿記念室の見学には別途100円の入室料が必要です。

貴重な数々の所蔵品(コレクション)

光ミュージアムには貴重な数々の所蔵品(コレクション)があります。、浮世絵版画や書、工芸といった所蔵品もありますが、そのなかでも代表的な日本画・肉筆浮世絵・西洋絵画の作品をご紹介します。
※所蔵作品は作品保護のために通年展示されているわけではありませんので、詳しくは光ミュージアムへ確認をするようにお願いします。

日本画

横山大観の「不二霊峰」をはじめ、上村松園の「四季美人図」や松岡映丘の「住吉ものがたり」、宮本武蔵の「芦葉達磨図」などといった数多くの貴重な日本画を所蔵しています。

肉筆浮世絵

肉筆浮世絵とは、江戸時代に成立したとされる、浮世絵のジャンルの1つです。葛飾北斎といえば想像つく方も多いはず。そんな葛飾北斎の「日・龍・月」や吉原真龍の「紅葉の下」、月岡雪斎の「美人遊戯」など、浮世絵師が自らの筆で描いた美しい肉筆浮世絵が展示されています。

西洋絵画

西洋絵画の所蔵品は西洋絵画の代表的なフィンセント=ファン=ゴッホの「洗濯をする農婦」をはじめ、ピエール=オーギュスト・ルノワールの「ガブリエルの肖像」やクロード・モネの「睡蓮」、パブロ・ピカソの「テアトル」など名だたる著名な画家の作品が揃っています。

レストランビラコチャ

光ミュージアム内には、軽食と喫茶を楽しめるレストランビラコチャがあります。大きな窓からは光がたっぷりと入り込み、季節によって様々な表情を見せてくれる乗鞍連峰を見渡せます。

そんなレストランビラコチャでは、手作りのシフォンケーキや手作りのレアチーズケーキと美味しいコーヒー・紅茶を楽しめるので、見学後の休憩に最適です。また、スッポンエキスと上げにんにくを使ったとんこつベースの翡翠ラーメン人気メニューです。なお、レストランビラコチャを利用するだけであれば、入館料は必要ありません。

ミュージアムショップ

光ミュージアムのエントランスには、ミュージアムショップが完備されています。自分用はもちろん、お土産やプレゼントとしても喜ばれる品が盛りだくさんです。オリジナルグッズの販売はもちろんですが、特別展に合わせて品揃えが変わるので要チェックです。

光ミュージアムのオリジナルグッズには、カップやお皿、キーホルダー、メモ帳、便箋、鉛筆などがあります。特別展が開催されている期間は、この他のグッズも充実しています。ミュージアムショップだけ利用ならレストラン同様に入館料が不要です。

アクセス方法

車の場合

・東京方面から
長野自動車道 松本ICから国道158号線へ進み、約2時間。

・大阪方面から
東海北陸自動車道 飛騨清見ICから中部縦貫自動車道へ進み、高山ICで降りて約3分。

・富山方面から
北陸自動車道 富山ICから国道41号線へ進み、約1時間30分。

バスの場合

高山駅からのらマイカー(福祉バス)か濃飛バス(古川・神岡線)に乗車し、「光記念館前」バス停で下車してください。のらマイカー(福祉バス)は片道100円、濃飛バス(古川・神岡線)は片道210円です。(運賃は2019年12月現在の情報です)

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