鎌倉・鶴岡八幡宮のおみくじ・御朱印帳からアクセス方法までご紹介

画像出典:gandhi / PIXTA(ピクスタ)

鎌倉・鶴岡八幡宮のおみくじ・御朱印帳からアクセス方法までご紹介

鎌倉には一度は行ってみたい名所がたくさんありますが、鎌倉が初めてなら、ぜひ鶴岡八幡宮からスタートしてはいかがでしょうか。見どころもたくさんあり、アクセスも便利なので、鎌倉観光のスタート地点にはぴったりです。もちろん、鶴岡八幡宮に行ったことがあるあなたにも、再訪が楽しみになる情報をご紹介します。地元の方にも支持されるお土産情報もあるのでチェックしてみてくださいね。

目次

鎌倉・鶴岡八幡宮のおみくじ・御朱印帳からアクセス方法までご紹介

目次を閉じる

鶴岡八幡宮の歴史

出典: ジョリー / PIXTA(ピクスタ)

鶴岡八幡宮は1063年(康平6年)、源頼義が奥州での戦いを終えて鎌倉に戻り、出陣のときに戦勝を祈願した源氏の氏神「石清水八幡宮」を由比ヶ浜辺に祀ったことが起源とされています。

その後、時代は平清盛ひきいる平家の全盛期となりますが、1180年(治承4年)源頼朝が現在の地に鶴岡八幡宮を移します。頼朝が後に鎌倉幕府を開くと鶴岡八幡宮は現在の姿に整えられ、篤い信仰を集めたのでした。

おみくじ・鳩みくじ、凶みくじ納め箱について

出典: michey / PIXTA(ピクスタ)

神社やお寺に行ったらおみくじを引く人も多いことでしょう。鶴岡八幡宮にももちろんおみくじがあります。ユニークなおみくじとして人気を集めるのが「鳩みくじ」。鳩のお守りがついていて、おみくじを引いて読む楽しみだけではなく、お守りを持ち帰る楽しみもあるんです。色は全部で7色もあります。

おみくじが神様からのメッセージとはいっても、「凶」を引くと落ち込んでしまう人も多いでしょう。でも鶴岡八幡宮の「凶」は一味違います。八幡宮には「凶みくじ納め箱」があって、何とここに「凶」のおみくじを納めると、神様が「強」に変えてくれるというのです。「凶運」が「強運」に変わるなんて、さすが武士の神様ですよね。

御朱印帳、お守り

出典: corosukechan3 / PIXTA(ピクスタ)

最近ひそかなブームになっているのが御朱印。御朱印とは、神社やお寺に行ったとき、参拝の証として書いていただくものです。その神社やお寺の独自の印が押され、日付と参拝した旨が書かれるのが一般的。

御朱印帳は神社やお寺でオリジナルのものが作られており、鶴岡八幡宮にもオリジナルの御朱印帳があります。2018年には鳳凰がちりばめられた御朱印帳と、流鏑馬が描かれた御朱印帳が新たに登場しました。2014年に登場した巫女さんが描かれた御朱印帳は「かわいい!」と若い女性にも好評です。最近は若い女性の間で御朱印集めが密かなブームになっているとか。

御朱印帳はどの神社・お寺のものをどこに持っていっても書いていただけますから、鶴岡八幡宮の御朱印帳を持って鎌倉の神社・仏閣めぐりをしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、お守りも種類が多数あり、ハローキティのデザインが施された「キティ健康守」が特に人気。他にも、願い事によって異なるさまざまなお守りがあるので、自分にあったものは何か八幡宮の方に相談してみてもいいかもしれませんね。

ご利益、厄除け

出典: momo / PIXTA(ピクスタ)

せっかくお参りに行くからには気になるのがご利益ですよね。鎌倉幕府の将軍たちをはじめ武士たちの信仰を集めてきた鶴岡八幡宮。お参りすると勝負運・仕事運がアップするといわれています。

また、八幡宮には源頼朝が妻の政子の安産を祈って置いた「政子石」があり、ここには安産・子宝・夫婦円満・恋愛成就を祈る夫婦や若い女性がたくさん訪れています。初穂料5,000円~を納めると、重要文化財の御社殿で祈願をしてもらうこともでき、商売繁盛・合格祈願・家運隆昌祈願などの参拝客が絶えません。

ここ一番の勝負どころで祈願をしてもらうと落ち着いて勝負に臨むことができそうですよね。

休憩所、お土産

出典: jooko3 / PIXTA(ピクスタ)

鶴岡八幡宮の敷地は広大なので、歩くのに疲れたら休憩したいもの。八幡宮には休憩所が3つあります。池を見ながらお茶を飲むことができる休憩所もあり、参拝客や観光客の憩いのスポットになっています。

