【2019年8月31日までに購入した場合】2019年9月1日から航空券にターミナルフィーが含まれるようになったため、空港で935ペソ支払う必要があります。
「マクタンセブ空港」はフィリピン・セブ市、マクタン島にある国内第2位の空港です。魅力は何といっても、清潔感と開放感のあるターミナルビル!初めて訪れた方でもわかりやすい造りになっているので、よりセブの人気度が増していくことでしょう。そこで今回はマクタンセブ空港での出入国やお店情報、過ごし方について紹介します!
目次
【2020年最新版】マクタンセブ空港の出入国・お店・過ごし方について
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1. マクタンセブ空港について
マクタンセブ空港は、セブのリゾートアイランドとして知られるマクタン島にあります。セブシティがあるセブ島までは、車で30分~50分ほどでアクセス可能。セブの空の玄関口となっています。
マクタンセブ空港のターミナルビルは2つ。国内線が第1ターミナル、国際線が第2ターミナルです。リニューアル前は第1ターミナルのみだったため、過去にセブに訪れたことのある方は注意が必要になります。
ターミナルビルは清潔感と開放感のある空間が素敵ですが、外観も必見です。波をイメージして造られた屋根と、窓のステンドグラスも美しいです。教会を連想させる造りになっています。木調の屋根は夜になるとライトアップし、見ごたえ抜群ですよ。
また、第2ターミナルのお店は24時間営業しているのも特徴です。深夜・早朝便でも安心して過ごせるでしょう。
2. 入国・到着エリア
まず最初に空港到着から入国ゲート、到着ロビーまでの道のりを紹介します。国際線の飛行機を利用し、空港に到着すると、まず最初に思い浮かべるのは「入国ゲートまでの道のり」ではないでしょうか。
マクタンセブ空港の通路はとてもシンプルです。空港に到着したら道のりに沿って歩くだけで、簡単に入国ゲートに到着することができます。
奥に見えるのが入国ゲートです。
入国審査を通過したら、エスカレーターを降ります。入国審査では英語で質問されることはありませんでした。日本人は観光客が多いのか、聞かれることはなかなかないそうです。万が一、聞かれても大丈夫なように前もって予習しておくといいでしょう。
降りるとこのような風景になります。エスカレーターの上にあるのが入国審査を行った場所です。
エスカレーターを降りたところには荷物を受け取る場所があるので、預けた荷物があればここで受け取りましょう。
荷物を受け取り、税関を通過すると、お土産ショップやリゾートホテルの窓口、両替所などがあります。
到着ロビーは1階になります。外へ出ると多くの方がお迎えに来ていました。
3. 出国・出発エリア(出国手続き前)
続いて出国ゲートまでの道のりとゲート前にある施設や設備などを紹介します。出国(出発)エリアは2階にあります。空港までタクシーでアクセスすると、2階の入口の近くまで運転してくれます。タクシーを降りて直進するだけなので、楽に移動することができました!
入口に到着すると、係員から「パスポートと旅程表もしくはeチケットの控えの提示」を求められます。セキュリティーの厳しさがわかると同時に、搭乗する人しか入れないことから比較的安全に過ごせることがわかります。ただし、油断はせず貴重品や荷物などは目を離さないようにしておきましょう。
ターミナルビルに入ると、清潔感と開放感のある館内に圧倒されました。クリスマスシーズンでもあったので、ツリーが飾られています。
チェックインカウンターは、A・B・C・Dと4ブロックに分かれています。
搭乗する航空会社がどのカウンターになるのかチェックしておきましょう。
ここからは出国ゲート前にある施設・設備の紹介です。まず最初に紹介するのは、荷物の重さを量る計量器です。モニターおよびチェックインカウンターの近くにありました。
各航空会社ごとのツアーデスクもあります。
空港内にはフィリピン・セブのお土産も販売していますが、値段はやや高め。費用を抑えたい方は、スーパーや他のお土産ショップで買うことをおすすめします。
トイレとオーバーサイズの荷物受付カウンターです。トイレはとても清潔感のある印象でした。
トイレの右隣りには薬局があります。出国ゲートを通過すると薬局は入っていないため、マスクや薬などはここで揃えておきましょう。
◆ 出国手続き
チェックインの時間が始まると、このように列ができます。こちらはセブパシフィックの列です。ここでの待ち時間は約25分でした。もう少し早めに並んでおくと、そこまで並ばずに済みます。
また、WEBチェックインすることで、列を回避することも可能です。ここに寄らずそのまま出国審査・保安検査へ行くことができますが、受託手荷物がある場合は一度チェックインカウンターに立ち寄る必要があります。
出国審査前に一つ注意点があります。それは「ターミナルフィーの支払い」です。ターミナルフィーとは空港使用料のことで、935ペソ(2019年12月現在)を支払う必要があります。支払い方法は現金(フィリピンペソ)がおすすめ。空港に着く前にすべて使い切らないようにしましょう。
しかし、注意点がいくつかあります。
【2019年9月1日~12月7日に購入した場合】2019年9月1日から航空券にターミナルフィーが含まれるようになり、同年12月8日からは金額が850ペソから935ペソに変更されました。この期間に航空券を購入された方は、空港で差額の85ペソを支払う必要があります。
【2019年12月8日以降に購入した場合】2019年12月8日より航空券に含まれるターミナルフィーは935ペソに変更されたため、空港でターミナルフィーを支払う必要はありません。
