名称:高野山真言宗総本山 金剛峯寺
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132
公式・関連サイトURL:http://www.koyasan.or.jp/kongobuji/
【和歌山】高野山に広がる世界遺産|金剛峯寺の見どころや宿坊を紹介
2020年6月5日 更新

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【和歌山】高野山に広がる世界遺産|金剛峯寺の見どころや宿坊を紹介
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金剛峯寺の歴史を簡単に予習

弘仁7年(816年)、弘法法師と呼ばれる空海が嵯峨天皇から賜った地が高野山です。高野山を開山した空海は、曼荼羅世界を作り出すために伽藍の建設に取り掛かりました。工事ははかどらず、さらに落雷や火災などにより建物は焼失。一時は衰退の時期をも迎えました。その後、高野山の復興に取り組まれたのは長和5年(1016年)頃のことです。
現在の金剛峯寺は、豊臣秀吉が母親の菩提を弔うために、応其上人(おうごしょうにん)に命じて造営した「青巖寺(せいがんじ)」が前身です。長い歴史の中で度重なる火災に見舞われ、現在見ることのできる姿は江戸時代後期に再建されたもの。また、明治政府から「青巖寺」を「金剛峯寺」に改号するように指導されています。翌年の明治2年、建っていた興山寺(こうざんじ)と合併して「総本山・金剛峯寺」になり現在に至っています。
防火対策が施された主殿

高野山金剛峯寺の主殿は江戸末期再建された、書院造建築です。
屋根は檜の皮を何枚も重ねた檜皮葺(ひわだぶき)になっています。その屋根の上に、桶が置かれており、これを天水桶といいます。高野山の歴史は火災との戦いでもありました。落雷などでも大きな火事になることもあったそうです。桶に普段から雨水を溜めておき、火災が起きた時に火の粉で屋根が燃えあがらないように桶の水をまいて湿らし、少しでも延焼を防ぐための役割を果たしました。
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