名称：清水渓流広場（濃溝の滝・亀岩の洞窟）
住所：千葉県君津市笹1954
公式・関連サイトURL： https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2259.html
350年ほど前の江戸時代に水田耕作を目的として作られた「亀岩の洞窟」。千葉県君津市の清水渓流広場内にあるこの洞窟は、洞窟内に亀に似た岩があることからその名が付いたと言われています。亀は古くから縁起の良い動物として親しまれてきました。この亀に似た岩は、おんぶ亀、母なる亀、黄金の亀という名前が付けられ、平水時に見ることができます。
ホタルや紅葉、滝など季節ごとに楽しめる様々な観光スポットがあり、日本全国からのみならず、毎日のように海外からの観光客など多くの人で賑わう「亀岩の洞窟・濃溝の滝」の楽しみ方をたっぷりとご紹介します。
目次
亀岩の洞窟・濃溝の滝｜神秘的な景色に感動する千葉注目の観光スポット
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「濃溝の滝」と「亀岩の洞窟」の違いは？
「亀岩の洞窟」は「濃溝の滝」という名称でご存知の方も多いのではないでしょうか。「濃溝の滝」は、正式には「亀岩の洞窟内にある滝」のことを指します。これはスタジオジブリの作品のような世界と似ているということからSNSで広まり、「亀岩の洞窟」のことを「濃溝の滝」と呼ぶ人が増えたからです。
君津市のサイトでは洞窟内に流れる滝のことを「濃溝の滝・亀岩の洞窟」と表記されています。
おすすめの撮影時間帯
「亀岩の洞窟」は、水面に反射した太陽の光がハート型に見えることで有名で、その幻想的な光景を写真に収めようと多くの人が訪れます。ですがその光景は毎日見られるわけではありません。
時期、時間帯が重要になります。その光景が見られるのは、3月の春分の日と9月の秋分の日前後の6時30分〜7時30分ごろと言われています。朝日ですので当然晴れの日にしか見ることはできません。特に9月は紅葉も見頃を迎え始める時期ですので、休日は早朝から混雑するほど人が集まります。
朝日が差し込むその光景はまさに絶景で一度は見てみたいものですね。ぜひこの時期のこの時間帯を狙って訪れてみてください。
清水渓流広場
清水渓流広場には木道が整備されており、散策にピッタリ。亀岩の洞窟を見学した後は、清水渓流広場を通って駐車場へ戻れるようになっています。
初夏にはホタルも見られる
キレイな水が流れる清水渓流広場は、ホタルを見られることでも知られています。ホタルにも様々な種類がありますが、亀岩の洞窟ではゲンジボタル、ヘイケボタルが生息しており、ゲンジボタルは5月下旬から6月下旬、ヘイケボタルは6月中旬から8月下旬にかけて多く観察することができます。
一般的にホタルは曇りの日、風の少ない日、湿気の多い日に活発に活動すると言われているので、このタイミングを狙うと見られる確率が高くなりますよ。
南房総地区では夏季には多くのホタルを見ることができますが、亀岩の洞窟は千葉県屈指のホタルの生息数を誇ります。ホタルが作る温かな光で日々の疲れを癒してみてはいかがですか。
ハートに見える滝壺を持つ「濃溝の滝」と「幸福の鐘」
前述の通り、濃溝の滝では朝日が池に反射する景色がハート型に見えることで有名で、縁結びや恋愛成就にご利益があることでも知られています。駐車場から自然に囲まれた遊歩道を歩いた先にある「幸福の鐘」は”幸運の鐘の音が亀岩の向こうから開運福寿を呼びこむように”という願いを込めて名付けられました。
幸福の鐘を鳴らすと恋が実ると言われているほか、ハート型の絵馬もあり願い事を記すことができます。
他にも亀岩の洞窟及び清水渓流広場には数多くのハートのモチーフのものがあり、恋愛成就祈願はもちろんのこと、カップルで訪れるのもオススメ。また、この幸福の鐘は亀にあやかり、鐘を鳴らすと長寿にもご利益があると言われ注目されています。
濃溝の滝・亀岩の洞窟へのアクセス
【車の場合】
第1・第2・第3と3か所の駐車場が完備されており、無料で駐車できます。車での場合は、館山自動車道君津ICもしくは圏央道木更津東ICから下りて行くことができます。君津ICからは25km、約30分で到着します。ハート型の絶景や紅葉、ホタルが見られる時期などは混雑することがあり、臨時駐車場が設置されます。
【電車の場合】
電車では東京駅から上総亀山駅まで約2時間半でアクセスできます。
上総亀山駅からは、1回1人500円で利用できる君津市デマンドタクシー「きみぴょん号」で、約15分。
【バスの場合】
バスでは東京駅からは「アクシー号」、千葉駅からは「カビーナ号」という高速バスに乗り、それぞれ「君津ふるさと物産館」で下車します。
バス停からは、前述の君津市デマンドタクシー「きみぴょん号」で約5分です。
名称：君津市デマンドタクシー「きみぴょん号」
公式・関連サイトURL：https://www.city.kimitsu.lg.jp/soshiki/12/96.html
※要予約
※2024年2月の情報です
◎濃溝温泉「千寿の湯」でのんびり休憩タイム
亀岩の洞窟を散策したあとは、駐車場に隣接する濃溝温泉「千寿の湯」で疲れを癒しませんか。千寿の湯は清水渓流広場の入り口にある源泉掛け流しの天然温泉です。泉質は重炭酸ソーダ水で、お肌に効果があり肌悩みのある方には特におすすめの温泉です。
温泉からは笹川の渓谷を見ることができ、秋には紅葉を、夜にはライトアップされた昼間とは違った景色を楽しめます。絶景を眺めながら日常のことを忘れてゆっくりとした時間を過ごすことができます。施設内には休憩室もあり、食事を楽しむこともでき、旅の疲れを癒すには最適の施設です。
名称:：濃溝温泉 千寿の湯
住所：千葉県君津市笹1954-17
料金（税込）：大人1000円、小人（5歳以上）500円
営業時間：10:30〜21:00
定休日：火曜
公式・関連サイトURL：http://www.senjyunoyu.net/
※2024年2月の情報です。
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