支払いの場所は先ほど紹介した薬局の隣にあります。列が出来ていることもあるので、早めに並んでおきましょう。今回は2019年9月1日以降に発券し、出国日は値上げ前の2019年11月28日だったため支払いは不要でした。しかし、その場合でもここで航空券を提示する必要があります。
提示することで、このように領収証を航空券の裏にホチキス止めしてくれます。出国手続きの際には航空券と領収証の提示を求められるので、ターミナルフィーの支払い所に立ち寄ることを忘れないでくださいね。
出国ゲートです。チェックイン・ターミナルフィーの支払いを終えたら、出国審査へ向かいます。マクタンセブ空港では先に出国審査を行い、その後保安検査となります。出国審査の列は約30分でした。やはり早め早めの行動が大事です。
4. 出国・出発エリア(出国手続き後)
搭乗手続きから搭乗までの道のりと、出国ゲート通過後にある施設やお店についての紹介です。無事に出国審査・保安検査を通過すると、免税店や飲食店などが立ち並ぶエリアに到着します。ここで休憩や食事、最後の買い物をすることが可能です。24時間営業しているのも嬉しいですね。
フィリピンのお土産にとどまらず、世界中のお菓子やお酒などをお扱うお店もありました。
レストランやカフェも数店舗あります。写真は店舗型のカフェです。
世界各国のお酒を楽しめるバーもあります。
日本でもおなじみのバーガーキングもありました。
タイやベトナム、中国などアジア料理を提供しているアジアンレストランです。
飲食店は他にもイタリアンレストランや韓国レストラン、ラーメン店もあります。
スパ・マッサージ施設もありました。出発前にリラックスするのもいいでしょう。
キャラクターのグッズを取り扱うお店。日本でも有名なキャラクターのグッズも販売していました。
両替所と搭乗ゲート。両替所のレートはあまり良くないですが、何かあった時には便利です。
搭乗ゲートは番号によって場所が異なるため、案内板を見て進みましょう。
◆ 搭乗手続き
指定された時間までに搭乗ゲートに向かい、搭乗手続きが始まるまで待機します。始まったら係員に航空券とパスポートを提示し、階段を下ります。
階段を下りると、飛行機の入口につながります。
5. 国内線へ行く場合は?
国際線から国内線、国内線から国際線へ行く場合は無料の連絡バスが運行しています。歩くことも可能ですが、道があまり整備されていないので、無料バスの利用をおすすめします。
6. 出発まで時間がある場合の過ごし方!
余裕を持って空港に到着したのは良かったものの、予定より早く着き過ぎてしまった場合、どのように時間を有効活用すればよろしいでしょうか?
◆ 締めのフィリピングルメを味わう!
出国手続きの開始時間まで時間に余裕のあるなら、国内線ターミナルに足を運んでみてはいかがでしょうか?国内線ターミナルには、フィリピンの国民的ファーストフード「ジョリビー(Jollibee)」があります。入国ゲート前にあるので、気軽に足を運ぶことができますよ。
メニューはハンバーガーやフライドチキン、スパゲッティなど豊富なラインナップ。ドリンクやデザートもあるので、食事ではなく休憩として利用することも可能です。フィリピングルメの締めはぜひジョリビーで満喫してみましょう!
◆ 空港内のカフェ・レストランでひと休み!
出国ゲートを通過したエリアには、レストランやカフェなどの飲食店が数店舗あります。出発時間まで時間に余裕があるなら、飲食店でひと休みするのもアリですよ。空港なので値段は少し上がりますが、24時間営業しているので便利です。
写真は「アジアンキッチン」で食べた、タイで有名なスイーツの「マンゴースティッキーライス」です。もち米とほどよい酸味のマンゴー、チョコソースが上にかかってました。次回はタイに行った際に食べてみたいです。
◆空港内のショップで最後のお土産選び!
「お腹いっぱいだから食事はちょっと...」と思う方は、ショッピングがおすすめ。免税店やお土産ショップを見るだけでも、充分に時間を有効活用することができます。もしかすると、追加で欲しくなるものに出会ってしまうかもしれませんね。
私はお土産ショップ「Moment」にて、最後のショッピングをしました。空港なので値段は高めでしたが、買い忘れのお菓子があったので良かったです。免税店で購入したので、特殊な袋でしっかり閉じられています。マクタンセブ空港で開けてしまうと課税対象になってしまうため、ここでも注意が必要です。
◆ ラウンジでゆっくり過ごす!
ラウンジで過ごすことも空港の醍醐味でしょう。マクタンセブ空港には2つのラウンジがあります。ラグジュアリーで落ち着いた雰囲気なので、ゆっくり過ごすことができますよ。ふかふかなソファーに充電可能なコンセント、フィリピングルメもある軽食スペースなど、つい長居したくなるくらい充実ぶりです。
【プラザプレミアムラウンジの利用対象者】
・Priority Pass
・Amexカード
・Dinersカード
・Dragon Pass
・現金(フィリピンペソ)
etc...
【マブハイマイル(フィリピン航空)の利用対象者】
・フィリピン航空のマイレージカード
・ANAのマイレージカード(SFC・プラチナ・ダイヤモンド)
etc...
◎さいごに:空港を利用して思ったこと
マクタンセブ空港は世界初のリゾートエアポートと言われているだけあって、想像した以上に綺麗でビックリしました。広いのにも関わらずわかりやすい構造なので、初めて訪れた方でも安心して利用することができますよ。今後のマクタンセブ空港に目が離せません。セブ旅行の際はぜひ、空港にも注目してみてくださいね。