鶴岡八幡宮の池は春は桜、夏は紅白の蓮の花が美しく咲くことで有名ですから、花を見ながらしばし休憩し、再び散歩に向かうのも楽しいでしょう。

◆鎌倉紅谷

それでは、鶴岡八幡宮に行ったときぜひ立ち寄りたいお土産のお店をご紹介します。

まずご紹介するのは、八幡宮の目の前にある「鎌倉紅谷」。こちらの「クルミッ子」は、鎌倉土産の定番中の定番です。自家製キャラメルに詰め込まれたクルミは、バター生地との相性が抜群。お土産にも喜ばれます。

◆鎌倉ニュージャーマン

定番と言えばもう一つ外せないのは「かまくらカスター」(ギフト品6個入り843円)。

1982年に発売され、今でも人気のカスタード菓子です。きめ細やかなスポンジに、甘さ控えめのカスタードがたっぷり入っています。人気の秘密であるふわふわのスポンジは、実は季節によってはちみつの配合が変えられているのをご存知でしたか?おいしさを求めて決して妥協しない姿勢が、かまくらカスターを不動の人気商品にしているんですね。

◆味くら

お漬物が好きな方に紹介したいのが「味くら」のお漬物です。鎌倉駅と鶴岡八幡宮を結ぶ小町通りと若宮大路に1店舗ずつあり、アクセスも便利。

合成保存料や着色料を極力使わず、素材本来の味を引き出すことに専念したお漬物は、漬物好きも納得の味です。種類が豊富なため思わず迷ってしまいますが、試食ができる商品が多いので安心して買い物できます。和食党の方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

初詣、年間の行事について

出典: jyapa / PIXTA(ピクスタ)

初詣スポットとしても人気の鶴岡八幡宮。国内有数の参拝者数を誇ります。
1月1日から1月7日までは、「御判行事 (ごはんぎょうじ)」という特別なお参りをすることができます(初穂料1000円)。八幡宮本殿奥の御神印を額に当て、加護を授かることができるのはこの時期だけ。武士が戦に出陣するとき八幡大神の加護を受けたことに由来する行事で、合格祈願・無病息災などを祈る人が多く参拝に訪れます。

また、境内にはたくさんの植物が植えられ、四季折々、私達の目を楽しませてくれます。同じ風景でも違った季節に行くと、また異なる表情を見ることができるでしょう。

アクセス方法、駐車場

出典: gandhi / PIXTA(ピクスタ)

鶴岡八幡宮はJR鎌倉駅(東口)、江ノ電鎌倉駅より徒歩10分。駐車場もあり、参拝客(普通車)は申し出をすれば2時間まで無料です。

周辺の観光スポット

出典: Various images/shutterstock

鎌倉観光と言えば、やっぱり鎌倉大仏。江ノ電鎌倉駅から乗車し、長谷駅で下車してください。徒歩8分ほどで大仏のある高徳院に行くことができます。1252年(建長4年)に造立が開始され、室町時代末頃には大仏殿のない、「露坐の大仏」になりました。「かまくらや御ほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな」と与謝野晶子が詠んだ大仏をぜひご覧ください。

また、高徳院から徒歩5分の長谷寺は日本最大級の木彫仏(高さ9.18m)で知られます。長谷寺は庭の美しさでも有名ですから、あわせてお参りに行かれてはいかがでしょうか。

周辺でランチにおすすめのお店

◆asakura-ya 鎌倉朝倉屋

まずは「asakura-ya 鎌倉朝倉屋」をご紹介します。鎌倉名物しらすをたっぷり使った、さっぱり塩レモンパスタが人気です。どんぶり派のあなたは、サーモンといくらを贅沢に使った親子丼がおすすめ。どちらも大満足の一品です。

◆Stereo Kamakura vins & cafe

もう一つのおすすめは「STEREO Kamakura vins & cafe」。お客さんの依頼で発案されたというハヤシライスが大人気のこちらのお店は落ち着いた雰囲気で、ディナーにもおすすめ。希少価値の高い32℃豚を使った「宮城『32度豚』低温ロースト」は思わず「うまい」と声の出る味です。特別な日に、ぜひ。

◎まとめ

鎌倉に観光地は多いですが、鶴岡八幡宮は常に人気上位のスポットです。それは御利益やお守り・文化や歴史に惹かれる幅広い参拝者を惹きつけ、周囲に魅力的な場所が多い上にアクセスもしやすいところに理由があるのでしょうね。一人で、友達と、そして家族みんなで。ぜひ皆さんも足を運んでみてください。きっと自分だけの魅力を発見できることでしょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

鎌倉でおすすめの記事

鎌倉のアクセスランキング