名称:有田川町鉄道公園(交流館)
住所:〒643-0801 和歌山県有田郡有田川町大字徳田124番地1
公式・関連サイトURL:https://www.transport-pf.or.jp/norimono/museum/atk/
休み:水・木曜日(祝日の場合は営業)
入館料:大人200円/小中学生100円
※2019年12月現在の情報です
有田川町鉄道公園(交流館)で懐かしい鉄道車両の乗車&運転体験♪
有田川町鉄道公園(と交流館)は、和歌山県西部を流れる有田川沿いにある交流施設&公園です。有田鉄道を再現したジオラマや蒸気機関車、有田川町のパノラマや鉄道模型を集めて展示しています。鉄道ファンはもちろん、憩いの場として地元民にも親しまれています。今回は有田川町鉄道公園(交流館)の見どころを紹介します。
目次
有田川町鉄道公園(交流館)で懐かしい鉄道車両の乗車&運転体験♪
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有田川町鉄道公園(交流館)とは?
有田川町鉄道公園(交流館)は2010年に開園しました。施設内には2002年に廃線になった線路やジオラマ、実際に走行していた「D51」という蒸気機関車の展示のほか芝生広場などがあります。「有田鉄道を後世に伝え続けたい」という思いのもと、町有地となった旧有田鉄道金屋口駅を整備し誕生した有田川町鉄道公園。町の人によって大切に守られ、地元の人のみならず、熱狂的な鉄道ファンからも愛される公園です。
大人も子どもも楽しい再現ジオラマ
黄色の外壁が目を引く有田川町鉄道公園(交流館)ですが、館内には有田鉄道やその周辺地域、有田町を細部まで再現したジオラマが展示されています。加えて有田鉄道の写真や備品、記念品も展示されていて、有田鉄道の歴史を詳しく学べます。鉄道ファンや当時の有田鉄道を知る方はもちろん、そうでない方でも楽しめる交流館です。
有田川町鉄道公園(交流館)の見どころはリアルで迫力満点のジオラマ。有田鉄道のジオラマは追加料金を払うことで自分で操作、運転することができます。廃線となってしまった鉄道を操作できる貴重な体験です。有田鉄道交流館に来たら見学だけでなく、運転も体験してみてください。
蒸気機関車「D51 827」と気動車「キハ58003」
D51 827
有田川町鉄道公園には、実際に走行している蒸気機関車が展示されています。
蒸気機関車 D51 827 は、1943年に静岡県浜松市で製造され、1973年まで中津川機関区(名古屋・中津川の辺り)を走行していました。2017年4月にアチハ株式会社に譲渡されたことをきっかけに、有田川町鉄道公園での展示が始まりました。2017年7月からは不定期で有料乗車体験会を開催していて、多い日だと1日に700人超の人が集まります。走行距離は約400mです。
また、小学生以下限定で「鉄道員体験」を実施しており、切符のもぎりや車内アナウンス、出発合図を行うことができます。憧れの鉄道員体験ができることで、より身近に鉄道を感じることができます。
キハ58003
映画『Always3丁目の夕日』が撮影されたことでも有名な キハ58003 も、有田川町鉄道公園(交流館)の建物の横に展示されています。1963年に富士急の移動車として製造された キハ58003 。車両の損傷が激しいこともあり、2010年の開園に伴い、現在の姿に塗装し直しました。 キハ58003 も、展示開始当初は不定期で有料体験乗車会を開催していましたが、2016年にディーゼルエンジンが故障し、現在は展示及び車両内の見学のみになっています。今では珍しい昭和の雰囲気漂う車内を見学してみてください。
SLの運転体験&乗車体験
D51 827 は乗車体験ができるほか、運転体験もできます。
D51 827 が実際に走行していた頃は他の蒸気機関車同様、石炭で水を熱し、高圧な蒸気で走行していましたが、現在は圧縮空気方式という軽油で電気を作り空気を圧縮するコンプレッサーによって動いています。乗車体験会は不定期で開催されていて、約400mの区間を楽しむことができます。さらに高校生以上を対象に約200mの区間の運転体験会も開催しています。運転体験の前には事前に講習会や説明会に参加する必要があります。
■ 乗車体験の費用:高校生以上:500円/小中学生:300円
■ 運転体験の費用:10,000円
※料金は2019年12月現在のもの
有田川町鉄道公園のエコ電が子どもに人気
公園内には、子供たちが遊べるちょっとした遊具や芝生公園があります。機関車の形をした遊具や滑り台付きの木製アスレチック遊具があり、小さい子どもが体を動かして遊ぶことができます。特におすすめしたい遊具はエコ電。有田川町鉄道公園(交流館)のウッドデッキにある小さなSL型の遊具で、横にあるエアロバイクを漕ぐことで発電し前に進みます。実際に動くミニSL「エコ電」は子供に人気の遊具です。
有田川町鉄道公園(交流館)のアクセスと駐車場
車で来館する場合は、阪和自動車道の有田ICから約10分で着きます。無料の駐車場がありますが、乗車体験会などで混雑している場合には有料です。満車の場合は周辺の駐車場を探す形になります。
電車で来館する場合は、JR紀勢本線「藤並」駅(※写真)で下車後、有田川町観光施設巡回バス「清水スポーツパーク」行きに乗り、「鉄道公園」で下車。停留所から徒歩2分です。
道の駅「明恵ふるさと館」でランチ
鉄道の魅力をたっぷりと感じ、お腹が空いてきたら道の駅「明恵ふるさと館」でランチがおすすめです。ここでは一次発酵から焼き上がりまで18時間かけて完成する天然酵母パンや天ぷら、ざるうどんが食べられます。他にも地元の名産品が数多く並び、ゆっくりとランチや買い物を楽しむことができます。
名称:道の駅 明恵ふるさと館
住所:和歌山県有田郡金屋町金屋322-1
公式・関連サイトURL:http://www.arida-net.ne.jp/~myoe/
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