和歌山電鐵「貴志川線」とは?乗り方や「たま電車」もご紹介

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和歌山電鐵「貴志川線」とは?乗り方や「たま電車」もご紹介

和歌山電鐵「貴志川線(きしがわせん)」は、猫駅長「たま」で知られる観光客に人気の路線。車体もユニークで「たま電車」や「いちご電車」「おもちゃ電車」などがあり乗車するだけで、子供から大人まで楽しめます。和歌山電鐵貴志川線の見どころや魅力についてご紹介します。

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和歌山電鐵「貴志川線」とは?乗り方や「たま電車」もご紹介

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1. 和歌山電鐵貴志川線とは?

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和歌山電鐵貴志川線は、和歌山県の自然豊かな和歌山駅から喜志駅までの14駅を結んでいます。2003年には、貴志川線の廃止も検討されましたが、南海電気鉄道から和歌山電鐵に引き継がれ現在に至ります。

2007年に三毛猫の「たま」が貴志駅(きしえき)の駅長に就任すると観光客が増え、人気の路線になりました。

2. 貴志駅の歴史

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南海鉄道時代に有人駅だった貴志駅ですが、2006年に貴志川線の和歌山電鐵遺跡に伴い無人駅になりました。無人駅となった当時、駅の隣に立つ倉庫と駅の間に地域猫「通称:たま」達を住まわせるための猫小屋がありました。

しかし、敷地が紀の川市の公有地になったことで市から撤去を求められます。

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困った地域猫の管理者は「たま達をどうにかして駅の中に住まわせてほしい」と、和歌山電鐵の社長に頼みました。そこで、地域猫のたまを駅長にするのはどうか、という話が持ち上がりました。そして2007年、現在広く知られている「たま駅長」が誕生。

2010年2月には、初代駅舎が解体され、同年8月に2代目駅舎貴志駅新駅舎「たまミュージアム貴志駅」の使用が開始されました。

その後、初代たま駅長「貴志川線ウルトラ駅長たま」が2015年に亡くなり、スーパー駅長ニタマがたま2世を襲名し、貴志駅駅長として三毛猫のよんたまと一緒に人々に笑顔を届けています。

3. スーパー駅長 ニタマ、駅長 よんたま

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2007年に貴志駅駅長たまが誕生した5年後の2012年、三毛猫の「ニタマ」が和歌山電鐵貴志川線の駅長として誕生しました。ニタマは当初、貴志駅のねこ駅代行と伊太祁曾駅の駅長でしたが、その後貴志駅長のたまが亡くなったことで、ニタマはたま2世として、貴志駅駅長となりました。

駅長見習いだった「よんたま」は2017年に駅長に昇格し、現在はニタマの昇格に伴い伊太祁曾駅長に就任。水・木限定で貴志駅駅代行も務めています。長らくスーパー駅長だったニタマですが、2019年にその功労が認められ部長職のマネージャー駅長に、同時によんたま駅長はスーパー駅長に就任しました。

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現在(2020年2月)、貴志駅長として勤務(よんたまは伊太祁曾駅を含む)しています。勤務時間は10:00~16:00。

ニタマは日・月・火・金・土曜日に勤務し、水・木曜日はお休みです。よんたまは日・火・水・木・土曜日に勤務し月・金曜日はお休みです。伊太祁曾駅の駅長もしているよんたまは水・木曜日に貴志駅で代行勤務をしています。公休日が祝日の場合は勤務日になります。

※駅長の体調や気候などの状態によっては臨時でお休みする場合もあるので、ご了承ください。

4. 貴志川線の乗り方、運賃・一日乗車券

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貴志川線に乗る時は、2両目の扉が開かないため、1両目の扉から乗ってください。その時、整理券をとるのを忘れずに。(和歌山駅・貴志駅を除く)降りるときは1両目の前扉から降ります。運賃又は切符は運賃箱に入れてください。

小銭がない方は降りる前に両替機で両替しておくのがおすすめです。涼絵できる紙幣は1000円札のみです。一日乗車券をお持ちの方は、日付の面を運転士に見せて降りてください。

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降りる駅の運賃は一番前にある表示板で確認できます。和歌山駅で降りた時は清算済みの券を受け取ってください。この券で自動改札機を通ることができます。運賃は190円~410円で、お得な回数券と一日乗車券があります。一日乗車券は大人800円、小児400円で、一日に何度も乗車する場合は便利でおすすめ。

無人駅から乗車する場合、最初の降車駅が和歌山・伊太祁曾・貴志駅の場合に限り、到着時に駅係員・運転士から購入できます。和歌山駅が降車駅の場合は到着時に駅係員から購入可能。伊太祁曾駅・貴志駅が降車駅場合は到着時に運転士から料金と引き換えに「一日乗車券 清算済証」を貰い、降車駅ですぐに一日乗車券と引き換えてください。

引き換え場所は伊太祁曾駅の場合は駅窓口、貴志駅は「たまカフェ」と「たまショップ」です。和歌山電鐵貴志川線の乗り方を覚えておくと、スムーズに観光を楽しめますよ。

5. たま電車

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和歌山電鐵貴志川線を走るキャラクター電車の中でも一番有名なのが、たま駅長をモチーフにした「たま電車」です。2009年から運航されており、人気の車両。

電車を正面から見るとひげが生えた猫の顔に見える列車は、外観も内観も猫だらけ。101匹のたま駅長がいてそれぞれ愛らしい顔を見せています。

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電車内も個性的で、三毛猫模様の座席や小さなたま駅長模様の壁やドアの模様がとてもキュート。電車に乗っていることを忘れてしまうようなユニークなつくりなのでおすすめです。

ポップでカラフルな壁紙や本棚、ゆったりくつろげるソファーのような座席は快適。のんびりとしたローカル線で、ゆったりと本を読んでみてはいかがでしょうか。

6. いちご電車

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いちごがモチーフのいちご電車は、白いボディに赤いドアが印象的な可愛くて楽しい電車です。インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏が手掛けた電車で、2006年から運行されました。

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車内にもイチゴは沢山です。イチゴ模様の座布団やイチゴ模様の座席シート、イチゴ描かれたの中づり広告など、イチゴ尽くし。
キュートでおしゃれな「いちご電車」にぜひご乗車ください。

7. おもちゃ電車

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とても目立つ赤いボディが特徴的な「おもちゃ電車」は、「OMODEN」の愛称で親しまれています。2007年から運行されており、車内は天然木が使用されているので、まるで積み木の列車の中にいるよう。色とりどりのつり革や縞模様の床、様々な形をした座席など、遊び心にあふれています。

懐かしのおもちゃから最近のキャラクターのフィギュアまで並んだショーケースや、ずらっと並んだガチャガチャは子どもたちにとても人気。また、ベビーベッドが設置されているので赤ちゃんを連れていても安心です。

◎アクセス方法

出典: ja.m.wikipedia.org

和歌山電鐵貴志川線に乗車できるJR和歌山駅までのアクセスは、電車がおすすめ。新大阪駅からだと特急で約1時間、大阪駅からは快速で約1時間25分かかります。また、関西空港からの場合、快速電車で約45分、空港バスだと約40分です。貴志駅周辺には駐車場がないため、自家用車でお越しの場合はご注意ください。

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