名称:旧登米町高等尋常小学校(教育資料館)
住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路6
公式・関連サイトURL:http://toyoma.co.jp/facilities-kyoiku/
宮城県北東部にある「登米(とめ)市登米(とよま)町」は、明治時代の建物が現存していることから「みやぎの明治村」と呼ばれることもあるエリアです。歴史を感じさせる建物が好きな方は、ぜひ一度足を運んでみましょう。この記事では、登米町にある7つの観光スポットをご紹介します。
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「みやぎの明治村」こと登米の観光スポット6選!昔ながらの落ち着く町
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旧登米高等尋常小学校
昭和56年に国の重要文化財に指定された「旧登米高等尋常小学校」は、明治21年に建てられた木造二階建ての建物です。現在は教育資料館として営業しており、明治時代当時の学校建築を知るうえでとても貴重な資料になっています。
この小学校を設計したのは、山添喜三郎。日本で初めて欧米に渡り、現地の建築技法を学んだ日本人大工です。建材選びに妥協しなかったことで知られ、非常にストイックな人物として今にそのエピソードが語り継がれています。
旧登米高等尋常小学校の入館料は400円。開館時間は午前9時から午後4時30分です。これからご紹介する他の施設との共通観覧券もあり、こちらは1,000円となっています(2019年12月現在)。
水沢県庁記念館
水沢県庁記念館です。あ、雨が降ってきました…! pic.twitter.com/4oKGYEjSyk
— 宮城のbot (@miyagi_no_bot) April 28, 2014
「水沢県庁記念館」は、戊辰戦争後の廃藩置県で置かれた「登米県」の役所だった建物です。登米県は、現在の宮城県北部と岩手県南部にあたります。
水沢県庁記念館の建物は、玄関は入母屋造り、破風に狐格子を施した日本建築に見えますが、本棟は洋風の木造平屋です。県内官公衙建築を代表する貴重な建築物として一般公開されています。
水沢県庁記念館の入館料は200円。開館時間は午前9時から午後4時30分です。
名称:水沢県庁記念館
住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路1-5
公式・関連サイトURL:http://toyoma.co.jp/facilities-kencho/
警察資料館
登米警察署庁舎として建てられた「警察資料館」は、旧登米高等尋常小学校を手掛けた山添喜三郎によって設計された木造二階建ての建物です。鬼瓦の乗った屋根は切妻造りで、突き出した玄関の二階にはバルコニーもあります。
昭和43年には町の商工会議所が入り、事務所として利用していましたが、昭和61年に移転。その後始まった復元工事で、警察庁舎として使われていた当時の留置場の基礎が見つかりました。
明治時代の留置場の基礎が見つかることは大変珍しく、翌昭和62年からは警察関係資料を展示した日本で唯一の資料館として、一般に公開されています。
警察資料館の入館料は300円。開館時間は午前9時から午後4時30分です。
名称:警察資料館
住所:宮城県登米市登米町寺池中町3
公式・関連サイトURL:http://toyoma.co.jp/facilities-keisatsu/
春蘭亭
つづいて、武家屋敷 春蘭亭の前へ。 pic.twitter.com/oCeEZ8fBke
— yutasira改めyutarasi (@brainlamp1) July 13, 2014
「春蘭亭」は、江戸中期から後期にかけて建てられた武家屋敷です。いつ建てられたかは詳しくわかりませんが、200年以上は経っているとみられています。平成元年までその子孫の方が済んでいましたが、平成元年に町に寄贈されました。
現在は、無料の休憩施設として利用されています。
春蘭亭に行ったらぜひ味わいたいのが「春蘭茶」。春蘭茶は、山に自生する春蘭を塩漬けにし、それにお湯を注いだものです。湯呑に浮かぶ優美な春蘭の花と香りを堪能しましょう。
春蘭亭の入館料は無料。開館時間は午前9時から午後4時30分です。
名称:春蘭亭
住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路79
公式・関連サイトURL:http://toyoma.co.jp/facilities-shunran/
登米懐古館
「登米懐古館」は、令和元年9月に建築家・隈研吾氏の設計によって建てられた資料館です。館内は、登米伊達家ゆかりの甲冑や刀剣のほか、貴重な絵画なども展示されています。
武家屋敷通り側の表門から入ると、落ち着いた日本庭園が見られるのもポイント。地域の歴史に関する企画展や、伝統芸能の野外公演、野点なども行われているので、足を運んでみましょう。
登米懐古館の入館料は400円。開館時間は午前9時から午後4時30分です。
名称:登米懐古館
住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路72番地6
公式・関連サイトURL:http://toyoma.co.jp/facilities-kaiko/
海老喜 蔵の資料館
蔵の資料館(旧海老喜商店蔵)
— lssah (@ss1lssah) July 31, 2017
江戸期から続く醤油店。物産センターで売っている醤油製品はここの製品(しょうゆマコロン買いました。)
詳細不明。
宮城 近代建築 pic.twitter.com/BFv271ATHB
創業天保4年の老舗「海老喜(えびき)」は、登米町で古くから味噌や醤油、酒の醸造を手掛けているお店です。店舗には「蔵の資料館」が併設されており、味噌・醤油の醸造の歴史や、蔵の造りなどを知ることができます。
こちらの資料館内に案内板はありません。ひとりで入館したとしても、必ずお店の方がガイドをしてくれます。平成4年に一般公開されるまでの80年間、ほとんど人が入らなかった蔵と言うだけあって、そこかしこに当時の面影が残っているので、そちらにも注目してみてください。
入館料は200円。10名以上の団体で入館する場合、予約をすれば隣接する「エビキホール」でお食事ができます。
名称:海老喜 蔵の資料館
住所:宮城県登米市登米町寺池三日町22
公式・関連サイトURL:http://ebiki.com/
B級グルメの油麩丼もおすすめ
ここ最近、休みの日の昼食など、油麩で『油麩丼』を作ってます。さっと出来るし美味しいし、良いですね(^^) 油麩は、お味噌汁の具に入れてもも良いし、万能! ご参考→『宮城・登米の油麩丼』 https://t.co/JTy2mHbThk #日本自炊協会 つくば支部 pic.twitter.com/IXoKGqLDVB
— かるだ もん (@cardamom_tsjp) May 17, 2017
登米町の名産品である「油麩」を使ったB級グルメ「油麩丼」もおすすめです。油麩は麩を油で揚げたもので、一般的な麩にはないコクと香ばしい風味が特徴。油麩丼は、この油麩を卵でとじてごはんに乗せます。味はカツ丼に近いですが、カツ丼よりもヘルシーなので女性にも人気があるんですよ。
登米町内に油麩丼が食べられるお店は全部で11件。要予約のところもありますが、登米町に行ったらこちらも合わせてチェックしてみましょう。
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