千葉の魅力がぎゅっと詰まった「房総フラワーライン」の見どころをご紹介

画像出典:今井 空 / PIXTA(ピクスタ)

千葉の魅力がぎゅっと詰まった「房総フラワーライン」の見どころをご紹介

皆さんは千葉県館山市にある「房総(ぼうそう)フラワーライン(館山市:たてやまし)」をご存知ですか。館山市下町交差点から南房総市和田町の海岸線の道路沿いに菜の花やマリーゴールドなど、四季折々の花が咲き誇る「日本の道百選」にも認定された有名なドライブロードです。今回はそんな房総フラワーラインの魅力をたっぷりとご紹介していきます。

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千葉の魅力がぎゅっと詰まった「房総フラワーライン」の見どころをご紹介

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房総フラワーラインとは?

「房総フラワーライン」とは前述の通り、館山市下町交差点から南房総市和田町までの46kmに及ぶ海岸線の道路沿いを指します。春には菜の花、夏にはマリーゴールドなど、季節ごとに海岸線に咲く花々はまさに絶景で、綺麗に咲き誇る花々を見ながらのドライブは気持ちを落ち着かせてくれるでしょう。館山市下町交差点から相浜交差点までが第1フラワーライン、相浜交差点以東が第2フラワーラインに分かれます。

第1フラワーラインは1986年に日本の道百選に認定されました。花を眺めながらドライブするのはもちろんのこと、ポピーの里 館山ファミリーパークでは花摘みをすることもできます。1月下旬には館山若潮マラソンが開催されており、花々が咲く道沿いを走る毎年恒例の行事として親しまれています。

「館山ファミリーパーク」でポピー摘み体験

出典: yukky / PIXTA(ピクスタ)

花を眺めながらドライブするのも楽しいですが、せっかくなら花摘みをして家に飾りたいですよね。そんな方には第1フラワーラインにある「館山ファミリーパーク」がオススメ。「館山ファミリーパーク」は花摘み、釣り、パターゴルフなどが楽しめるほか、ドッグランもあり家族揃って自然の中で体を動かし楽しむことができる施設です。その中でも花摘みは特に人気を博しています。

冬から春にかけては菜の花やポピー、夏にはひまわり、秋にはコスモスなどが咲き、ラベンダーやホワイトガーデンは年中通して楽しむことができます。7,500平方メートルに咲き誇るポピーは圧巻で12月から5月上旬まで花摘みを楽しむことが可能。

施設には無料の駐車場が完備されており、首都圏からは車で約2時間でアクセスできます。南房総の自然を楽しみたい方はぜひお立ち寄り下さい。

海とお花畑のコラボが美しい「白間津花畑」

出典: barman / PIXTA(ピクスタ)

花摘みにオススメのスポットをもうひとつご紹介します。それが「白間津花畑」。南房総市千倉町の国道410号線に位置する白間津の花畑は、1月から3月にかけてポピーやキンセンカなどの花々が咲き誇り花摘みを楽しむことができます。毎年テレビで紹介されるほどの人気スポットで、シーズンには多くの人が足を運び花摘みを楽しんでいます。お花畑の先には太平洋が見え、綺麗に咲き誇る花々と太平洋を一望でき、気持ちの良い海風が花々の香りを運んでくれ、五感で楽しむことが可能。

房総半島ではお花畑から海を見渡すことができる唯一のスポットです。駐車場付近には切花の直売所やお土産屋が並び、花摘みだけでなくショッピングも楽しめます。花摘みは1本あたりの単価で、入場料は無料です。

子供も大興奮「アロハガーデンたてやま」

ここまで花をメインにご紹介してきましたが、房総フラワーラインには花以外にも数多くの観光スポットがあります。その一つが「アロハガーデンたてやま」です。「アロハガーデンたてやま」は、房総の魅力500選にも認定されている道の駅南房パラダイスに併設されており、動物園、植物園、フラテラスのほか、ハワイアン料理を楽しめるレストランもあり、南国気分を味わえる施設です。

植物園ではパパイヤやスターフルーツが栽培されていたり、土日祝日にはフラダンスなどのショーが日替わりで開催されていたりと、日本にいることを忘れ、南国気分を存分に味わうことができます。

また「アロハZOO」という動物園では園内の動物たちと触れ合うことができ、子供から大人まで楽しむことが可能。全長300mもある「オウゴンカジュマル」と呼ばれるハート型の温室は幸運を呼ぶスポットとして有名なほか、アロハタワーの麓にある鐘へ恋人の聖地としても知られています。

源泉かけ流し「不老山薬師温泉」に癒されよう

房総市を満喫したあとは安房自然村の「不老山薬師温泉」で疲れを癒しませんか。源泉掛け流しのこの温泉はメタホウ酸、メタケイ酸、重炭酸ソーダが泉質で、神経痛や火傷、関節痛など日々の疲れも癒してくれるでしょう。毎日新しいお湯に取り替えており、新鮮な温泉を楽しむことができます。

絶景を眺めるなら「洲埼灯台」

「洲崎灯台(すのさきとうだい)」は1919年に生まれた、国の登録有形文化財にも登録されている有名な絶景スポットです。房総半島南部の最西端に位置し、高さ15mからは富士山や伊豆大島、三浦半島が見渡せます。灯台の周りには菜の花やマーガレットが植栽され、「マーガレット岬」という愛称で地元の人をはじめ多くの人に親しまれています。

最近ではミュージックビデオのロケ地としてさらに人気スポットに。絶景を見渡しながらゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがですか。

まとめ

四季折々の花を楽しめる「房総フラワーライン」の様々な魅力をご紹介してきました。花摘みをはじめ、周辺を含めると温泉や絶景スポットなど1日では足りないほど多くの観光スポットがあります。季節によっていろいろな楽しみ方があり、老若男女全ての人が楽しめる場所でしょう。この記事を参考にして、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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