飛騨高山・桜山八幡宮のご利益からアクセス方法までご紹介

国の重要無形文化財に指定されている高山祭でも知られる桜山八幡宮。併設されている高山祭屋台会館には、高山祭で使用される実物の屋台が展示され、祭の季節以外にも高山祭気分を味わうことが可能です。桜山八幡宮でしか漫喫できない魅力も多く、周辺には美味しいランチが食べられるスポットも。どんど焼きや七五三詣、アクセス方法など、桜山八幡宮を訪れる際に役立つ情報をご紹介していくので、ぜひ観光で訪れる際の参考にしてみてくださいね。

※掲載の情報は2019年12月時点のものです

桜山八幡宮とは？

桜山八幡宮は337年頃に飛騨山中に両面宿儺（りょうめんすくな）と呼ばれる凶族が人民を脅かしていたことを受けて、難波根子武振熊命（なにわのねこたけふるくまのみこと）が戦勝祈願を桜山の神域で行ったのが創祀と伝えられています。高山市内でも名の知れた神社で、毎年4月14日と15日、10月9日と10日に高山祭が開催されていますよ。

祭では各町内から屋台が曳き出され、祭を盛り上げていきます。祭で使われる屋台は国指定有形民俗文化財、屋台を含めた高山祭は国指定無形民俗文化財に指定され、毎年多くの観光客が祭を見るために訪れます。屋台を見たい場合には、高山祭屋台会館で実物の屋台が展示されているので鑑賞することが可能。細かな部分まで見ることができ、飛騨高山の匠の技を実感できます。桜山八幡宮の参拝と一緒に楽しんでみましょう。

桜山八幡宮の御利益・お守り・御朱印など

桜山八幡宮の御利益は安産祈願、家内安全、商売繁盛、合格祈願、病気平癒、交通安全など。お守りは様々な種類がありますが、中でも清めの「厄玉」がおすすめです。境内には「清めの厄玉落とし」を行う場所があります。厄割石を行う場所で自分自身で厄を祓うことができるのです。方法は以下の通りです。

①心を静めましょう。
②厄玉に穴が開いているので、穴部分に向かって息を吹きかけ災難や厄を玉にうつしていきます。
③「祓え給え、清め給え」と念じながら厄割石に厄玉を落とし、厄祓いは終了です。

厄除け開運を祈願してお祓いを行う時間のない人でも手軽に厄落としができると評判です。悪いことが続けて起きるなど、不安や心配事があればぜひ桜山八幡宮の厄祓いを試してみましょう。

桜山八幡宮のどんど焼き

どんど焼きは小正月に行われる行事の1つです。神社の境内において、やぐらを準備し、正月飾りや書き初め、お守りやだるまなどを焼き、無病息災を祈ります。桜山八幡宮では、毎年1月15日に「左義長祭」として実施されます。お正月に使用した飾り物や古いお札やお守りなどがある場合には、左義長祭の際に焚きあげてもらいましょう。

桜山八幡宮の七五三詣

七五三詣は、子どもの成長を祝い7歳、5歳、3歳になった年の11月15日にお祝いをすることが伝統となっています。七五三の起源は平安時代と言われており、当時の子どもは7歳まで「神の子」と言われていました。7歳までは病気になりやすい年齢でもあるため、子どもが健やかに成長するようお祝いが行われるようになったのです。

桜山八幡宮でも七五三詣が行われています。11月15日だけではなく、そのほかの日にも七五三詣は受け付けています。家族で観光の際に桜山八幡宮へ訪れる際には、これまでの成長を神様に感謝し、今後も健康で過ごしてもらうためにも七五三詣で祈願してみましょう。

桜山八幡宮のアクセス

桜山八幡宮は、JR高山駅から約1.3kmの場所にあります。タクシーや車なら約5分ほどの距離ですが、徒歩でも約20分で行けるので、高山市内を散策しながら向かうのもおすすめ。

桜山八幡宮の駐車場

車で桜山八幡宮まで足を運ぶ場合には駐車場が利用できます。参拝者専用の駐車場は無料です。ただし、高山祭屋台会館の駐車場を利用する場合には料金が掛かるので気を付けましょう。大型車を利用して高山祭屋台会館に入場する場合は駐車料金が無料。普通車用のスペースは50台、大型車の駐車スペースは5台なので利用する際には予約が必要です。

桜山八幡宮の駐車料金

桜山八幡宮周辺でおすすめのランチ

高山祭で有名な桜山八幡宮へ訪れた際におすすめのランチを食べられるお店を紹介します。

ざる蕎麦せと

毎日4種類の蕎麦の品種が提供され、食べ比べを楽しむことが可能。並盛の半量から注文することができ、1人旅でも蕎麦の違いを堪能できます。

飛騨こって牛

お皿まで食べられる飛騨牛握り寿司店。食べ歩きで飛騨高山名物の飛騨牛を堪能できるとして観光客に人気があります。お皿がえび煎餅になっているユニークさも魅力の1つです。

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